2014年11月15日土曜日
第20回クラシックギター弾き回し練習会&ミニコンサートの開催/レポート
11月9日(日)に須坂市の小音楽堂「夢奏庵」にて第20回「クラシックギター弾き回し練習会」&20回記念ミニコンサートを開催しましたが、そのレポートを「クラシックギター弾き回し練習会のブログ」に掲載しました。
こちらをご参照ください。→http://hikimawashi.blogspot.jp/2014/11/blog-post_15.html?spref=fb
2014年9月9日火曜日
第20回「クラシックギター弾き回し練習会」&20回記念ミニコンサートのご案内
第20回「クラシックギター弾き回し練習会」&20回記念ミニコンサートを11月9日(日)に須坂市の小音楽堂「夢奏庵」にて開催しますので、ご案内します。
この「クラシックギター弾き回し練習会」は2011年6月にスタートし、多くの皆様のご支援、ご協力をいただき、この11月に第20回目を迎えることになりました。
そこで、第20回を記念して、通常の「弾き回し練習会」を第一部とし、第二部にゲスト・ギタリストによるミニコンサートを開催します。ゲストには日本を代表する実力派ギタリスト、益田正洋氏をお迎えします。
詳細は「クラシックギター弾き回し練習会」専用ブログにてご案内していますので、こちらをご覧ください。→http://hikimawashi.blogspot.jp/2014/09/blog-post.html
詳細は「クラシックギター弾き回し練習会」専用ブログにてご案内していますので、こちらをご覧ください。→http://hikimawashi.blogspot.jp/2014/09/blog-post.html
2011年11月15日火曜日
コンサート「スペイン!~ギターと絵画の交わるところ」
11月12日(土)午後に北安曇郡松川村の「すずの音ホール」で『スペイン!~ギターと絵画の交わるところ~ in 安曇野』と題するコンサートが行われたので、家内と聴きに行きました。
このコンサートは、近代スペイン美術史の専門家、川瀬祐介氏によるスペイン美術の解説とトークを挟んで、今注目のクラシック・ギタリスト、益田正洋氏がスペイン作曲家の曲目を演奏するというものです。
まず最初に益田氏によるI.アルベニス作曲「入江のざわめき」のソロ演奏があり、川瀬氏と益田氏によるトークとなりました。トーク1のテーマは「スペインの『発見』とアンダルシアの魅力」です。
次の演奏の準備のため益田氏が楽屋に下がると、スライドを使っての川瀬氏一人による解説です(下の写真)。
その後、演奏と解説・トークが次のように交互に行われました。
*益田氏による演奏: E.グラナドス作曲 「オリエンタル」
F.タレガ作曲 「アラビア風奇想曲」
*トーク2:テーマ「イスラム文化の遺産」
*演奏: I.アルベニス作曲 「グラナダ」
F.タレガ作曲 「アルハンブラ宮殿の想い出」
・・・下の写真はこの曲を演奏する益田氏。
~休憩~
*演奏: F.ソル作曲 「魔笛の主題による変奏曲」
*トーク3:テーマ「ソルとゴヤ~二人の同時代人」
*演奏: M.リョベート編曲 「カタルーニャ民謡集より ~哀歌、盗賊の歌、聖母の御子」
*トーク4:テーマ「国際的で地方的なカタルーニャ」
*演奏: E.グラナドス作曲 「詩的ワルツ集」全曲
*アンコール演奏: I.アルベニス作曲 「グラナダ」 (再演奏)
益田氏の演奏は力演で楽しめました。特に、E.グラナドスの「詩的ワルツ集」全曲を生で聴いたのは私は初めてで、聴きごたえがありました。また、川瀬氏と益田氏の二人の掛け合いのトークはなかなか軽妙で、良かったです(下の写真)。
この日演奏された曲は、クラシックギターを趣味とする人にとっては聴きなれた人気曲が多く並べられています。しかし、その当時の社会・時代背景、フランシスコ・デ・ゴヤ(1746~1828)などスペインを代表する画家やその絵の解説、そしてフェルナンド・ソル(1778~1839)、フランシスコ・タレガ(1852~1909)、イサーク・アルベニス(1860~1909)などのスペインの作曲家との関連を交えての解説、トークがあり、それらとからめてギター演奏を聴くと、興味は膨らみ、また掘り下げられました。普通のコンサートにはない面白さ、新しい楽しみ方になったと思います。
このような美術の解説を交えてのクラシックギター演奏の企画は是非今後も続けていただき、敷衍していただいたら面白いと思われます。
このコンサートに先立ち、月刊誌「現代ギター」10月号には、このお二人に音楽評論家・濱田滋郎氏を交えた鼎談記事、『絵画とギター ~ ゴヤと3人のギター作曲家』が巻頭特集として10頁にわたって掲載されています。この記事の内容はこの日のコンサートの解説・トークにほぼ沿っています。この特集記事の最初の2頁を参考までに下に添付します(3頁以降は「現代ギター」10月号をご覧ください)。
次の演奏の準備のため益田氏が楽屋に下がると、スライドを使っての川瀬氏一人による解説です(下の写真)。
*益田氏による演奏: E.グラナドス作曲 「オリエンタル」
F.タレガ作曲 「アラビア風奇想曲」
*トーク2:テーマ「イスラム文化の遺産」
*演奏: I.アルベニス作曲 「グラナダ」
F.タレガ作曲 「アルハンブラ宮殿の想い出」
・・・下の写真はこの曲を演奏する益田氏。
*演奏: F.ソル作曲 「魔笛の主題による変奏曲」
*トーク3:テーマ「ソルとゴヤ~二人の同時代人」
*演奏: M.リョベート編曲 「カタルーニャ民謡集より ~哀歌、盗賊の歌、聖母の御子」
*トーク4:テーマ「国際的で地方的なカタルーニャ」
*演奏: E.グラナドス作曲 「詩的ワルツ集」全曲
*アンコール演奏: I.アルベニス作曲 「グラナダ」 (再演奏)
このような美術の解説を交えてのクラシックギター演奏の企画は是非今後も続けていただき、敷衍していただいたら面白いと思われます。
このコンサートに先立ち、月刊誌「現代ギター」10月号には、このお二人に音楽評論家・濱田滋郎氏を交えた鼎談記事、『絵画とギター ~ ゴヤと3人のギター作曲家』が巻頭特集として10頁にわたって掲載されています。この記事の内容はこの日のコンサートの解説・トークにほぼ沿っています。この特集記事の最初の2頁を参考までに下に添付します(3頁以降は「現代ギター」10月号をご覧ください)。
2009年12月11日金曜日
益田正洋氏によるトーレス・ギター試奏会@山野楽器
12月6日(日)に銀座の山野楽器本店で『19世紀にタレガが弾いていたギターの音色を聴いてみよう!』と題するギター試奏会があるということを知り、他にも寄りたいところがあったので、都心まで行きました。
山野楽器本店は歩行者天国で賑わう銀座の三越の向かい側にあります。 隣にはミキモトのクリスマス・ツリーが飾られ、大勢の通行人が携帯などで写真を撮っていました(下の写真)。
山野楽器本店では『F.タレガ没後100年記念スペシャルセール!』を行っていて、この日は、当時タレガが使用していたと言われるアントニオ・デ・トーレスによる1889年製作のギターと今井勇一氏製作のトーレス・レプリカのギターの2本をギタリスト益田正洋氏が弾き比べるというイベントを行っていました。
山野楽器には午後2時半頃着きましたが、3時から7階特設会場で新進若手ギタリストである増田正洋氏によるギター試奏会が始まりました。
まず、現代日本のギター製作家である今井勇一氏製作のトーレス・レプリカを使って、ヴィラ=ロボスの「前奏曲第一番」を弾きました。次に、今度は1889年トーレス製作ギターを使って、F.タレガの「前奏曲第一番」を弾きました。その後も今井勇一氏ギターとトーレス・ギターを使い分けて、全部で5曲(下記)を20分余にわたって益田氏は弾きました。
聴いていて、トーレス1889年製作ギターは深い味わいのある音がしました。音の遠達性はイマイチかもしれません。音量は今井勇一氏ギターの方が出ているような気がしました。トーレス・ギターはセゴビア・トーン(巨匠アンドレス・セゴビアの出した独自の美しい音色)に近い、味のある音色、響きだと思いました。私の好みは明らかにトーレス・ギターです。また、クラシックギターには寿命があり、普通は何十年かすると音が鳴らなくなると私は聞いていましたので、製作後120年も経つこのギターがいまだに綺麗な、味のある音を出すことに驚きました。名人の製作したギターは100年以上経ってもまだ弾き続けることができるということのようです。
なお、新進の注目されているギタリストだけあって、益田氏の演奏は技術も音の出し方も見事でした。機会があれば、益田氏のリサイタルをゆっくり聴いてみたいと思います。
<益田正洋氏による演奏曲目>
ヴィラ=ロボス 「前奏曲第一番」
F.タレガ 「前奏曲第一番」
〃 「アラビア風奇想曲」
〃 「アルハンブラの想い出」
ヴィラ=ロボス 「練習曲第一番」
また、この日は7階特設会場に展示されているクラシックギターは希望すれば試奏させてくれました。私はまず、現在の日本を代表するギター製作家の一人である桜井正毅氏製作のギターModel Special(定価588,000円)を頼んで、試奏させてもらいました。良く鳴り、綺麗な音が出て、十分楽しめるギターでした。弾いていたら、店の人が桜井正毅氏製作のパリコンモデル(定価735,000円)を、次に桜井・河野製Model Maestro(定価1,050,000円)を出してきて、弾かせてくれました。やはり上のモデルは更に音のバランスが良い感じがしました。これらのギターは今回の『スペシャルセール!』のために製作されたばかりだそうです。普通手製のクラシックギターは5年、10年と弾きこむに従って良く鳴るようになりますから、これらのギターは今後弾きこまれれば更に音量、味などが良くなってくるでしょう。桜井氏のギターを弾いてみて、日本の製作家でこれだけの良いギターがあるのであれば、わざわざ輸入物のギターを買う必要はないのでなないか、と私は思いました。
しかしながら、私は今は新しいギターを買う予定はありません。当面は私の愛用する中出阪蔵1976年製作のギターを、故障がない限りは弾いて行こうと思います。
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