2019年2月27日水曜日

雪の極端に少ない蓼科・八ヶ岳

昨日、26日(火)はちょっとした用事があり、2ヵ月振りに日帰りで車を飛ばして茅野市に行きました。
用事が終わってから、たまっているだろう郵便物を持ち帰り、様子をチェックするために蓼科高原の山荘に寄りました。

<里から見た八ヶ岳連峰 2019年2月26日13:07>

蓼科高原に入るところにある糸萱の村には全く雪がなく、そこから見る八ヶ岳連峰は上の方しか白くなっていません(上の写真)。例年なら2月下旬はまだたっぷり雪がある時期なのに、こんなに雪の少ない八ヶ岳連峰はめずらしいです。

<山荘前の道路と蓼科山 2019年2月26日14:00>

標高1,600mの私の山荘に着いてみると、家の前の道路にはほとんど雪がなく、拍子抜けです。平年でしたら、下の写真(2年前の2月)のようにしっかり雪で覆われています。

≪2017年2月21日の山荘前の道路≫

山荘のアプローチにも庭にもわずかしか雪がありません。いつもの冬でしたら、久し振りに蓼科高原に行った時には汗をかくほど入り口やアプローチの雪掻きをしなければならないのに、何もせずに玄関前まで車で入ることができました。

<山荘の庭とアプローチ 2019年2月26日13:58>

アプローチには平年なら下の写真位の雪があります。

≪2017年2月21日の山荘の庭とアプローチ≫

その後、いつもランディと歩く散歩道に行ってみましたが、ここも全く雪がありません。正面に見える蓼科山は頂上周辺が雪で部分的に白くなっているだけです。

<散歩道と蓼科山 2019年2月26日14:26>

下の写真は2年前のこの時期のランディとの散歩です。これが普通の冬の光景なのですが・・・。

≪2017年2月15日のランディとの散歩道/向こうに蓼科山≫

我が家が蓼科に来るようになってから30年が経ちますが、こんなに雪のない冬は初めてです。
これでは春になって雪解け水も少ないでしょうから、農作物などに影響が出ないか心配です。

2019年2月18日月曜日

ハンディビデオレコーダー Q4n

私の誕生日のお祝いに、家内から「ハンディビデオレコーダー Q4n」をプレゼントしてもらいました。
この「Q4n」はズーム(ZOOM)社製で、音楽シーンなどを録画するための、音質を重視したビデオレコーダーで、私が前から欲しいと思っていたものです。

<Handy Video Recorder Q4n 2019年2月>

私の趣味のクラシックギターについては、最近はいろいろ事情があって、家で籠って一人で練習していることが多くなりました。そこで、一人で練習していても刺激が得られるように、自分の演奏を録画して、それを再生して、客観的に見て、聴きます。第三者になったつもりで批評して、自分のできていないところ、問題点を明らかにして、次の改善につなげようという考えです。

<F. タレガ作曲「ラグリマ」 演奏:Poran 2019年2月>

とりあえず、テストにフランシスコ・タレガ(Francisco Tarrega、1852年~1908年)作曲「ラグリマ」を録画してみました。

ラグリマ(Lagrima)とはスペイン語で「涙」の意味です。作曲者タレガがこの曲でどのような涙を表そうとしたのか? 諸説があるようですが、作曲者自身がこの点について何も書き残していないので、確かなことは分かっていません。

私の今の演奏レベルはこの程度なので、止むを得ませんが、それはさておき、このビデオレコーダー(写真の下のくねくねミニ三脚は別売)はアマチュアが使うのにはまずまずの音質なのかなと思います。これから活用しようと思います。

2019年2月6日水曜日

パガニーニ作曲「大ソナタイ長調から第2楽章ロマンス」

今、新しく、ニコロ・パガニーニ作曲の「ギターとヴァイオリンのための大ソナタイ長調から第2楽章イ短調ロマンス」を練習しています。
なんとも長いタイトルの曲ですが、タイトル通りこの曲はギターとヴァイオリンのための二重奏としてパガニーニが書いたものです。

<パガニーニ作曲「大ソナタ・ロマンス」ギターパーツの楽譜>

去年の夏頃から、蓼科高原の同じ別荘地に住むアマチュア器楽愛好者4人が集まって、「ビレッジアンサンブル」(仮称)と称して、練習会を時々行っています。メンバーはフルートのOさん(紅一点)、チェロ&ヴァイオリンのSさん、ファゴットのKさん、それにクラシックギターの私です(下の写真)。

<「ビレッジアンサンブル」四重奏@ペンション「優しい時間」 2018年9月8日>

Sさんから去年の秋に「この曲はどうですか?」と、いただいた楽譜がこのパガニーニの「大ソナタ・ロマンス」でした。
楽譜を見て、弾いてみると、私のレベルでは技術的にも音楽的にもかなりの難曲ではありますが、曲の不思議な魅力に惹き付けられました。クラシックギターの作曲家としてはスペイン人のフランシスコ・タレガ(1852年~1909年)と南米パラグアイ生まれのアグスティン・バリオス1885年1944年)が2大天才作曲家だと私は考えていますが、この2人とはまた違う、パガニーニ独自の美しさがこの曲にはあります。

<ギターとヴァイオリンの二重奏/Paganini「Romance ( grande sonata )」

ニコロ・パガニーニNiccolò Paganini1782年1840年超絶技巧のヴァイオリンの天才・奇才として有名ですが、ギター奏法も修得しており、ギターの曲もたくさん書いています。
一説によれば、特に1800年から1805年にかけてフィレンツェの女性ギター奏者と恋に落ち、表立った活動をやめて、ギター作品を数多く作曲したそうです。

また、彼は生涯にわたってギターを所有し、コンサート旅行の時にはいつもギターも持って行きました。しかし、公のコンサートでギターを弾くことはなく、極めて親密な、内輪の場でのみパガニーニはギターを弾いていました。

<Ana Vidovic のソロ演奏/Paganini「Romance ( grande sonata )」>


パガニーニのこの「大ソナタ・ロマンス」は二重奏の楽譜として書かれていますが、ギター・ソロとしても十分成り立つ、魅力的な曲です。従って、これまで、クラシックギターの巨匠、ジュリアン・ブリームを始め多くの世界的ギタリストたちがこの曲をソロとして弾いています。
上の動画はクロアチア出身の人気女性ギタリスト、アナ・ヴィドヴィッチのソロ演奏です。

私もソロとしてもこの曲を弾くことができるように練習中です。