2023年4月20日木曜日

聖光寺と蓼科湖の桜


昨日、19日(水)は蓼科高原の聖光寺(しょうこうじ)の桜を見に行きました。
我が家からは車で10分程です。

<聖光寺の本堂に向かう参道 2023年4月19日>

聖光寺は標高1,210mの地にあり、その境内には約300本のソメイヨシノが植えられていて、今ほぼ満開です。

<境内のソメイヨシノと向こうの北横岳 2023年4月19日>

ここのソメイヨシノは本州で最後に咲くソメイヨシノと言われています。

<聖光寺本堂 2023年4月19日15:13>

天気も良かったので、普段よりは人は多かったですが、それでも都会の桜の名所と比べたら静かなものです。

<聖光寺の鐘楼 2023年4月19日15:16>

聖光寺の桜は平年ならばゴールデンウイークの時期に満開になり、今年も5月3日に聖光寺では「花まつり」(灌仏会)が予定されています。
今年の開花は平年よりも10日くらいは早く、ゴールデンウイークの頃には花は終わっていそうです。

<境内のソメイヨシノ 2023年4月19日15:19>

聖光寺のあとは、ビーナスラインを挟んで、すぐ南側にある蓼科湖に行き、畔を一周しました。

<蓼科湖と八ヶ岳連峰 2023年4月19日15:29>

湖畔の桜も見頃になってきました。

<蓼科湖東岸のソメイヨシノ 2023年4月19日15:43>

蓼科湖の桜は数は多くありませんが、湖面にその姿を映して、味わいがあります。

<蓼科湖南岸の桜と向こうの蓼科山 2023年4月19日>

湖畔のソメイヨシノは6分~7分咲きと言ったところ。
この週末くらいに満開になりそうです。

2023年4月18日火曜日

上の山公園のタカトウコヒガンザクラ


蓼科高原からメルヘン街道(国道299号)をちょっと下り、糸萱大橋を渡った左の小高くなった所に「上の山公園」(糸萱、標高1,070m)があります。

<上の山公園のタカトウコヒガンザクラ 2023年4月17日

何日か前からメルヘン街道を車で走って、糸萱大橋を渡っていると、満開の桜が見えていました。
昨日はようやく時間がちょっとできたので、上の山公園に桜を見に寄りました

<桜の向こうに見える糸萱の村 2023年4月17日11:11>

上の山公園の桜はタカトオコヒガンザクラで、約25本あります。
タカトオコヒガンザクラはソメイヨシノよりもピンク色が濃いのが特徴です。

<コヒガンザクラ@上の山公園 2023年4月17日>

名前の通りタカトオコヒガンザクラは高遠城址公園が本家本元です。言い伝えによれば、江戸時代末期に高遠藩の御殿女中だった人が糸萱に嫁ぎ、縁あってふるさとの桜を譲り受けたのだそうです。

<満開のコヒガンザクラ 2023年4月17日11:17>

私が行った時、私以外に誰も人はいませんでした。あまり知られていない小さな村の小さな公園です。
独占状態の花見ができました。

<コヒガンザクラと八ヶ岳連峰 2023年4月17日>

上の山公園の桜はもう散り始め。
あと数日で葉桜になってきそうです。

2023年4月17日月曜日

朝、びっくりの積雪


今朝起きて、山荘の雨戸を開けて、びっくり!
外が一面、白くなって積雪しています。1cmくらい積もっています。

南側の庭の積雪 2023年4月17日06:51

このところ平年よりも暖かい日が続いていたので、もう積雪はないだろうと思い込んでいました。

<積雪した春のアプローチ 2023年4月17日06:52>

まだまだ4月の天気はあてになりません。

<今朝の雪が融けたアプローチ 2023年4月17日14:35>

しかし、この時期は昼間は気温が上がりますので、昼頃までには雪はたちまち融けてしまいました。
午後になったら、なにも無かったかのようないつもの景色です。

2023年4月16日日曜日

レオナルド・ブラーボ&猪居亜美 クラシックギタージョイントコンサート


昨日、4月15日(土)は伊那市のニシザワいなっせホールで開催された「レオナルド・ブラーボ&猪居亜美 クラシックギタージョイントコンサート」を聴きに行きました。

<L.ブラーボさんと猪居亜美さん~コンサート終了後にホワイエで
2023年4月15日17:35

私はブラーボさんのコンサートはこれまで何度も聴いていますが、猪居亜美さんの生演奏を聴くのは初めて。 お二人が共演するのも初めてとのこと。年齢もバックグラウンドも(多分)かなり違うお二人ですが、聴いてみて、とても良い組み合わせだと思いました。

L.ブラーボ&猪居亜美 ジョイントコンサート のチラシ

コンサートの二日前に伊那市にいらして、二人で合わせたとのことですが、そんな短期間とはとても思えない素晴らしい二重奏。流石で、高い音楽性をお持ちのお二人だからだろうと拝察しました。

この日のコンサートのプログラム

♬ アンコールは次の3曲 ♬
①猪居亜美ソロ:F.タレガ作曲 「アルハンブラの思い出」
②L.ブラーボ ソロ:マヌエル・ポンセ作曲(L.ブラーボ編曲) 「エストレリータ」
③二人のデュオ:スタンリー・マイヤーズ作曲 「カヴァティーナ」


ソロ演奏も含めて、心に染み入る、印象に残るコンサートでした。

終了後の近くの串揚げ屋での打ち上げ会にも、私は図々しくも参加させてもらいました。お二人とも明るく、ざっくばらんで、また、このコンサートを主催された伊藤正己先生のお人柄もあり、楽しい懇親会でした。

猪居亜美さんは大阪出身、在住ですが、なんと長野県にいらしたのは仕事でもプライベートでも今回が初めてとのこと。

是非また長野県にいらして、素敵な音楽を聴かせてほしいです。

2023年4月6日木曜日

下菅沢の祖霊桜


先日、私の知人がSNSで下菅沢しもすげさわの満開の祖霊桜の写真をアップしていました。
そこで、昨日、5日(水)は一日曇天でしたが、週末に向けて更に天気は下り坂との予報でしたので、とりあえず見に行きました。

<下菅沢の祖霊桜 2023年4月5日14:14>

祖霊桜(それいざくら)は茅野市豊平の下菅沢の村の中に立つ、大きなシダレザクラ(エドヒガンの枝垂れ性品種)で、畑のかなり向こうからでもよく見えます

<満開の祖霊桜と説明看板 2023年4月5日14:19>

この大きな桜は、木川姓が半数を占めるこの地域の守り神として、墓地の真ん中に立ちます。
戦国時代、武田信玄の軍用道路が近くを通り、戦いの途中で息絶えた武将が葬られていて、
織田信長に敗れて同地に隠れ住んだ武田氏終焉の武将・武田勝頼の家臣らが後にふるさと甲斐のシダレザクラを植えた、との伝承が残っている由。

<満開の枝垂桜の向こうに見える八ヶ岳連峰 4月5日14:27>

祖霊桜は樹齢推定400年以上で、幹周が5.22メートルある市内最大の桜。茅野市天然記念物に指定されています

<八ヶ岳連峰を背景に立つ祖霊桜 2023年4月5日14:36>

神々しい八ヶ岳連峰を背景にして、墓石の並ぶその中央に見事に咲いたシダレザクラをじっと眺めていると、このサクラはいにしえのつわもの(兵)どもの霊を何百年にわたって慰めてきているんだろうな、とそんな感じがしてきます

2023年4月4日火曜日

蓼科湖の水芭蕉

 
昨日、3日(月)は車で山を下りる途中に蓼科湖に寄って、久し振りに湖畔を一周散歩しました。

<水芭蕉と蓼科湖 2023年4月3日12:00>

蓼科湖の駐車場に車を停めて、湖畔を時計回りに歩き始めると直ぐに、東の湖畔に水芭蕉が自生する所があります。

<開花した水芭蕉 2023年4月3日12:00>

もう水芭蕉は見頃になっています。

<湖畔の水芭蕉 2023年4月3日12:05>

平年ですと、4月20日前後が見頃の時期ですから、平年よりも2週間以上は早いです。

<蓼科湖と、向こうの蓼科山、北横岳 2023年4月3日12:12>

風のない時には向こうの蓼科山や北八ヶ岳が湖面にきれいに映りこむのですが、この日はちょっと風が強かったので、湖面が波立って、山々の映りこみはありません。

<蓼科湖と八ヶ岳連峰 2023年4月3日12:23>

南側に見える八ヶ岳連峰はこの時期にしては雪が少ないです。
今年は暖かくて、雪解けが早いので、蓼科湖や向かいの聖光寺(しょうこうじ)のソメイヨシノの開花はかなり早いかもしれません。

2023年4月3日月曜日

スペインバル「アランフェス」開店10周年企画コンサート

 
4月1日(土)は上田市のカフェ&スペインバル「アランフェス」のリニューアル・オープン10周年企画、「アランフェス de アランフェス」コンサートがありましたので、私は聴きに伺いました。

<カフェ&スペインバル「アランフェス」外観 2023年4月1日>

この店は今のシェフ&経営者の父上、山宮さんが30数年にわたって喫茶店として経営していたものを、スペイン料理の修行をされた、その息子さんの現経営者がリニューアルして、スペイン料理店として2013年に開店されたものです。

私は2013年4月の開店時のオープン・イベントにもお招きいただき、参加しました。

<アランフェス協奏曲を演奏中の大萩康司さん&河野紘子さん>
(お店のHPから転載させていただきました)

コンサート「アランフェス de アランフェス」とは、スペインバル「アランフェス」でホアキン・ロドリーゴの名曲「アランフェス協奏曲」を弾くというものです。
演奏は、山宮さんご家族とはリニューアル・オープン以前からお付き合いのあるという大萩康司(クラシックギター)&河野紘子(ピアノ)ご夫妻です。

<演奏を終えた大萩さん&河野さん>
(お店のHPから転載させていただきました)

私は大萩&河野ご夫妻のアランフェス協奏曲の演奏は何回か聴いていますが、この日は私の席はたまたま最前列、しかも奏者・大萩さんの真ん前。大萩さんとは1メートルも離れていません。「アランフェス」を演奏中の大萩さんの息遣いは聞こえるし、弦をはじく、右手のタッチも良く見えます。その右手の使い方は繊細で、正確。右手を使う技術は驚異的です。勉強にもなりました。
もちろん、この日の演奏はいつにも増して素晴らしく、お二人の息の合った演奏は感動的でした。

<「アランフェス」の近くを流れる千曲川 2023年4月1日>

ギター、ピアノそれぞれのソロもあり、「アランフェス」以外の二重奏もあり、コンサートを堪能しました。

コンサートの後は希望者による打ち上げパーティーです。パーティーの準備まで少し時間があったので、私はお店のすぐ近くの千曲川の土手などを散歩しました。
春の千曲川の河川敷も気持ちが良かったです。

<打ち上げパーティーでの最初のタパスの品々@アランフェス>

コロナ禍も一段落してきたので、立食パーティーで行われました。
まず、様々な美味しいタパスがテーブルにずらりと並びました。

<「アランフェス」特製、山女魚のパエリア 2023年4月1日>

そして、料理の最後は、オーナー、山宮さん(父上)が富山県黒部に行って、釣ってきたばかりという山女魚を使ったパエリア。ここでしか食べられない逸品です。
様々なスペイン料理の品々をお腹いっぱいいただきました。

大萩ご夫妻の素晴らしいコンサートを間近でお聴きし、なかなか食べられないような美味しいスペイン料理をいただき、いろんな方々とお話ができ、私にとっては記憶に残るイベントになりそうです。