2007年9月30日日曜日

埼玉ギターコンクールに初参加


9月23日(日)に埼玉ギター協会主催「第14回埼玉ギターコンクール」に初参加しました。
会場はさいたま市民会館うらわです。埼玉ギターコンクールの参加資格には制限はありません。学生でも、何歳の人でも、また、他のコンクールの優勝経験者も参加OKです。ここのコンクールは、他のコンクールのように演奏を録音したテープやCDによる事前審査はありません。一定人数に達するまでに申し込んだ人は全員演奏できます。コンクールでは、課題曲として指定された4曲の中からの1曲と自由曲(7分以内)を弾きます。
当日は63人が参加し、朝10時から夜7時過ぎまで延々と演奏が続きました。60歳の私は参加者の中では最高齢のように見えました。最若年では、7歳と10歳の女の子が参加していました。この10歳の女の子は5位に入賞しました。多分親が英才教育を授けているのでしょう。ここは、他のコンクールの入賞経験者も参加OKなので、上位に入るような人たちはレベルが高かったです。今回1位から3位までに入賞した人達は音楽性にプラスして超絶技巧を備え、プロを目指しているような感じの若い人達でした。また、ベテランの参加者の中にもセミプロ級の人がいました。
私のように25年間位ギターを弾いておらず、最近になってギター・ソロの練習を再開し、まだ1年に満たないような還暦の人が参加するのは無謀かなあ、と思いました。しかし、最後は、これも度胸試しだと思って、腹を決めて参加しました。
私の出番は午後の後半でした。演奏予定時間の2時間前までには会場入りするようにとの連絡を受けていましたので、2時間位前に控室に入りました。そこでは順番待ちの人たちが練習しており、私も時々練習をして待っていました。予定よりも進行は遅れ、ようやく次の番になると係りの人が私を呼びに来ました。そして、前の人の演奏が終わるのをコンサート会場の入口の外で、ギターの調律をして待っていました。緊張は極度に高まりました。ついに自分の番が来て、横から舞台に入って行き、椅子に座り、足台をセットして、ポジションを決めたら、余分なことはできるだけせずに、演奏に入りました。やはり緊張はしましたが、国分寺のライブハウス「クラスタ」で最初弾いた時のように、指が震えるほどの緊張はなんとかしないで済みました。
上位10数人の人の審査結果・点数は公表されますが、それ以外の人たちの審査結果は、演奏後の打上げ懇親会の際に審査員に個別に聞けば、教えてくれるとのことでした。そこで、懇親会の時に私は審査員の先生に自分の結果を聞きに行きました。私の点数は76点で、「きちんと発音するように。最初は硬かったが、後半だんだん良くなってきた。」とのコメントが記載されていました。76点がどの程度の位置なのか分かりません。しかし、後で郵送されて来た結果報告書で上位入賞者の点数を見ると、1位が82.75点、5位81.25点、10位80.00点、15位77.88点でした(100点満点にして)。全員の点数が公表されないので、正確な順位は分かりませんが、それほどひどくはなかったかな、と思いました。この歳になってギター・ソロの練習を再開しての初参加ということを考えれば、特別落胆することもないかな、と自分を慰め、一応ほっとしたという感じです。
このコンクールに一日参加し、他の人達の演奏も一部は聴くことができ、たいへん勉強になり、良い経験になりました。

2007年9月17日月曜日

露天風呂「石遊の湯」


9月13日(木)夕方、別荘地の下にあるJAスーパーに買い物に行く途中、久し振りに別荘地入口近くにある露天風呂「石遊の湯」(いしやすのゆ)に行って、入りました。(HP→http://www.f6.dion.ne.jp/~ishiyasu/
ここは、”かつて軍需用の鉄鉱石を掘り出していた諏訪鉄山跡地から湧き出した温泉”と言うだけあって、泉質はナトリウムです。お湯は透明ですが、とろっとした感じ、温泉らしくていいです。いつも行っている横谷峡温泉とは違う湯質です。
男湯は露天風呂が二つあります。湯船がやや小さく、洗い場が6人分しかないので、連休など、混雑する時には芋を洗うようになってしまうのが難点です。入湯料1回500円はリーズナブルです。

2007年9月13日木曜日

初秋の蓼科


9月に入り、標高1,600メートルの私の山荘の周りは秋の気配になってきました。真夏には鮮やかだった木々の緑は色あせてきています。黄色い葉っぱが少しずつ増えてきました。

初秋の別荘地と縞枯山 07.9.13 by Poran111


朝晩は山荘では長袖の上にカーデーガンを羽織っています。
夏のにぎわいはなくなり、静かな落ち着いた時期です

2007年9月12日水曜日

台風一過の畑


9月10日(月)に蓼科に戻り、約10日振りに畑に行ってみました。先週、6日(木)に関東地方を直撃し、日本東部を縦断した台風によって私の畑のトウモロコシは倒れていました。

台風で倒れたトウモロコシ 07.9.10 by Poran111

しかし、今回はムジナに食べられた形跡はありませんでした。もう食べ頃のトウモロコシはなくなっていたからでしょう。その代り、隣の畑と、そのまた隣の畑のトウモロコシがムジナにきれいに食べられていました。

もう私の畑のトウモロコシは終りのようです。
まだ残っている収穫できそうなものは、ネギ、ナス、ピーマン、しし唐、それにズッキーニとキュウリが少々です。
秋の気配とともに、畑仕事も終盤にかかっているようです。ちょっと寂しい気がします。

2007年9月2日日曜日

ムジナとの共存?



8月23日(木)~24日(金)に軽井沢に一泊旅行して帰ってきて、翌日畑に行ってみたら、トウモロコシが10個以上なにかの動物に食べられ、身だけきれいに食べたカスが畑に転がっており、茎も何本か倒されていました。たまたま畑の地主のYさんが雑草取りに来てくれていたので、聞いてみたら、「これはムジナ(狢)の仕業だ」と言われました。

image from www.flickr.com          畑のトウモロコシ 2007.8.27

翌日、畑に行ってみたら、また同じように10数個トウモロコシがムジナに食べられていました。畑全体には地主のYさんが最初から鹿よけの電気フェンスで周りを囲ってくれてあります。従って、鹿の害は防げるのですが、ムジナは電気線の下をくぐって入ってきてしまうようです。近くのホームセンターに行って、動物よけのネットを買おうかと見ましたが、6,000円~7,000円もします。もともと採算度外視の野菜作りとは言っても、今更これだけのお金をかける気もしません。鳥よけのネットが300円位で売っていましたので、これを買ってきて、とりあえずトウモロコシの周りに張ってみました(上の写真の薄く赤く映っているもの)。その翌日畑に行ってみると、ムジナがネットを突破して入ってきて、トウモロコシを又10個位食べていました。やはりこのネットでは効果はありませんでした。

image from www.flickr.com              ムジナに食べられたトウモロコシ 07.8.25

もう今年はしかたがありません。もともとトウモロコシが順調に育ったら、100数十個採れてしまう計算で、夫婦二人では食べきれる訳がありません。ムジナに食べたいだけ食べさせてやることに決めました。しかし、一番美味しいところをムジナが夜の間に食べて、残りを人間が食べるというのはちょっと癪ではあります。

 *この地方でムジナ(狢)と呼んでいる動物はハクビシン(下の写真)の一種だそうです。
image from www.flickr.com                 ハクビシン(狢)
image from www.flickr.com                  ハクビシン(狢)(2)

2007年9月1日土曜日

稲垣稔&田口秀一ギタージョイントコンサート


8月25日(土)夜は、ここの別荘地の夏のコンサートでは最後となる「稲垣稔&田口秀一ギタージョイントコンサート 」を家内と聴きに行きました。場所は別荘地内にあるペンション「ベルクハウスG-CLEF」です。このペンションでは8月24日(金)から26日(日)まで2泊3日で、クラシックギターの「第1回蓼科高原サマースクール」が開催されていました(→http://homepage1.nifty.com/bhg-clef/ibenntojouhou.htm)。このスクールの講師であるプロ・ギタリスト、稲垣稔氏と田口秀一氏のコンサートが、一般公開として25日(土)夜に行われたものです。

それぞれのソロとデュエットが演奏されました。稲垣稔氏は下記の曲を演奏しました。いずれも私は初めて聞く曲でしたが、技術は正確で、音質は良く、音楽性も高く、一流のプロだと思いました。 家に帰ってから、NETで稲垣氏のホームページ(→http://www.m-inagaki-guitar.com/index.html)を調べたら、稲垣氏は数々の国際ギターコンクールで優勝していて、もともと実力者だということが分りました。関西を中心に演奏活動をしているようで、関東でのコンサートは少ないようです。

J.ヴィーニャス作曲    「独創的幻想曲」
A.カルレヴァーロ作曲  「中南米風前奏曲より、
No.1 エヴォカシオン、No.2 カンボ、No.3 タンボリーレス」
J.アスピアス作曲      「2つのメキシコ民謡、 小鳥飼いの娘、ラ・アデリータ」

「ベルクハウスG-CLEF」のオーナー植松さんと会った時、「明日の講義と公開レッスンは、有料ですけど、聴講していただけますよ」と言われたので、翌日26日(土)は朝9時からの講義と10時からの1回目の公開レッスンを聴きに行きました。講義は稲垣氏によって行われ、内容はギターを弾く時の右手の指の使い方、左手の使い方、ギターの構え方、調弦の仕方など、質疑応答を交え、非常に実際的なものでした。大変参考になりました。家に帰って早速ためしました。

公開レッスンは、50歳代の男性の受講生がアルベニスの曲を弾きました(曲名は忘れました)。稲垣氏がその演奏についてアドバイスし、実際に弾いたりしました。こういう一流の先生の指導を受けられる人は羨ましいと感じました。