2011年1月31日月曜日

新雪の寒い朝



今朝7時半、山荘のベランダに置いてある温度計を見ると氷点下16度でした。この冬一番の寒さです。


夜の間に雪が降り、4~5cm雪が積もっていましたが、朝から晴れ上がっています。


image from www.flickr.com<朝の山荘ベランダ 2011年1月31年 7:35>

木々の枝の上には綿雪が乗って、きれいな雪化粧となりました。


image from www.flickr.com <ランディと朝の散歩 2011年1月31日 10:04>

しかし、この枝の上の雪は、午後になると風が吹き、日が照ると、落ちてほとんど無くなっています。 

2011年1月28日金曜日

諏訪湖の氷



昨日、27日(木) は諏訪湖畔にある諏訪赤十字病院に人間ドック日帰りコースを、家内と二人で受診に行ってきました。


一昨年までは東京で約20年間、ほとんど毎年人間ドックを受診していました。しかし、今は蓼科に定住になったので、地元で受診した方がなにかと便利だろうと、初めて諏訪赤十字病院に行きました。


諏訪赤十字は10年程前に新築、移転し、建物も大きく、設備も新しく、きれいでした。今まで行っていた東京の病院の人間ドックでは毎回6~7人程度の受診者でしたが、こちらは何十人もいて驚きました。病院の解説書によると、ここのドックの定員は50人ですが、それでも2カ月半待ちだそうです。今、新病棟を建設中で、それが出来上がると、受入れ人数は70人に増えるそうです。


ここの健診センター(人間ドック)は設備もスタッフも揃っている感じで、まずまず満足しました。


image from www.flickr.com<凍った諏訪湖 2011年1月27日12:15> 

健診、診断が終わった後、医師による結果説明までに時間があったので、お昼頃、病院の前の諏訪湖畔を少し歩きました。岸の辺りはかなり厚く凍っていましたが、湖の中の方は一部凍っていないように見える所がありました。


この冬は平年よりも気温の低い日が多いですが、それでも諏訪湖の御神渡り(おみわたり)が見られるようになるためには、更に寒い日が続く必要がありそうです。


image from www.flickr.com <諏訪湖の岸の氷 2011年1月27日12:17>
[御神渡り発生のメカニズム]
冬期、気温が低下するなか、諏訪湖の湖面が全面結氷し、寒気が数日続くことで氷の厚さが増してゆきます。さらに昼夜の温度差で氷の膨張・収縮がくり返されると、南の岸から北の岸へかけて轟音とともに氷が裂けて、高さ30cmから1m80cmくらいの氷の山脈ができます。これを「御神渡り」と呼び、伝説では諏訪神社上社の男神・建御名方神(タケミナカタノカミ)が下社の女神・八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)のもとへ通った道筋といわれています。

2011年1月24日月曜日

ランディのちょっとした冒険



ランディと日々の散歩の途中、毎回一度や二度鹿と遭遇しますが、ランディは鹿を見ると猛然と追い掛けようとします。これは獲物を追うボーダーコリーの野生の本能だと思います。しかし、リードが付いているのでランディは追うことができません。リードを放したら、ランディはどこに行ってしまうか分からないし、途中で車と出合った場合、ランディは走る車も猛然と追いかけますから、自動車との事故につながる危険が大です。


image from www.flickr.com <別荘地内の牡鹿 2008年3月28日撮影>
  
しかし、一度だけでもランディに鹿を自由に思い切り追いかけさせてあげたいと私は思っていました。

今日夕方ランディとの散歩から帰って、家の近くに来ると、我が家の北側に立派な角を持った2匹の牡鹿がいました。もう夕方だから別荘地内を走る車もあまりないし、家の近くだから大丈夫かなと思って、ランディのリードを放してみました。

ランディは一瞬鹿を見た後、1匹の牡鹿を猛然と追いかけ始めました。その鹿もさっと逃げ始めました。真っ白な雪の上を鹿を追って疾走するランディは、さすがボーダーコリーという格好良い走りでした。ランディより一回り以上も体の大きい牡鹿も必死で走って、逃げます。両方とも猛スピードで走りますが、その差が縮まっているかどうかは遠くからはよく分りません。2匹は大きく右にカーブして走り、向こうのゆるやかな坂を下って、両方とも見えなくなってしまいました。


しばらく経っても姿を現さず、ちょっと心配になって、「ランディ ~」と呼んでみましたが、ランディがすぐに戻るわけもありません。家に戻って矢張り心配なので、家内とマイカーに乗ってランディを探しに出ました。周辺の道路を一周して戻りましたが、ランディの姿は見えません。

image from www.flickr.com <ベランダに帰ってきたランディ 2011年1月24日16:58>

まあ、その内戻ってくるだろうと家で待つことにしました。案の定、およそ30分後、ランディはうれしそうな顔をして、自分で我が家のベランダに戻ってきました。親としては一安心です。


鹿を捕えられたのか、逃げられたのか、ランディに聞きましたが、こちらが「犬語」が分からないので、答えは分かりません。


しかし、相当の距離を全力疾走したことは間違いないようです。日が暮れると夜、ランディは家に入って夕食を食べ、その後いつも1時間半位眠りますが、今日は2時間半もぐっすり眠りました。眠った後は、普段親とじゃれて元気に遊ぶのですが、今夜はとてもおとなしく、静かでした。よほど疲れたのでしょう。


毎日このように鹿を追いかけさせることができれば、ランディはぐったり疲れて静かになって、こちらも楽なのですが、リードに繋ぐというルールもあるし、危険もあるので、そうも行きません。

2011年1月22日土曜日

風呂場の二重窓「インプラス」



我が家の山荘は23年前に建てたものですが、冬もスキーなどに来るつもりでしたので、最初から冬の防寒を考えて、窓は一部を除いてペア(二重)ガラスにしてあります。


しかし、厳寒期には夜、風呂に入っていると、外気温は氷点下15度位になりますから、ペアガラスでも窓から冷気がじわじわと風呂場の中にしみ出してくる感じでした。ですから、湯船で体を温めたら、早く風呂場から出ようという気持ちになりました。


image from www.flickr.com<風呂場の二重窓「インプラス」を閉めたところ> 

なにか良い耐寒対策がないかNETで調べていたところ、トステムの「断熱内窓・インプラス」というのが見つかりました。今ある窓はそのままにして、内側にもう一つペアガラスの窓を付けるというものです。


茅野市内の取扱い業者を訪ねて、問い合わせして、見積もりを出してもらったところ、私にとってリーズナブルな値段でしたので、試しにまず風呂場にこの「インプラス」と言う二重窓を設置してもらうことにしました。


去年11月末に施工してくれましたが、1時間もかからないで設置工事は終了しました。
「断熱内窓・インプラスLOW-E」は2枚の高断熱ガラスを使い、間に中空層があります。既存の外側窓もペアガラスですから、合計4重ガラスということになりました。


image from www.flickr.com <風呂場の二重窓「インプラス」を開けたところ>

この冬は平年よりも気温の低い日が多いですが、「インプラス」の設置後は、寒波の来ている夜でも、風呂に入っていて前のように窓から冷気がしみ出てくる感じはなくなりました。東京の家の風呂とあまり変わらない感じで、ゆっくり入っていられます。費用対効果は十分あると思い、納得です。

2011年1月14日金曜日

別荘地内の鹿



今日(13日)午前、別荘地内を車で走っていたら、道路際に鹿のファミリーがいました。車がすぐそばに来ても逃げようともしないので、携帯電話で写真を撮りました。


image from www.flickr.com <別荘地内の鹿 2011年1月13日10:30>

我が家が23年前にここに山荘を建てた頃には、別荘地内で鹿を目撃することは本当にたまにしかありませんでした。正確にいつからかはは覚えていませんが、少なくとも10年位前からは鹿は増え始め、今は別荘地内に住んでいる人の数よりも鹿や狐の数の方がはるかに多いことは明らかです。

鹿が増えたのは温暖化が影響しているとよく言われます。昔は厳寒期の山や高原の寒さに耐えられず凍死する小鹿が多かったのが、最近は暖かくなっているために凍死する小鹿が減り、鹿の数が増えていると言われます。

image from www.flickr.com<別荘地の鹿 2011年1月13日10:30>

数年前までは鹿は人間がそばに近づいてくれば、逃げ出しました。しかし、最近は人間や車が近付いても、逃げずに平然としている鹿が少なくありません。これは、人間は鹿に危害を加えないということを鹿が学習してきているからだろうと私は推測します。そういう点では、鹿の増殖は第二段階に来ているのだろうと思います。

本来、鹿は警戒心の非常に強い動物だとのことですが、このままでは蓼科高原の鹿は奈良公園の天然記念物の鹿のように、人間の周りをうろついて、平気で徘徊するようになる可能性もありそうです。

2011年1月10日月曜日

高尾山といろりの里ごん助



3日はUターンラッシュを避けるため夜、蓼科から東京の家に戻りました。


夕食後、山荘の水抜き作業を済ましてから、次男、我々、ランディの4人で8時過ぎに山荘を出発。途中、原村の「樅の湯」に寄って、露天風呂に浸かり、小淵沢ICから中央高速に乗って、東京の家に着いたのは夜中の12時頃でした。渋滞はもう解消していて、スイスイ走ることができました。


image from www.flickr.com<いろりの里・高尾山名主ごん助・本館 2011年1月4日> 

翌日、4日は八王子のいろりの里「高尾山名主・ごん助」に皆で昼食を食べに行こうと長男が言い出して、車2台を走らせて、高尾山口駅近くの「ごん助」に着きました。

ごん助は本館・大宴会場の他に、敷地内に離れが点在していて、池や散歩道もあり、ちょっとした小さな村の雰囲気です。

image from www.flickr.com<いろりの里・高尾山名主ごん助の離れ>

我々は予約してあった離れ(個室)に入りました。

我々夫婦、長男夫婦、次男、孫の計6人が囲炉裏を囲んで、鮎や海老や野菜を焼いて、ゆっくり食べることができました。

image from www.flickr.com<高尾山名主ごん助の炉端焼き>

まずまず美味しかったですが、難点はお昼も夜と同じコース料理しかないこと。大人の人数分コース料理をとってくれとのことで、ボリュームがたっぷりで、お昼としてはお腹がパンパンになりました。 

そのあと、腹ごなしに高尾山に登ろうと長男が言い、皆で高尾山に登ることになりました。


私は東京の多摩地区に延べ30年ほど住んでいましたが、高尾山にはこれまで一度も登ったことがありませんでした。


image from www.flickr.com<高尾山ケーブルカー 2011年1月4日14:58> 

海抜472mの高尾山駅までケーブルカーに乗りました。写真(上)では線路の勾配はあまり分かりませんが、かなりの傾斜があり、最後の所は31度18分で 、ケーブルカーの線路では 日本一の急勾配 だそうです。


image from www.flickr.com <高尾山展望台から見た東京・神奈川>

ケーブルカーを降りると、すぐ横に展望台があり、そこからは東京の下町方面から横浜まで見えました。写真(上)では分かりませんが、建設中の東京スカイツリーも目で見ることができました。

image from www.flickr.com<高尾山の茶店>

ケーブルカー高尾山駅から高尾山薬王院までの道の途中には茶店があったりして、お寺の参道の雰囲気です。

 
image from www.flickr.com <高尾山薬王院ご本堂>

 高尾山薬王院の境内に入ると、参拝客などで賑わっていました。
  
image from www.flickr.com<高尾山山頂 2011年1月4日15:51> 

標高599mの山頂に着いた時は4時近くなっていて、日が傾き始めていました。

この日は晴れていましたので、夕暮れ時の周りの山々と富士山が夕日を背に浮かんで見えました。

image from www.flickr.com<高尾山山頂から見た富士山 2011年1月4日15:53>

高尾山の道は平坦が少なく、登りと階段が多いので、歩いた距離のわりには足が疲れたなという感じでした。 足腰の鍛錬のためにはちょうど良さそうな山で、近くに住む人の中には毎週あるいは毎日登る人もいると聞きますが、それもうなずける感じです。

2011年1月7日金曜日

7年振りのスキー



元旦の夜、次男が山荘にやってきました。次男は大晦日から一泊で友達と斑尾高原でスノボーをやっていましたが、その帰りに蓼科に来たものです。


3日に次男はスノボーをやりたいと言うので、付き合って私も一緒に車山高原スノーパークに行って、7年振りにスキーをすることになりました。

image from www.flickr.com<車山高原スノーパーク/向こうに見えるのは蓼科山とその右が北八ヶ岳>


7年前にスノーシューを始めて以来、スノーシューの方が面白くなって、スキーは全くやっていませんでした。7年振りのスキーですし、若い息子と付き合って滑るので、体力的に大丈夫かちょっと心配でした。

image from www.flickr.com <車山山頂付近から見た八 ヶ岳連峰、右側は南アルプス>

息子のスノボーと一緒にほぼ一日滑りましたが、やればスキーは結構思い出すもので、4時頃まで無事滑ることができました。


あとで足がパンパンになることもなく、むしろ現役の時よりも今の方が足腰が鍛えられているのかな、と思いました。毎日ランディと雪道を散歩していますから、足腰は割としっかりしているのかもしれません。


<次男のスノボー@車山スノーパーク 2011年1月3日>

 スキー/車山山頂付近で 2011.1.3


 車山山頂付近で記念撮影です。→

2011年1月1日土曜日

謹賀新年



明けましておめでとうございます


元旦の朝7時半の庭の気温は氷点下12度、積雪は約15cm。平年よりはやや雪の多い正月です。


image from www.flickr.com <ベランダのランディ(2歳)、 2011年元旦 13:04>

山荘にて、ランディと3人で新年を迎えました。今日の夜には、大晦日から友達と斑尾高原でスノボーをやっていた次男が山荘にやって来て、一緒に蓼科で正月を過ごします。3日の夜には次男、ランディと共に、長男家族が暮らす東京の家に戻って、今年最初の家族全員集合となります。

新年もクラシックギターを楽しみ、又、この蓼科・八ヶ岳の自然を楽しんで行くつもりです。

新年の皆様のご多幸をお祈りいたします