2011年1月14日金曜日

別荘地内の鹿



今日(13日)午前、別荘地内を車で走っていたら、道路際に鹿のファミリーがいました。車がすぐそばに来ても逃げようともしないので、携帯電話で写真を撮りました。


image from www.flickr.com <別荘地内の鹿 2011年1月13日10:30>

我が家が23年前にここに山荘を建てた頃には、別荘地内で鹿を目撃することは本当にたまにしかありませんでした。正確にいつからかはは覚えていませんが、少なくとも10年位前からは鹿は増え始め、今は別荘地内に住んでいる人の数よりも鹿や狐の数の方がはるかに多いことは明らかです。

鹿が増えたのは温暖化が影響しているとよく言われます。昔は厳寒期の山や高原の寒さに耐えられず凍死する小鹿が多かったのが、最近は暖かくなっているために凍死する小鹿が減り、鹿の数が増えていると言われます。

image from www.flickr.com<別荘地の鹿 2011年1月13日10:30>

数年前までは鹿は人間がそばに近づいてくれば、逃げ出しました。しかし、最近は人間や車が近付いても、逃げずに平然としている鹿が少なくありません。これは、人間は鹿に危害を加えないということを鹿が学習してきているからだろうと私は推測します。そういう点では、鹿の増殖は第二段階に来ているのだろうと思います。

本来、鹿は警戒心の非常に強い動物だとのことですが、このままでは蓼科高原の鹿は奈良公園の天然記念物の鹿のように、人間の周りをうろついて、平気で徘徊するようになる可能性もありそうです。

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