2022年8月31日水曜日

セイジオザワ・松本フェスティバル オーケストラ・コンサート


8月26日(金)はセイジ・オザワ 松本フェスティバルのオーケストラ・コンサートを聴きに行きました。
この音楽フェスティバルは1992年にサイトウ・キネン・フェスティバル松本として始まり、1995年にセイジ・オザワ 松本フェスティバルと名前を変えて続けられています。
去年と一昨年はコロナのため中止となり、3年振りの開催でした。

<キッセイ文化ホール外観 2022年8月26日>

私は長野県に15年以上も住んでいるのに一度もこのフェスティバルを聴きに行ったことがありませんでした。
今年こそは聴きに行こうと思い、チケット発売開始の日に直ぐにネットで申し込んだら、まずまずの良い席が取れました。

<キッセイ文化ホール入口前 2022年8月26日18:19>

余裕を持って出掛け、5時頃には会場のキッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)に到着しました。
近くのカフェレストラン「ガレージ」でゆっくり夕食をとりました。

<開演前@キッセイ文化ホール 2022年8月26日18:37>

18:30開場、19:00開演。
この日のプログラムは下の通りです。

一曲目の武満徹作曲「セレモニアル – An Autumn Ode -」は1992年に、指揮者小澤征爾サイトウ・キネン・オーケストラからの委嘱によって作曲され、同年9月のサイトウ・キネン・フェスティバル松本でのオープニング・コンサートにて、今回と同じ笙の演奏家・宮田まゆみ、小澤征爾指揮のサイトウ・キネン・オーケストラによって初演されたものです。今年はこのフェスティバル始まって30年目を記念して、この「セレモニアル」が再び演奏されました

笙のソロによって静かに始まるこの曲は神秘的な味、日本独自の雅な雰囲気を見事に醸し出していました。

<オーケストラ・コンサート プログラム>

そして、休憩をはさんで後半のストラビンスキー作曲「春の祭典」は105人からなる大編成のオーケストラで、且つ、粒の揃った音、打楽器を交えた迫力、オーケストラの醍醐味を十二分に味合わせてくれました。

<終演後のカーテンコール 2022年8月26日21:15>

この日の公演ではアンコールの演奏はありませんでしたが、カーテンコールに総監督の小澤征爾さん(86)が車椅子に乗って登場しました。小澤さんは会場内で演奏を聴いていたそうですが、聴衆の前に姿を現すのは3年振りとのこと。手をたたいて、奏者たちを称えていました。

<カーテンコールでステージに登場した小澤征爾さん 8月26日21:15>

スイス出身の世界的な指揮者シャルル・デュトワは85歳とは思えない、エネルギッシュな指揮ぶりでした

がんばってチケットを取った甲斐がある、素晴らしい、満足のコンサートでした。

2022年8月20日土曜日

ランディの旅立ち


癌を患っていた我が家のランディは8月17日(水)早朝、息を引き取りました。13歳と10ヶ月でした。ボーダーコリーの場合、人間で言えば、ほぼ85歳に該当します。
17日夜は通夜のようなものです。

翌18日(木)は朝、雨が降っていましたが、昼前に上がりましたので、私は山荘の裏庭にツルハシとスコップを使って穴を掘り始めました。山荘の庭にはカラマツなどの木の根っ子がたくさんあり、けっこう大きな岩もゴロゴロあるので、掘るのは大変でしたが、午後2時ころには深さ40~50cm位の穴が掘れました。

ご近所のAさんが埋葬の時に手向ける花束を持ってきてくれました。
午後2時半頃、Aさんの立会いの下、堀った穴にランディを寝かせ、周りに花を置き、そして最後に毛布で覆い、その上に土を被せました.

<ランディのお墓@山荘裏庭 2022年8月18日15:09>

埋葬した所に私の手作りの簡単な墓標をたてました。そして、墓標の所にはランディの大好きなおもちゃを二つ置きました。
一つは黄色のフリスビーです。若い時ランディは、私が止めるまでは際限なくフリスビーを続けていました。
もう一つは私の手作りの、青い穴の開いたゴムボールにロープを結んだものです。これは室内用で、フリスビーの代わりに私がこれを投げるとランディはジャンプして口でキャッチし、私の所に得意げに持ってきました。これも私が止めるまで際限なく続けていました。

ランディのお陰で妻と私は楽しい生活を送ることができました。
ランディは私にたくさんの思い出を残してくれました。

下の写真はランディとの思い出の一端です。


☆☆ ランディの思い出 ☆☆

ランディ(ボーダーコリー)は2008年9月24日生まれで、生後約2ヵ月で我が家にやってきました。
この頃のランディはなぜか青い眼をしていました。

<我が家に来た日のランディ 2008年11月25日>

翌年、2009年1月、初めてランディは蓼科高原にやってきました。
そして、ここでランディは初めて家の外に出て、散歩しました。子犬は3回目のワクチン接種後3週間位経つまでは外に連れ出さない方が良いと獣医から言われていたのです。

<雪道を散歩中のランディ 2009年1月18日>

以後、ランディは殆どを蓼科高原で過ごしました。

<長門牧場での妻とランディ 2010年10月11日>

妻はランディをとても可愛がりました。

雪の壁の中のフリスビー 2014年2月18日09:20>

成犬になるとランディはフリスビーが好きになりました。春、夏、秋、そして雪の深い冬も、一年中ランディはフリスビーで遊びました。老犬に近づくまでは、私が投げるのを止めるまではいつまでもフリスビーを続けました。

<山荘ベランダで孫娘とランディ 2014年5月4日>

私の孫たちもみんなランディが大好きです。

<ハンモックに乗って遊ぶランディと二人の孫 2015年8月6日>

私の孫たちにとって、山荘に遊びに来る一つの目的はランディと会って、一緒に遊ぶことでした。

<ランディの墓参り 2020年11月26日>

2020年8月に私の妻が逝き、その年11月に妻のお墓ができ、納骨式を行った2週間ほど後に、ランディは私と一緒に妻の墓参りをしました。

<レンゲツツジ咲く別荘地内を散歩するランディ 2022年6月11日>

雨が降っている時とか、用事のある時を除いて、14年近くにわたって、朝と夕方、一日二回、ランディと一緒に周辺を散歩するのが日課でした。
しかし、今年、夏が近づく頃からでしょうか、ランディは前ほど長い距離を歩かなくなりました。

<孫3人とランディで山荘近くを散歩 2022年7月17日>

そして、先月、7月14日頃から急にランディの後ろ足2本がもつれるようになり、歩くのが不自由になりました。
7月の海の日の三連休に次男家族が山荘に遊びに来た時に、ランディは孫たち3人と家の周りを歩きましたが、なんとか500m位を歩くのが精一杯でした(上の写真)。

動物病院で検査して、調べてもらったところ、癌が神経を圧迫し、後ろ足を麻痺させており、癌は既にかなり進行しているとのことでした。

8月16日には後ろ足2本は完全に麻痺し、前足で踏ん張って立つこともできなくなりました。
翌17日早朝にランディは旅立ちました。

ランディは愛情にあふれ、人間が大好きでした。我が家に楽しい思い出をたくさん残してくれました。
今頃は天国に上って、お母さんのところに行っているだろうと、そう願っています。


2022年8月17日水曜日

8月もバーベキュー


お盆休みの8月11日(木・祝日)~13日(土)に長男家族がこの山荘に遊びに来ました。

<山荘ランダでバーベキュー 2022年8月11日20:29>

7月の海の日の連休に次男家族が遊びに来た時と同じように、晩は毎日山荘ベランダでバーべキューです。

<蓼科高原下の村の釣り堀でニジマスなどを釣る 8月12日15:11>

しかし、長男は山荘に来ると、バーベキューで焼く魚をゲットするために、少し下った村の中にある釣り堀に毎回行きます。
この日も釣り堀に行って、1時間ちょとの間に孫娘と二人で、ニジマス7匹とイワナ1匹を釣りました。

<釣り堀の隣のひまわり畑と自生する花々 8月12日15:19>

釣り堀の隣にはひまわり畑があって、周りにも自生する黄色い花々が咲き、のどかな光景です。

<バーベキューでニジマスなどを焼く 8月12日18:38>

その日のバーベキューでは、もちろん釣ってきたニジマスとイワナを早速焼きました。
炭火でじっくり焼く魚は柔らかく、ほくほくして美味しいです。

<孫娘のバースデーケーキ 2022年8月12日19:40>

バーベキューの後、長男の長女が8月が誕生日なので、数日早かったのですが、買ってきたバースデーケーキでみんなでお祝をしました。

<山荘庭で花火遊び 2022年8月12日20:26>

そして、最後は庭で孫娘たちは花火遊び。

今年も、7月の連休には次男家族が、お盆休みには長男家族が遊びに来てくれて、毎晩にぎやかにバーベキューなどを楽しみました。

2022年8月5日金曜日

天候不順の夏


今年は早々と梅雨明け宣言がされたと思ったら、猛暑のあと梅雨が戻ったような天気になり、この1週間ほどはここ蓼科高原でも雨が増えています。全国各地には線状降水帯発生による大雨が各所で降り、今は東北地方、北陸地方で水害が発生しています。
イレギュラーな天候不順の夏です。

<蓼科高原の向こう左側に八子ヶ峰、右に蓼科山 8月5日09:15>

そうした中、今日午前中は晴れ間が出たので、山荘の周辺を散歩しました。
晴れてはいましたが、空には大きな雲のかたまりがたくさん浮かんでいます。

蓼科山の山頂には雲がかかり(上の写真)、車山高原の向こう、乗鞍の方向にはたくさんの雲が見えます(下の写真)。しばらくしたら雨雲が現れる予兆のように思えました。

<蓼科高原から望む車山、左側は乗鞍方面 8月5日09:18>

今朝の散歩はランディはおらず、私一人です。

3週間ほど前からランディは急に足が弱り、長い距離が歩けなくなりました。
特に後ろ足が弱まり、踏ん張りが利かなくなっていました。
10日ほど前に近くの動物病院に連れて行って検査してもらったところ、ランディは癌になっていて、骨の所に癌があり、骨が一部壊れていて、更に癌が神経を圧迫して、後ろ足を麻痺させているとのことでした。すでにかなり重い状態です。
お医者さんとも相談しましたが、ランディは来月には14歳になり、高齢であることを考慮し、外科手術や抗がん剤など積極的な治療はせず、ランディにとって残された時間をゆっくり過ごさせてやることにしました。

<家で寝そべるランディ 2022年8月5日11:54>

その後、ランディの足の麻痺は更に悪化し、今はよろよろと数メートル歩くのが精一杯です。3日ほど前からランディは食欲も急速に落ちてきました。

もう一緒の散歩は無理なので、私の足腰が弱まらないように数日前からはランディの体調の比較的良さそうな時を見計らって、一人で山荘の周辺を歩くようにしました。

都会が猛暑の日でも、幸い、ここ蓼科高原にいれば涼しいですから、ランディにはここでできるだけ楽に、ゆったりと過ごさせてあげたいと思います。

2022年8月4日木曜日

第47回「クラシックギター弾き回し練習会」の開催/レポート


7月30日(土)に飯山市文化交流館「なちゅら」小ホールにて第47回「クラシックギター弾き回し練習会」を開催しましたが、そのレポート記事を「クラシックギター弾き回し練習会のブログ」に掲載しました。

こちらをクリックしてご覧ください。→https://hikimawashi.blogspot.com/2022/08/blog-post.html?spref=tw

<演奏風景@飯山市文化交流館「なちゅら」小ホール 2022年7月30日>