2022年8月20日土曜日

ランディの旅立ち


癌を患っていた我が家のランディは8月17日(水)早朝、息を引き取りました。13歳と10ヶ月でした。ボーダーコリーの場合、人間で言えば、ほぼ85歳に該当します。
17日夜は通夜のようなものです。

翌18日(木)は朝、雨が降っていましたが、昼前に上がりましたので、私は山荘の裏庭にツルハシとスコップを使って穴を掘り始めました。山荘の庭にはカラマツなどの木の根っ子がたくさんあり、けっこう大きな岩もゴロゴロあるので、掘るのは大変でしたが、午後2時ころには深さ40~50cm位の穴が掘れました。

ご近所のAさんが埋葬の時に手向ける花束を持ってきてくれました。
午後2時半頃、Aさんの立会いの下、堀った穴にランディを寝かせ、周りに花を置き、そして最後に毛布で覆い、その上に土を被せました.

<ランディのお墓@山荘裏庭 2022年8月18日15:09>

埋葬した所に私の手作りの簡単な墓標をたてました。そして、墓標の所にはランディの大好きなおもちゃを二つ置きました。
一つは黄色のフリスビーです。若い時ランディは、私が止めるまでは際限なくフリスビーを続けていました。
もう一つは私の手作りの、青い穴の開いたゴムボールにロープを結んだものです。これは室内用で、フリスビーの代わりに私がこれを投げるとランディはジャンプして口でキャッチし、私の所に得意げに持ってきました。これも私が止めるまで際限なく続けていました。

ランディのお陰で妻と私は楽しい生活を送ることができました。
ランディは私にたくさんの思い出を残してくれました。

下の写真はランディとの思い出の一端です。


☆☆ ランディの思い出 ☆☆

ランディ(ボーダーコリー)は2008年9月24日生まれで、生後約2ヵ月で我が家にやってきました。
この頃のランディはなぜか青い眼をしていました。

<我が家に来た日のランディ 2008年11月25日>

翌年、2009年1月、初めてランディは蓼科高原にやってきました。
そして、ここでランディは初めて家の外に出て、散歩しました。子犬は3回目のワクチン接種後3週間位経つまでは外に連れ出さない方が良いと獣医から言われていたのです。

<雪道を散歩中のランディ 2009年1月18日>

以後、ランディは殆どを蓼科高原で過ごしました。

<長門牧場での妻とランディ 2010年10月11日>

妻はランディをとても可愛がりました。

雪の壁の中のフリスビー 2014年2月18日09:20>

成犬になるとランディはフリスビーが好きになりました。春、夏、秋、そして雪の深い冬も、一年中ランディはフリスビーで遊びました。老犬に近づくまでは、私が投げるのを止めるまではいつまでもフリスビーを続けました。

<山荘ベランダで孫娘とランディ 2014年5月4日>

私の孫たちもみんなランディが大好きです。

<ハンモックに乗って遊ぶランディと二人の孫 2015年8月6日>

私の孫たちにとって、山荘に遊びに来る一つの目的はランディと会って、一緒に遊ぶことでした。

<ランディの墓参り 2020年11月26日>

2020年8月に私の妻が逝き、その年11月に妻のお墓ができ、納骨式を行った2週間ほど後に、ランディは私と一緒に妻の墓参りをしました。

<レンゲツツジ咲く別荘地内を散歩するランディ 2022年6月11日>

雨が降っている時とか、用事のある時を除いて、14年近くにわたって、朝と夕方、一日二回、ランディと一緒に周辺を散歩するのが日課でした。
しかし、今年、夏が近づく頃からでしょうか、ランディは前ほど長い距離を歩かなくなりました。

<孫3人とランディで山荘近くを散歩 2022年7月17日>

そして、先月、7月14日頃から急にランディの後ろ足2本がもつれるようになり、歩くのが不自由になりました。
7月の海の日の三連休に次男家族が山荘に遊びに来た時に、ランディは孫たち3人と家の周りを歩きましたが、なんとか500m位を歩くのが精一杯でした(上の写真)。

動物病院で検査して、調べてもらったところ、癌が神経を圧迫し、後ろ足を麻痺させており、癌は既にかなり進行しているとのことでした。

8月16日には後ろ足2本は完全に麻痺し、前足で踏ん張って立つこともできなくなりました。
翌17日早朝にランディは旅立ちました。

ランディは愛情にあふれ、人間が大好きでした。我が家に楽しい思い出をたくさん残してくれました。
今頃は天国に上って、お母さんのところに行っているだろうと、そう願っています。


6 件のコメント:

  1. 先月もコメントさせていただきました、お近くの山荘の者です。最愛のご家族を送られて、とてもお寂しいことと思います。ランディ君が大好きだった蓼科のおうちの近くに葬られたとのこと。きっと近くから見守ってくれていることでしょう。天国で奥様とも再会されて、向こうでは寂しくありませんね。我が家でも何頭かお見送りしてますが、ときどき、遊びに来てくれてるのを感じます。姿こそ見えませんが、近くにいる気配はわかります。ランディ君とともに過ごした思い出をどうか大切になさってください。

    返信削除
    返信
    1. コメントをありがとうございます。
      ランディはこの山荘の裏庭に埋葬したので、毎日墓参りができるのがいいです。
      まだその辺にいそうな気がします。

      削除
    2. poranさん、ランディ君逝ってしまったのですね。愛犬とのお別れは
      とてもつらいですね。ランディ君はとても幸せな犬生を送ったと思います。お庭に埋葬したとのこと、いつもランディ君がporanさんを見守っていると思います。

      削除
    3. dorinさん、コメントをありがとうございます。
      ランディは後ろ足に麻痺の症状が出るようになって、約1ヵ月で亡くなりましたが、自分で歩けない状態になって、長く苦しまないで良かったかなと思います。
      ランディのお陰で我々夫婦は潤いのある、彩りのある暮らしを送ることができました。

      削除
  2. Poranさん、奥様、ご無沙汰しています。Nanaです。ランディ君、虹の橋を渡ったのですね。悲しいお気持ちは私もよくわかりますが、ランディ君はPoran さんご夫婦と過ごされてとても幸せだったと思います。

    放置状態の私のブログの整理をしようと、仲良くさせていただいていた皆様のブログにお邪魔していた所でした。

    心からお悔やみ申し上げます。

    返信削除
    返信
    1. Nanaさん、お久し振りです。コメントをありがとうございます。
      ランディは愛情のある、感情豊かな犬でした。約14年間、良い思い出をたくさん残してくれました。

      削除