この講座は、ギター奏者が楽譜を見て音程・テンポ・リズムが理解できたとしても、表情のつけ方や表記されていない部分の強弱などを和声楽的にとらえて演奏するのは難しいので、それができるようになりたいという狙いで、ソルのエチュード(セゴビア編)を題材にして開催されたものです。
<フォルティア(右)と夢奏庵(左) 2016年2月21日>
2月21日(日)の第1回目は、F.ソルの「エチュード Op.6-8」(セゴビア編1番)が題材で、ギターをつま弾きながらの講義の最後には、尾尻雅弘先生による数曲の演奏がありました。
<ギタリスト尾尻雅弘氏による講義 2016年2月21日15:08>
4月10日(日)の第3回目の題材はF.ソルの「エチュード Op.29-17」(セゴビア編20番)。
<ギターを弾きながら講義する尾尻雅弘氏 2016年4月10日15:24>
講義の最後には尾尻先生による「エチュード Op.29-17」の模範演奏、それにプラスしてD.アグアド作曲「序奏とロンド」の演奏がありましたが、まさに圧巻の演奏。これを聴いただけでも満足でした。
<尾尻雅弘氏による模範演奏 2016年4月10日15:39>
中学校までしか音楽教育を受けていなかった私にとっては、こういう音楽理論は特に弱い部分で、ついていくのが大変な箇所はいくつもありましたが、全体としては大変興味深く、勉強になりました。また、先生による模範生演奏を聴くと、講義への理解も深まります。
<講座の後の懇談@フォルティア 2016年4月10日>
休憩時間や終了後には尾尻先生や他の聴講者の皆さんとギター談義や色んなお話しができ、全体としてとても楽しい、有意義な講座でした。フォルティア(夢奏庵)・オーナーの山岸さんにはお世話になりました。
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