昨日、10日(水)午後に我が家の山荘に、ギター・レッスンのためにお客様が見えました。
レッスンは当山荘離れのミニ・ログハウスで行いました。
最初の人がギターを弾き始めると、庭に立派な角を持った牡鹿が現れました。
その内、牡鹿はだんだんミニ・ログハウスに近付いてきます。
<庭に現れた牡鹿 2021年11月10日14:06>
次に私がギターを弾いていると更に近付き、ミニ・ログハウスの窓の近くまで来て、じっとこちらを見ています。
<離れに近付いて佇む牡鹿 11月10日14:40/yayoyayoさん撮影>
そこそこ長い間そこにいた鹿はまるで我々のギター演奏を聴いているかのようでした。
そして、今朝、朝ご飯を食べていると、また牡鹿がベランダの前まで出て来て、こちらをじっと見ています。
角の形などから見て、同じ、昨日現れた鹿だと思われます。
角の形などから見て、同じ、昨日現れた鹿だと思われます。
<朝、ベランダの前に現れた牡鹿 2021年11月11日07:08>
鹿はオス、メス共に何種類もの鳴き声を持っていて、鳴き声によって鹿同士でコミュニケーションを取っているそうです。
ですから、鹿は当然、音の種類を聞き分けられるはずです。
もしかして、本当にこの鹿は昨日、我々のクラシックギターの音に興味を持って、近付いて来て、聴いていたのかもしれません。
そして、今日もこの山荘に興味を持って、現れたのかな、と思いたくなってしまいます。
もし本当にそうであったら、晩秋の山荘暮らしにも、またひとつ趣が出てきます。(^^♪
『奥山に紅棄ふみわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋は悲しき』
・・・よみ人知らず /古今和歌集
こんなことを考えていると、落葉の進む山の中では、この歌が今も生きているように感じられます。
そして、落葉が終わる頃から、高原では牡鹿が雌鹿を呼ぶ遠吠えの鳴き声が聞こえるようになってきます。
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