2025年8月22日金曜日

ベランダでギターの練習


8月もたちまち下旬になりました。
平年ですと、お盆を過ぎると蓼科高原では涼しげな秋風が時々流れるようになるのですが、今年はそんな気配はまだあまり感じられません。
全国的に各地で猛暑が続いているようです。ここでも、既に晩夏のはずですが、まだ盛夏のような感じです。

しかし、現役で夏休みで高原に来ていた人達の多くは既に都会や仕事の場に帰られたようで、周辺は静かで、落ち着いた感じになってきました。

<ベランダでギター練習 2025年8月22日11:28>

そこで、今日は久しぶりに山荘ベランダにギター用椅子と譜面台を出して、ギターの練習をしました。

ベランダには時々爽やかな風が流れてきます。我が家は道路の行き止まりのところにあるので、山荘の前を車が通ることは殆どありません。
のんびりと、快適な練習ができました。

2025年8月18日月曜日

静けさを取り戻した高原


お盆休みのシーズンが終わった、今日、18日月曜日、蓼科高原は一気に静かになりました。

<左に木曾御嶽山、右に北八ヶ岳 2025年8月18日10:43>

昨日までの一週間は、蓼科高原の中を抜けるビーナスラインとメルヘン街道の二つの国道は他県ナンバーの車で一杯でした。
高原を下った、茅野市内のスーパーはどこも駐車場が満杯。空きスペースを探すのが大変でした。

<眼下の東急蓼科別荘地と、向こうに見える北八ヶ岳 2025年8月18日10:45>

今日、別荘地内の朝の散歩に出掛けると、各山荘の敷地内に停まっている車は一気に減り、周辺には静けさが戻りました。

<散歩道から見る蓼科山 2025年8月18日10:49>

このお盆休みはぐずついた天気が多かったのですが、ようやくすっきり晴れました。
高原の空気も落ち着きを取り戻したかのような気さえします。

<蓼科高原の向こうの蓼科山 2025年8月18日10:58>

蓼科山の向こうの空には夏らしい雲が広がっています。

<近所の空地の向こうに北横岳 2025年8月18日11:11>

再び、いつものゆったりした高原のリズムに戻りそうです。

2025年8月17日日曜日

志野文音クラシックギター・たてしな日和コンサート2025


志野文音蓼科高原ギター・シリーズの三日目、8月4日(月)は<B>たてしな日和コンサートです。
コンサート会場は去年に続いて、今年もカフェ「茅野茶輪たてしな日和」。
メルヘン街道沿い、標高1,090mの地にあります。

<カフェ「たてしな日和」外観 2025年8月4日11:27>

こじんまりしたスペースのカフェは天井が高く、響きの良い素敵な空間。
定員25人で予約募集をしましたが、お店の常連客が多いことなどもあり、2か月ほど前には既に予約で満席御礼になっていました。

<志野文音さんMC@たてしな日和 2025年8月4日14:41>

文音さんは午前中に会場の「たてしな日和」に行き、リハーサルを済ませ、予定通り、13:30開場、14:00開演。

<演奏する志野文音さん/第一部@たてしな日和 2025年8月4日14:44>

演奏曲目については、<A>ビレッジホールコンサートの時と同様に、案内チラシに記載した次の5曲以外は演奏曲目も演奏順も全て文音さんにお任せしてあります。

・禁じられた遊び/A.ルビーラ作曲(志野文音編曲)

・カッチーニのアヴェ・マリア/V.ヴァヴィロフ作曲(志野文音編曲)

・入り江のざわめき/I.アルベニス作曲

FlashdanceWhat a Feeling G.モロダー作曲(志野文音編曲)

・温もり/志野文音作曲


<満席でのアンコール演奏@たてしな日和 2025年8月4日15:54>

演奏者とお客様が直接会話できるような間近な空間。文音さんは場の雰囲気を感じながら、曲目を選び、演奏を進めて行きます。

<志野文音アンコール演奏@たてしな日和 2025年8月4日15:54>

コンサートの最後の2曲は<A>ビレッジホールコンサートと同様、アストル・ピアソラ作曲の「オブリヴィオン(忘却)」と「リベルタンゴ」で、大きな盛り上がりとなりました。

この日の演奏曲目は<A>ビレッジホールコンサートと多くは同じですが、一部は異なり、<B>たてしな日和コンサートの方が自作曲の演奏が若干多かったです。

<文音さんの楽譜を購入して 2025年8月4日16:28>

ところで、文音さんは既に自作の曲はたくさんあり、自作曲のみのCDアルバム『碧い月』もリリースしています。また、編曲する曲は殆どがご自身のオリジナルの編曲で演奏します。しかし、自作曲も編曲ものも今まで楽譜を全然書いておらず、全てが自分の頭の中に入っているとのことです。

アマチュア・ギター愛好者たちからは自分でも文音さんの曲を弾いてみたいので楽譜が欲しいとの声は前から時々ありました。そして、今回ようやく一曲目の楽譜を書かれました。
曲名は『陽だまり』。楽譜は今回の蓼科高原コンサート限定用として手書きで書かれ、「2025/08/蓼科」と記載されています。
私は早速『陽だまり』の楽譜を購入し、記念写真を撮ってもらいました(上の写真)。これから弾いて、練習するのが楽しみです。


素敵なコンサート終了後は、希望者有志にて午後5時頃から同じ会場貸し切りで打ち上げ夕食会です。

<打ち上げ夕食会で乾杯@たてしな日和 2025年8月4日16:59>

文音さんを含め9人が大きな一つのテーブルを囲み、まずはビールとノンアルコールビールで乾杯。

<信州サーモン、ナスなど/打上げ夕食会@たてしな日和 8月4日17:05>

「たてしな日和」オーナーのオリジナル料理が並びます。

<打上げ夕食会会食中@たてしな日和 2025年8月4日17:12>

信州サーモンなど地元食材をふんだんに使った美味しい品々。

<打上げ会食中@たてしな日和 2025年8月4日17:13>

去年のここでの打ち上げ夕食会の時には、会食が少し進んだところで自然にギター演奏タイムになり、アマチュアの皆さん何人もが思うがままにギターを弾かれました。
そこで今年は、私が2年前に購入したばかりの桜井正毅2023年製作ギター(弦長63㎝)を敢えて持参しました。その理由は、日本が生んだ世界的クラシックギター製作者である桜井正毅氏がこの2週間ほど前の7月20日に81歳で逝去されたからです。亡くなる2年前製作されたこのギターを他の人にも見て、弾いていただき、追悼したいという気持ちがありました。

<Poranの演奏~使用ギター・桜井正毅製作CONCERT・R/2023年>

まず、自分がフランシスコ・タレガ作曲の小品を3曲弾きました。

<MADOKAさんの演奏~ギター桜井正毅CONCERT・R/2023年 8月4日18:53>

次いで、MADOKAさんが私の桜井正毅製作ギターを使って、スペインものを数曲弾いてくれました。

<文音さんの演奏~使用ギターはポール・フィッシャー 8月4日19:16>

最後には、文音さんがMADOKAさん持参のギター/ポール・フィッシャー製作(弦長65cm)を使って、スタンリー・マイヤーズ作曲「カヴァティーナ」など数曲を演奏してくれました。
私としては文音さんのアンコールのそのまたアンコールが聴けた感じで、得したような気分でした。

彼女は日程上、その日の終電、特急あずさで東京に帰らなければならなかったこともあり、午後8時半を回ったところでお開きとなりました。

サロンの空間での素晴らしいコンサート、大きなテーブルを囲んでの賑やかな打ち上げ夕食会、文音さんの再度の演奏も聴けて、全てがアットホームな一日でした。

2025年8月16日土曜日

志野文音先生蓼科高原ギターレッスン会2025


志野文音蓼科高原ギター・シリーズの二日目、8月3日(日)はギター・レッスン会です。

レッスン会場は拙宅の山荘です。山荘のベランダをレッスン・ステージとして、聴講する人たちはベランダ前の庭に椅子とテーブルを置いて、聴きました。

レッスンは10:30から開始されました。

<ミントちゃん受講中/レッスン会 2025年8月3日10:38>


<ちぃさん受講中 2025年8月3日12:03>

ベランダには全面屋根が付いており、後ろは居間の大きな窓ガラスのため、音が拡散せずに、前方向に反響するため、屋外とは思えない十分な響きになっています。

<レッスン会の様子 2025年8月3日12:26>

今年の夏は下界では猛暑の日々が続いています。しかし、山荘は標高約1,600mの地にあるため、海抜ゼロメートルの地と比べて10度気温が低い計算になり、屋外にいても爽やかで、快適な空気です。

<みさしょうすけさん受講中 2025年8月3日13:48>

志野文音さんは何年も前から国立音楽大学の非常勤講師として音大生にクラシックギターを教えていますが、通常、それ以外には一般の人達にはギターのレッスンは行っていません。ですから、現状では、ここでのレッスン会が一般の人たちが文音さんのレッスンを受けられる唯一の機会となっています。

<yayoyaoさん受講中 2025年8月3日14:36>

ところで、最後の5人目の菩提樹さんのレッスンを始めたところ、急に強い雨が降ってきました。なにしろ、ここは高地の山の気候のため、晴れていると思っても急に激しい雨や雷になることは珍しいことではありません。
そこで、急遽、山荘の室内に場所を移してレッスンを続けていただきました。(下の写真 ~家の中の散らかり具合がバレてしまいます。)

<菩提樹さん受講中/激しい雨のため山荘室内で 2025年8月3日15:53>

文音さんは東京藝術大学の大学院博士後期課程までを修了(それも音楽環境創造学科を首席で卒業)している方ですから、その説明は音楽理論と深い音楽知識に裏付けられており、また、そのアドバイスは懇切、丁寧です。

<打ち上げバーベキュー会で乾杯 2025年8月3日17:45>

そして、全員のレッスンが16:30頃に終わり、バーベキューの準備に入りました。

山荘には炭火をおこす道具は全てそろっています。
みんなで手分けして炭火をおこし、準備が整い、ビールやノンアルコールビールで乾杯しました。

<牛ハラミ、玉ねぎなどを焼く 2025年8月3日17:54>

まずは、牛ハラミや玉ねぎなどを焼きました。

<トウモロコシ、ナスを焼く 2025年8月3日18:25>

トウモロコシ、ナス、ズッキーニ、ピーマンなど丸ごと焼ける野菜は事前に切らずに、丸ごと焼きます。丸ごと焼くと野菜に含まれるエキスがこぼれ落ちず、中に保たれます。そうすると、特にナスなどは中がとろけるように柔らかくなり、別物のように美味しくなります。食べる時に必要に応じて切り分ければ、それで足ります。

<バーベキュー会食事中 2025年8月3日18:27>

焼いたナスやトウモロコシをみんなで美味しくいただいています(上の写真)。

<バーベキュー・会食中 2025年8月3日18:27>

バーベキューで飲むビールやノンアルコールビールは特段に美味しく感じます

<バーベキュー会会食中 2025年8月3日18:28>

みんなで賑やかに、楽しく、おいしくバーベキューができました。
皆さまお手伝い、ご協力をありがとうございました。

2025年8月15日金曜日

志野文音クラシックギター・ビレッジホールコンサート2025


作曲、編曲、ギター演奏と幅広い音楽能力を持ち、古典、ポップス、ジャズ、自作曲までジャンルを超え、新しい音楽世界を切り拓きつつ、また、時にはクラシックギターをフルアコースティック・エレキギターに持ち替えて、志野文音ジャズカルテットを率いてライブも行う、そんな異能のクラシックギタリスト、志野文音
その志野文音さんに、去年に続いて今年も8月初めの蓼科高原に3泊3日で来ていただきました。

二つのクラシックギター・ソロコンサートとギター・レッスン会を開催しました。
これはその記録です。

8月1日(金)午後6時頃、志野文音さんは茅野駅に到着。このイベント運営チームの仲間、yayoyayoさんが車で迎えに行き、蓼科湖畔の夕食会場にお連れし、私を含めて3人で、翌日以降の打ち合わせ含め、夕食会をすることになっていました。

<蓼科湖に架かる虹 2025年8月1日18:34>

志野文音さんたちが蓼科湖畔に着く直前、少し雨が降った後の蓼科湖の上には大きな立派な虹が掛かりました。1年振りに蓼科高原に到着する文音さんを歓迎するように思える、見事なアーチです。

<志野文音さんと@蓼科湖畔 2025年8月1日18:47>

レストランに入る前に蓼科湖畔を3人で少し歩き、夕暮れの湖畔で記念のツーショット写真を撮ってもらいました。

<カフェレストラン「エプロンマーク」店内~HPより転載>

夕食会には湖畔のカフェレストラン「エプロンマーク」を予約しておきました。

<スープとサラダ@エプロンマーク 2025年8月1日19:13>

3人それぞれお好きなものを注文しましたが、私は「諏訪豚の味噌味ロースト」のセットをオーダーしました。
豚肉は厚く、とろける様に柔らかく、美味しかったです。

<諏訪豚の味噌味ロースト@エプロンマーク 2025年8月1日19:23>

文音さんも注文したメニューが美味しかったと、気に入ってくれました。

<蓼科ビレッジ管理センター外観 2025年8月2日13:11>

8月2日(土)の<A>ビレッジホールコンサートの会場、蓼科ビレッジホールは蓼科ビレッジ管理センター(上の写真)の後ろに隣接して建っています。

<満席のビレッジホール 2025年8月2日14:25>

午前中に文音さんはリハーサルの演奏を行い、予定通り13:30開場、14:00開演となりました。
定員50名は満席となりました。

<志野文音ソロ@蓼科ビレッジホール2025年8月2日14:27>

当日の演奏曲目については、案内チラシに記載した次の5曲以外は文音さんにお任せしてあります。

・禁じられた遊び/A.ルビーラ作曲(志野文音編曲)

・カッチーニのアヴェ・マリア/V.ヴァヴィロフ作曲(志野文音編曲)

・入り江のざわめき/I.アルベニス作曲

FlashdanceWhat a Feeling G.モロダー作曲(志野文音編曲)

・温もり/志野文音作曲


<第二部始まりのMC@蓼科ビレッジホール 2025年8月2日15:44>

文音さんは会場の雰囲気を見ながら、自分の印象も含めて、曲目を選び、曲の説明などのトークを交えて、演奏を進めて行きます。

第一部は45分、そして15分ほどの休憩を挟んで第二部も約45分。

<演奏風景/第二部 @蓼科ビレッジホール 2025年8月2日15:48>

第二部の最後の演奏曲目はアストル・ピアソラ作曲の「オブリビオン(忘却)」と「リベルタンゴ」の2曲。いずれも文音さんオリジナルの編曲で、圧巻のギター・ソロ演奏でした。

<志野文音第二部の演奏@蓼科ビレッジホール 2025年8月2日15:48>

そして、アンコールでも数曲を演奏。

<演奏終了後の志野文音 2025年8月4日16:12>

前もって演奏曲目を決めて、それを配布プログラムに記載して、順番に弾いていくという通常のクラシックギター・コンサートとはだいぶ違い、独自の「AYANE  WORLD」が展開されました。

コンサート後に、「文音さんのトークも楽しく、心が明るく、清々しくなるようなコンサートで、聴いて良かった。友人にもお勧めした。」と言ってくださったお客様もいらっしゃいました。

2025年7月26日土曜日

第62回「クラシックギター弾き回し練習会」のご案内


第62回「クラシックギター弾き回し練習会」を9月20日(土)に飯山市文化交流館「なちゅら」小ホールにて開催しますので、ご案内します。

詳細は「クラシックギター弾き回し練習会のブログ」に記載してありますので、ご参照ください。→https://hikimawashi.blogspot.com/2025/07/blog-post_26.html

聴くだけの方は入場無料、予約不要で、途中の出入り自由です。


演奏風景@飯山市文化交流館「なちゅら」小ホール 2024年11月9日撮影


2025年7月25日金曜日

第61回「クラシックギター弾き回し練習会」の開催/レポート


7月20日(日)に蓼科ビレッジホールにて第61回「クラシックギター弾き回し練習会」を開催しましたが、そのレポート記事を「クラシックギター弾き回し練習会のブログ」に掲載しました。

こちらをクリックしてご覧ください。→https://hikimawashi.blogspot.com/2025/07/blog-post_24.html


        <演奏風景@蓼科ビレッジホール 2025年7月20日>


<情報交換会場の「ポールズキッチン」から見る夕暮れ時の西の空 7月20日19:10>