先月から、I.アルベニス(Isaac Albeniz)作曲で、アンドレス・セゴビア(Andres Segovia)編曲の「グラナダ」(Granada)を練習し始めました。
「グラナダ」」(セレナータ)は私のお気に入りのCDの一つ、「Andres Segovia - My Favourite Works」(セゴビア自選名演集)の中に収められています(上の写真)。このCDの中には名曲がたくさん収められていますが、「グラナダ」も私の好きな曲で繰り返し聴いていました。が、とうとう自分で弾いてみたくなり、セゴビア編曲の楽譜を探したところ、クラシックギター専門店「FANA」で見つかりましたので、ネット通販で取り寄せました(下の写真)。
「グラナダ」は、アルハンブラ宮殿があることで知られる南スペイン・アンダルシア地方の都市の名ですが、アルベニス初期(1886年)の傑作と言われる「スペイン組曲・第1集」の初めに収められています(Op.47-1)。また、この第1集の3曲目には「セビーリャ」(Op.47-3)が、5曲目には「アストゥリアス」(Op.47-5)が入っています。
楽譜を見ながら練習を始めると、この曲はセーハが多く、左手でセーハをしながらメロディーと伴奏をきれいに弾き分けるのが私にはなかなか難しい。また、楽譜の通り弾いているだけでは、セゴビアの弾くような美しい音楽が生まれてくるようには到底思えません。セゴビアの演奏を聴くと、演奏とはまさにcreation、創作だということが良く分かります。
私はアルベニスの曲はこれまで弾いたことがなく、これが最初の曲です。
この8月からはエリック・サティの「グノシェンヌ第1番」を練習し始め、この曲もまだ十分には弾けていません。並行して又新しい曲を練習し始めてしまいました。いろんなCDを聞いたり、コンサートを聴いたりしている内に、次から次へと新しい弾きたい曲が現れてきます。この具合だと、私は100歳位までギターを練習し続けないと、弾きたい曲を全部弾けないという気がします。
0 件のコメント:
コメントを投稿