12月15日(土)、16日(日)に上野の東京文化会館小ホールで行われた第55回東京国際ギターコンクールを聴きに行きました。東京国際ギターコンクールには前から聴きに行きたいと思っていたのですが、なかなか都合が合わなかったりして、今回初めて聴きに行くことができました。
15日(土)午前11時から、第二次予選が開始。二次予選には第一次予選を通過した17人が演奏しました。17人の内、日本人は4人と少なく、あと13人は海外別々の13ヶ国から集まっています。今年は海外からかなりレベルの高い人達が集まっているという前評判でした。二次予選の課題曲はJ.S.バッハ作曲「リュート組曲No.2BWV997よりプレリュード、サラバンデ、ジグ」です。
17人がこのかなり長い課題曲と8分以内の自由曲を弾くのを全部聴きましたが、自分がギターを練習する上での指針、ヒントとしてはこの二次予選は大変参考になりました。
17人がこのかなり長い課題曲と8分以内の自由曲を弾くのを全部聴きましたが、自分がギターを練習する上での指針、ヒントとしてはこの二次予選は大変参考になりました。
二次予選の結果は上の写真の通り、赤マルの付いた6人が本選進出しましたが、これはほぼ自分の予想どおりでした。
16日(日)の本選は午後1時から始まりましたが、これはもう世界各国からの6人の名手によるコンサートという風でした。これら6人はいずれも一定以上の音量があり、それぞれ音がきれいで(もちろん人によって音色は少しずつ違いますが)、訴えたいものが伝わってきます。また、私は今自分の演奏姿勢を矯正すべく練習中のため、二次予選の時から全員の姿勢、構えを注意して見ていました。二次予選の時にはちょっと変則的な構えの人が何人かいましたが、それらの人で本選に行った人は誰もおらず、正しい演奏姿勢が大事なことが自分として再確認できました。
いずれにしても、本選進出の6人は実力者ぞろいで、誰が優勝してもおかしくないレベルだと思われ、この中で順位を付けるのは大変だろうと言う感じです。
いずれにしても、本選進出の6人は実力者ぞろいで、誰が優勝してもおかしくないレベルだと思われ、この中で順位を付けるのは大変だろうと言う感じです。
結果は下記の通りでした。
日本人でただ一人本選進出した小暮さんは歌ごころがあり、ハートが伝わってきて、私は彼の演奏は好きなのですが、今回は5位でした。ただ、1位も5位も差は小さいように私には思われ、また、1年ほど前にも彼の演奏を聴きましたが、小暮さんはまだまだ進化しているように感じられ、是非次回に期待したいと思います。
二日間にわたって、二次予選、本選の全部を聴きましたが、二日間通し券3,000円で、世界各国からのこれだけ大勢の実力者、名手の演奏をまとめて聴けるとは、非常に割安、つまり、日本では最もコスト・パフォーマンスの良いコンサートではなかろうかと思います。
大いに勉強になり、たくさん刺激をもらった二日間でした。
Results of the the Final
日本人でただ一人本選進出した小暮さんは歌ごころがあり、ハートが伝わってきて、私は彼の演奏は好きなのですが、今回は5位でした。ただ、1位も5位も差は小さいように私には思われ、また、1年ほど前にも彼の演奏を聴きましたが、小暮さんはまだまだ進化しているように感じられ、是非次回に期待したいと思います。
二日間にわたって、二次予選、本選の全部を聴きましたが、二日間通し券3,000円で、世界各国からのこれだけ大勢の実力者、名手の演奏をまとめて聴けるとは、非常に割安、つまり、日本では最もコスト・パフォーマンスの良いコンサートではなかろうかと思います。
大いに勉強になり、たくさん刺激をもらった二日間でした。
Results of the the Final
第1位 212.5点 1st prize
第2位 201.5点 2nd prize
第3位 201点 3rd prize
第4位 195点
第5位 195点
失格 ・・・課題曲を完奏せず Disqualification. (He missed playing the last page of the set piece. Failure in the score preparation.)
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