2月19日(火)は4ヶ月振りに、蓼科高原、ビーナスライン沿いにある日本料理「柚の花」に家内と夕食を食べに行きました。
この日は、まだ食べたことがなかった「天ぷら懐石」(4,200円)を予約注文してありました。
まず最初は特製「白胡麻豆腐」。
次が、前菜盛合せ。いつものことながら、いろんな食材が用意され、ていねいに作られています。
そして、「雲餅」(うんぺい)が出ました。これは精進料理だそうですが、生姜、ユリ根など体に良いものが豊富に入った健康食。良い味付けでした。
次は、美味しい鰤大根です。
ここからは天麩羅。まず、タラの芽とフキノトウ。
原木椎茸は肉厚で柔らかい。
海老の天麩羅は頭から尻尾まで、シャキシャキして美味しく食べられました。
そして、マイタケと長芋の天麩羅。
ここで赤だしと野沢菜漬けが出ます。
最後は市田柿の天麩羅。天麩羅にすると、それほど甘い感じはせず、おかずらしくなっています。
デザート代わりのぜんざいは隣のリスニング茶房「カノン」に移動して、音楽を聴きながらいただきました。
食後我々がゆっくりと聴いたのは、ヴァイオリン、アルテュール・グリュミオー(1921年~1986年)、コリン・デービス指揮ロンドン交響楽団によるモーツァルト作曲「ヴァイオリン協奏曲第3番」です。これは昔のLPレコードですが(上の写真の右のジャケット)、LPによくある雑音はあまり聞こえてきません。ここに置いてあるレコード・プレーヤーは放送局で使うような高品質なものだそうです。
「柚の花」で食事すると、丹精込めて作られていることが伝わってくる丁寧な料理とほど良い味付けにいつも納得します。美味しい料理を食べ、素晴らしい音響のリスニング・ルームでゆったりと音楽を聴き、私としては贅沢なひと時を過ごしたなと言う感じがします。
Poranさん、
返信削除「柚子の花」のお料理、美味しそうで、ボリュームもタップリですね。天ぷらの素材に春の訪れを感じました。蕗の薹のほろ苦さと香りが長い冬の終わりを予感させて、大好きな食材です。それにしても市田柿の天ぷらとは驚きました。面白いですね。
蓼科は大層な雪の量との事、雪かきが大変でしょうが、やはり冬の蓼科は美しいですね。
Angelaさん、里ではもう蕗の薹が採れるようですね。私の所では例年4月半ばです。しかし、2月下旬になっても気温は低く、雪は多く、春はまだまだ遠そうですね。
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