2月12日(水)晩は銀座ヤマハホールで行われた「パク・キュヒ(朴葵姫)ギター・リサイタル」を聴きに行きました。パク・キュヒさんの演奏はNHK・BSなどテレビでは見ていましたが、生の演奏を聴くのはこれが初めてです。
会場のあるヤマハ銀座ビルは4年前に建て替えられたもので、新しいビルに行くのは初めてでした。旧「ヤマハ銀座ビル」には20代の頃には時々行っていました。私が初めてクラシックギターを買ったのもこのヤマハ銀座店でした。大学1年の時、当時所属していたギター部の先輩に頼んで一緒に行って見てもらい、買ったのが12,000円の「信濃」ギターでした。そのギターは今もありますが、ヒビが入ったりして、もう使えません。
ここはきれいなビルに生まれ変わりましたが、当時と比べるとクラシックギター関連の販売スペースが今はずいぶん小さくなっています。クラシックギターの置かれる状況の変化を示しているのだと思いますが、ちょっと寂しい気がします。
ヤマハホールは客席数333で、アコースティック楽器用に作られ、音響が良く、クラシックギターの演奏にはぴったりです。
会場はほぼ満席。パク・キュヒさんは1985年韓国生まれ、3歳から横浜でギターを始め、数々の国際ギターコンクールに優勝している、今人気が上昇しているクラシックギタリストです。
この日の演奏曲目は下記の通りでした。
アルベニス、タレガ、バリオスなどの人気曲にA. ヒナステラの現代曲を混ぜるなど、楽しませる内容です。
ここはきれいなビルに生まれ変わりましたが、当時と比べるとクラシックギター関連の販売スペースが今はずいぶん小さくなっています。クラシックギターの置かれる状況の変化を示しているのだと思いますが、ちょっと寂しい気がします。
この日の演奏曲目は下記の通りでした。
アルベニス、タレガ、バリオスなどの人気曲にA. ヒナステラの現代曲を混ぜるなど、楽しませる内容です。
<アンコール>
菅野よう子(佐藤弘和編曲) 花は咲く
R.ディアンス タンゴ・アン・スカイ
きれいなトレモロをはじめ技術は高く、どの曲も良かったですが、特に私にはアグスティン・バリオスの大聖堂と最後のトレモロが楽しめました。これらには彼女の豊かな表現力が良く表れていて、作曲者バリオスの意図が伝わってくるような気がしました。
最後に弾いたアルゼンチンの作曲家、アルベルト・ヒナステラ(1916年~1983年)のギターソナタ作品47は、右手で弦を叩きながら、指で弦をはじくなど特殊な技法を使い、オーソドックスなクラシック曲とは違う面白さがありました。
アンコールは菅野よう子作曲(佐藤弘和編曲)「花は咲く」とロラン・ディアンス作曲「タンゴ・アン・スカイ」の2曲。「花は咲く」は佐藤弘和氏の編曲が良く、良いギター曲に仕上がっています。
最後に弾いたアルゼンチンの作曲家、アルベルト・ヒナステラ(1916年~1983年)のギターソナタ作品47は、右手で弦を叩きながら、指で弦をはじくなど特殊な技法を使い、オーソドックスなクラシック曲とは違う面白さがありました。
アンコールは菅野よう子作曲(佐藤弘和編曲)「花は咲く」とロラン・ディアンス作曲「タンゴ・アン・スカイ」の2曲。「花は咲く」は佐藤弘和氏の編曲が良く、良いギター曲に仕上がっています。
全体にとても楽しめ、銀座まで出掛けて行った価値は十分ありました。
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