私は日本経済新聞を大学1年の時から購読していますから、もう殆ど半世紀、購読し続けています。しかし、3ヶ月ほど前に、これを配達による購読から電子版に切り替えました。
電子版に切り替えたきっかけは購読自体をやめようかと検討したことです。
私が学生の頃は、新聞は文字通り「新しく聞く」情報でした。私は学生の時に下宿していましたが、私も、私の友達でも下宿にテレビを持っている人間は誰もいませんでした。当時、白黒のブラウン管テレビは高くて、普通の学生には買えませんでした。下宿ではラジオを聴く程度でしたから、配達されてくる新聞の記事は「新しく聞く」情報でした。
しかし、今は配達されてくる新聞の記事は「遅く聞く」情報です。つまり、「新聞」ではなく、「遅聞」になっています。今はネットを通じて常に新しい情報をリアルタイムで見ていますし、また、テレビでもすぐに新しい画像、動画が放映されています。ですから、新聞の記事は情報の事後確認、あるいはまとめと言う感じです。
そこで、そろそろ日経新聞の購読をやめてしまおうか考えました。しかし、一方で、日経新聞の解説や評論、特集記事にはなお捨てがたいものがあります。そして、考えた結果、宅配の購読をやめ、電子版に切り替えました。
約3か月間電子版を読んでみて、宅配による紙の新聞と比べての電子版のメリット、デメリットをまとめると、次のようになります。
<メリット>
(1)パソコン、タブレット、スマホなどのインターネットにつながる端末さえあれば、どこにいても、いつでも新聞が読める。
・・・・・去年の秋から事情が変わって、我が家は、蓼科から東京の家に時々帰らなければならなくなっていますので、どちらにいても新聞が読めると言うのは便利です。もちろん、旅行中でも海外にいてもネットにつながりさえすれば読めます。また、電車やバスなどで移動中でも読めます。
今月15日~16日の大雪の際には、蓼科周辺では2~3日間、新聞が配達されなかったようです。我が家は電子版なので、毎日リアルタイムで新聞が読めました。
(2)家族の何人かが各々端末を持っていれば、同時に新聞が読める。
・・・・・紙の新聞では、一人ずつ順番に読まなければなりません。
(3)配達を待たず、早い時間から紙の新聞と同じものを読める。また、「Web刊」、「速報」などの画面ではリアルタイムで記事を読めるので、「遅聞」ではなく、「新聞」として即座に情報を入手できる。
電子版に切り替えたきっかけは購読自体をやめようかと検討したことです。
私が学生の頃は、新聞は文字通り「新しく聞く」情報でした。私は学生の時に下宿していましたが、私も、私の友達でも下宿にテレビを持っている人間は誰もいませんでした。当時、白黒のブラウン管テレビは高くて、普通の学生には買えませんでした。下宿ではラジオを聴く程度でしたから、配達されてくる新聞の記事は「新しく聞く」情報でした。
しかし、今は配達されてくる新聞の記事は「遅く聞く」情報です。つまり、「新聞」ではなく、「遅聞」になっています。今はネットを通じて常に新しい情報をリアルタイムで見ていますし、また、テレビでもすぐに新しい画像、動画が放映されています。ですから、新聞の記事は情報の事後確認、あるいはまとめと言う感じです。
そこで、そろそろ日経新聞の購読をやめてしまおうか考えました。しかし、一方で、日経新聞の解説や評論、特集記事にはなお捨てがたいものがあります。そして、考えた結果、宅配の購読をやめ、電子版に切り替えました。
<メリット>
(1)パソコン、タブレット、スマホなどのインターネットにつながる端末さえあれば、どこにいても、いつでも新聞が読める。
・・・・・去年の秋から事情が変わって、我が家は、蓼科から東京の家に時々帰らなければならなくなっていますので、どちらにいても新聞が読めると言うのは便利です。もちろん、旅行中でも海外にいてもネットにつながりさえすれば読めます。また、電車やバスなどで移動中でも読めます。
今月15日~16日の大雪の際には、蓼科周辺では2~3日間、新聞が配達されなかったようです。我が家は電子版なので、毎日リアルタイムで新聞が読めました。
(2)家族の何人かが各々端末を持っていれば、同時に新聞が読める。
・・・・・紙の新聞では、一人ずつ順番に読まなければなりません。
(3)配達を待たず、早い時間から紙の新聞と同じものを読める。また、「Web刊」、「速報」などの画面ではリアルタイムで記事を読めるので、「遅聞」ではなく、「新聞」として即座に情報を入手できる。
(4)一定の期間の過去の記事も読むことができる。検索機能を使えば、過去記事を探すのも容易である。
(5)読んだ新聞をストックしておくスペースが不要になるし、捨てる手間もなくなる。
<デメリット>
(1)紙の新聞のように、大きくがばっと広げて、紙面全体を見ることができない。
・・・・・紙の新聞に慣れている者にとってはこれが一番の不便です。電子版では、いちいちスクロールしたり、拡大、又は縮小したりして見なければなりません。ただ、字を大きくして読めるというのは利点ではあります。
購読料は宅配の朝・夕刊セット版が4,383円なのに対し、電子版は4,000円と、それほどは安くはありません。配達作業、紙代、印刷代が要らないことを考えれば、電子版はもっと安くてもよいだろうと思います。
全体として考えれば、今は宅配から電子版に切り替えて良かったと思っています。
(5)読んだ新聞をストックしておくスペースが不要になるし、捨てる手間もなくなる。
<デメリット>
(1)紙の新聞のように、大きくがばっと広げて、紙面全体を見ることができない。
・・・・・紙の新聞に慣れている者にとってはこれが一番の不便です。電子版では、いちいちスクロールしたり、拡大、又は縮小したりして見なければなりません。ただ、字を大きくして読めるというのは利点ではあります。
購読料は宅配の朝・夕刊セット版が4,383円なのに対し、電子版は4,000円と、それほどは安くはありません。配達作業、紙代、印刷代が要らないことを考えれば、電子版はもっと安くてもよいだろうと思います。
全体として考えれば、今は宅配から電子版に切り替えて良かったと思っています。
我が家は紙+電子版です。電子版は主人と娘が、紙は専ら私が読んでいます。電子版のデメリットがもう一つありますよ。我が家のように日経のみを取っている家の場合、なくなったらチラシなどが見れないのです。主婦としては悲しい。でも今はチラシもPCで見れる時代になってきました。日経は電子版のほうが内容豊富なので我が家も紙購読をキャンセルする日は近いでしょうね。
返信削除yayoyayoさん、確かに、チラシが入らなくなるのは、ローカルの情報としてはちょっと不足ですね。私はタウン誌は結構見ていましたので、これがなくなるのはちょっと寂しいですね。
削除poranさん、電子版は読んでいないので何とも言えないのですが、便利そうですね。私はドライアイで画面を長く見つめることが苦痛なので私には向かないかな?と思っています。あと別の視点から考えると新聞紙って生活の上で意外と重宝で野菜をくるんだり、薪ストーブの焚き付けにしたり掃除に使ったり。また災害時、古新聞って絶対役に立つと思っているので常に少しはストックしています。また届いたばかりの新聞を開けるときの気持ちは捨てがたいし、記事を切り抜いて手帳に挟んでおいたり、ゴキブリをひっぱたいたり(これは冗談ですが・・・)、新聞配達のバイクの音やお兄さんの姿をみるのも捨てがたいしと、このような日常生活に密着している感覚はあります。古い人間と笑われそうですね~。
返信削除dorinさん、 我が家もバーベキューで火をおこす時に新聞紙を使っていますし、紙の新聞から電子版に切り替える時に、念のため新聞紙1か月分位をストックしておきました。しかし、意外になければないで済んでしまいますね。確かに、新聞紙は何十年にわたって、日々の生活に染みついていますね。
削除しかし、一方で、書籍も電子版に切り替わり始めているようですし、これも時代の流れかもしれませんね。