2014年5月19日月曜日

A君宅の第10回サロンコンサート

私の大学時代の同級生、A君から彼の家で行われるサロンコンサートに家内と一緒にお招きいただきました。昨日、18日(日曜日)、電車に乗って、東急田園都市線用賀駅近くの彼の家にお伺いしました。

A君の奥様は某音大出で、歌唱の指導をしたりピアノを教えたりされていて、そうした人達を中心としたサロンコンサートを毎年、ご自宅で開催され、今年が10回目だそうです。
私もギター演奏で参加するよう、お声掛けいただいていました。

<瀬田室内合唱団の女声合唱 2014年5月18日>

我々夫婦は12時ちょっと過ぎに着くと、1時少し前にリハーサルのギター練習をさせてもらい、午後1時半に開演となりました。
この日のプログラムは下記の通りです。

<プログラム>
1.  女声合唱                   瀬田室内合唱団 女性11名 /ピアノ K.I.
  抒情小曲集  月の角笛より
   ・うぐいす (詩 武鹿悦子) 
   ・ほんとにきれい (詩 C.ロセッティ/訳 吉田映子)
   ・夕顔 (詩 金子みすず)
   ・すずしい日 (詩 岸田衿子)   作曲 木下牧子

2.ピアノ独奏  K.S.
      ・タランテラ舞曲            作曲 リー
  ・  バイエル89番 93番          作曲 バイエル

3.ソプラノ独唱      Y.T. /ピアノ K.I. 
    オペラ「フィガロの結婚」より
           ・恋とはどんなものかしら      作曲 モーツァルト
      ・アヴェ・マリア           作曲 カッチーニ
           アヴェ・マリア           作曲 ルッツィ

4.女声合唱        瀬田室内合唱団 女性11名 /ピアノ K.I.
      抒情小曲集 月の角笛より
・かぜとかざぐるま (詩 岸田衿子)
・山の枇杷 (詩 金子みすず)
・月の角笛 (詩 新実南吉)
・白いもの (詩 北原白秋)       作曲 木下牧子


5.ソプラノ独唱              M.N. /ピアノ K.I.
      ・忘れな草              作曲 クルティス
    オペラ「ノルマ」より
      ・清らかな女神よ            作曲 ベッリーニ
      
6.メゾソプラノ独唱      C.K. /ピアノ M.Y.
      ・うつくしい夕日のなかに (詩 関根栄一) 作曲 中田喜直
    歌曲集「抒情歌」より
       ・花季 (詩 大木実)     作曲 團伊玖磨
       ・Soir 夕暮 (詩 サマン)   作曲  フォーレ
             

7.ギター独奏           Poran
              ・ラグリマ        作曲 タレガ
       ・アデリータ(マズルカ)       作曲 タレガ
  ひまわり(映画「ひまわり」のテーマ曲)
                作曲 マンシーニ   編曲 江部賢一

8.メゾソプラノ独唱        J.A. /ピアノ K.I.
       ・鳩笛の唄  (詩 清水みのる)   作曲 中田喜直
  ・むこうむこう(詩 三井ふたばこ) 作曲 中田喜直
                

<C.K.さんのメゾソプラノ独唱 2014年5月18日>

私は最後から2番目の出番で上述の3曲を演奏しました。
ギター演奏は私一人だけでしたが、考えてみると、ギター演奏が自分のみというコンサートに出たのはこれが初めてでした。更に、私以外の出演者は全員女性で、私は「黒一点」で、これも初めての事でした。そういう点では、とても良い経験になりました。

<Poranのギターソロ 2014年5月18日>

そして、コンサートの後は、同じ会場で懇談会に移りました。出演者と聴く人と、合計で40人位集まっていたそうです。
懇談会ではご近所の人、音楽愛好家の方など、いろんな方々と私も家内も話をすることができました。クラシックギター以外のジャンルの人達と幅広く話をすることは興味深く、ちょっとエクサイティングでした。

<第10回サロンコンサート後の懇談会 2014年5月18日>

ところで、A君ご夫妻お二人は大学時代からお付き合いしていて、卒業後ほどなく結婚されました。そういう事で、私も学生時代にA君の奥様(当時は彼女)には何回かお目にかかっていました。その頃以来ですから、ほとんど半世紀振りにA君奥様と昨日お会いすることができました。A君奥様も学生時代の私のことを覚えてくれていて、昔話を色々しました。

<A君ご夫妻と我々夫婦 2014年5月18日>

学生時代にA君と一緒に撮った写真が手元に残っているので、下に添付します。
場所は小平市上水本町あたりの玉川上水の土手の上、通称、”Lovers' Lane”と呼ばれていた所です。当時は今ほど住宅も建っておらず、静かで、とても良い雰囲気の小路だったため、近くの津田塾大学の女子学生達はここを”Lovers' Lane”(恋人たちの小路)と呼んでいたのです。この日(1967年2月)は東京では珍しい大雪が降った後でした。写真の左側がA君、右側が同じく同級のH君、真ん中が私です。人生の「使用前」(つまり、働く前)の写真と言えるでしょう。そうすると、上の写真は人生の「使用後」の写真となってしまいそうです。(笑)

<A君(左)、H君(右)と私(中央)/玉川上水の通称"Lovers' Lane"にて 1967年2月>

いずれにしましても、A君奥様と久し振りにお会いし、また、幅広い色々な人達とお話しをし、ギター演奏でも貴重な体験をし、とても充実した、楽しい一日でした。

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