2017年11月10日金曜日

仏法紹隆寺の大イチョウの紅葉

昨日、タイヤ館すわ店にタイヤ交換に行き、今まで使っていたスタッドレスタイヤはかなり摩耗していましたので新調しました。

実は、数日前のローカルテレビのニュースで、その近くの、諏訪市四賀にある仏法紹隆寺(ぶっぽうしょうりゅうじ)の大イチョウがきれいに紅葉しているとの報道がありました。そこで、お昼を食べた後に見に行ってみました。

 <仏法紹隆寺の参道 2017年11月9日12:38>

仏法紹隆寺には初めて行きましたが、ホームページによると、このお寺は
大同元年(806)征夷大将軍坂上田村麿が諏訪大明神へ戦勝報告の際に、「神宮寺」と共に開基されたと伝わります。
その後、弘法大師空海和尚により、「神宮寺」を真言宗流布の寺(真言宗をひろめる寺)とし、当山を「真言宗の学問の道場」と草創され、信州・甲州にわたる田舎本山となりました。」と述べられています。


確かに、参道や寺の構えには歴史を感じさせる雰囲気があります。

 <山門(左)を入った中庭に立つ2本の大イチョウ 11月9日12:45>

山門から入った、広い中庭に天然記念物の「夫婦大銀杏」が立っています。この
大イチョウは推定樹齢200年を超え、幹周は4m11cmだそうです。

 <紅葉した夫婦大イチョウ 2017年11月9日12:45>

このお寺の大イチョウは諏訪大社大祝庭のイチョウと夫婦という伝承を持っていて、秋にはたくさんの実を結び、その実を食べると、子孫繁栄・子宝成就・夫婦円満になるとの言い伝えがあるそうです。

これだけ立派なイチョウの紅葉はなかなか見られません。散った葉が地面の上で黄金の絨毯のようになり、きれいでした。

 <本堂(左奥)と水屋(左手前) 2017年11月9日12:50>

仏法紹隆寺は大正9年に大火災に遭い、本堂などたくさんの伽藍が焼失しましたが、本堂など大部分は間もなく再建されたとのことです。

<昭和の庭 2017年11月9日12:59>

また、寺内には、安土桃山時代作庭の庭をはじめ、江戸・明治・大正・昭和とそれぞれの時代の名勝庭園があります。庭園の紅葉は終わりにかかっていましたが、まだ楽しめました。

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