この安曇野ギターコンサートは安曇野市のM女史が主催し、毎年アマチュア・クラシックギター愛好者有志が集まって、ソロや重奏を演奏します。これまでは12月に開催されていましたが、今年は予約の関係で、初めて11月の開催となりました。私は3年振り、6回目の参加です。
<安曇野の田園地帯と北アルプス 2019年11月17日09:13>
朝、車で会場の「みらい」に近づくと、安曇野の田園地帯の向こうに望む北アルプスの山々がきれいでした。
<安曇野市穂高交流学習センター「みらい」外観 11月17日10:39>
コンサートは13時に開演で、第10回目のプログラムは下の通りです。
<第10回安曇野ギターコンサート・プログラム>
このギターコンサートは長野県内のアマチュアのクラシックギター・コンサートとしては比較的大勢のお客様が毎年集まっています。これは、主催者Mさんが地元新聞やミニコミ誌にコンサート案内を掲載するなど情宣活動をされていることと、長年の実績で、地域に定着してきていることが大きいと私には思えます。
<一番目の演奏、フルートとギターの二重奏 11月17日13:10>
私は3番目の出番で次の2曲を演奏しました。
☆アグスティン・バリオス作曲 「ビダリータ(悲恋歌)」
☆さだまさし作曲(蓮見昭夫編曲) 「秋桜」
1曲目は大きな傷は無く弾けたと思いますが、2曲目は途中止まって、弾きなおすという大怪我がありました。これは、その前10日間ほど風邪をひいていたための弾き込み不足が露呈したものだと思います。コンサートでは言い訳はできませんので、これは反省点です。
<私のソロ演奏 2019年11月17日13:24>
参加者の皆さんはそれぞれ熱のこもった、持ち味あふれる演奏でしたが、やはり、この日の圧巻はゲストのyasupochi(渡邊泰敏)さんでした。
演奏された、アグスティン・バリオスの「大聖堂」全楽章とイサーク・アルベニスの「アストリアス」は、今話題の映画『マチネの終りに』の中で演奏され、効果的に使われている曲で、タイムリーでした。
3曲目のデ・ラ・マーサの「ロンディーニャ」、そして、アンコールとして演奏された曲の中島みゆき(yasupochi編)の「糸」も含め、yasupochiさんの高い技術に加えて、歌わせる力が十分伝わってきて、とても楽しめました。
<ゲスト、yasupochiさんのソロ演奏 11月17日15:28>
コンサート終了後は、近くの「デニーズ」あずみの店に移って、打ち上げ会が行われました。
私は治りきらない風邪をおしての参加でしたが、皆さんの演奏を聴き、交流し、楽しい、価値のある一日でした。
このコンサートを10年間にわたって企画、運営されてきたMさんには敬服します。私が事務局として運営する「弾き回し練習会」とは違って、きちんとしたコンサートの実行は準備、手配、当日の運営すべてが大変です。あらためてお礼申し上げます。
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