先週末にこの時期としては大雪が降って高原が一面真っ白になってからは、ベランダに黒ひまわりの種を置くと、今までよりも多くの小鳥たちが食べに来るようになりました。
冬に入り、地面も草も多くが雪で覆われて、草食動物たちは食べ物を得るのが大変になり始めているからです。
リスも毎日のように我が家のベランダに黒ひまわりの種を食べに来ます。
今朝はリスと小鳥たちがテーブルの上で鉢合わせです。
しかし、コガラ、シジュウカラ、ヤマガラなどの体力に劣る小鳥たちは横でリスがひたすら食べるのをただ眺めているだけです。
あまりリスに近付くと、リスは小鳥たちをうるさそうに追い払ってしまいます。
<リスと小鳥たち@山荘ベランダ 2022年12月29日08:10>
(室内のテレビの音が入っています。)
一面たっぷり積雪して、食べ物が足りなくなるのは鹿たちも同じです。
今朝、我が家の庭に入ってきた2匹の女鹿は、積もった雪の上に頭を出している、わずかなクマザサの葉を食べています。
そのうち更に雪が厚く降り積もって、クマザサも完全に雪に隠れてしまうと、鹿たちはモミの木などの太い幹の皮を剥いで、食べるようになります。
<庭にやって来た女鹿たち@山荘 2022年12月29日09:30>
木々の栄養分は幹のすぐ内側の部分を通って上にあがりますので、幹の皮を剥がれて食べられてしまうと、栄養分が上に行き渡らなくなり、モミのような大木もそのまま立ち枯れしてしまいます。
このところ毎年冬の間に鹿に食べられて、立ち枯れするモミの木などが増えていて、生態系に悪影響が生じているのは困ったものです。
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