2008年8月7日木曜日

フランス旅行振り返り/トゥール&ロワール古城



7月2日(水)朝、モン・サン・ミッシェル9:30発の路線バスに乗り、レンヌ駅に着き、レンヌ駅発11:05の特急TGVに乗りました。


image from www.flickr.com ル・マン駅 2008年7月2日

ル・マン駅でTGVを降り、在来線terに乗り換え、13:40にトゥール駅に到着しました。駅から歩いて7、8分の予約してあったホテル・ヴァンドームVendomeにチェックインしました。


チェックイン後、早速トゥール市内の見物に出掛けました。近くのパン屋でサンドイッチを買って、食べた後、サン・ガシアン大聖堂、旧市街などを歩いて見て回りました。トゥールは落ち着いた、静かな町で、見どころもあり、我々の最も気に入った町の一つです。



晩は家内はあまり食欲がないから、買ってきたパンをホテルの部屋で食べればいいと言うので、次男と私の二人が外に食べに行くことになりました。



 「地球の歩き方」に載っていた、旧市街にある「フゥアース」が名物の昔ながらのビストロという「コム・オートルフェ」Comme AutreFouee に行ってみました。




フゥアース(Fouace)はpita bread(パン種の入らない平たい中近東のパン)の一種で、 客の注文が入ってから店の窯で焼きます。


この辺の農民は昔からこのフゥアースを地元の産物と一緒に食べたのだそうです。当然、このフゥアースのコース料理を注文しましたが、一人€16と割安です。


オニオンとベーコンのタルトの前菜を食べた後、店の窯で焼かれたパン(フゥアース)が出てきました。パンはギュッと詰まった感じで、焼き立てで熱いくらいで、美味しいです。




塩入りバター、豚肉のミンチ、白インゲンと山羊のチーズの煮込み、野菜が続いて出てきました。




このビストロは家族で経営しているようで、店の娘さんが来て、食べ方をフランス語でいろいろ説明してくれました。しかし、私も息子もフランス語が分からないので、具体的なことが分かりません。仕方がないので、テキトウにフゥアースをちぎって、おかずを乗っけて食べました。




暫くすると、地元の人達と思われる若者男女7、8人のグループが入ってきて、同じものを注文して食べ始めました。見ていると、彼らはフゥアースをナイフで半分に切って、その間におかずを、ハンバーガーのように挟んで食べました。ああ、あのように食べるのか、と漸く分りましたが、その時は我々は食べ終わって、もうデザートに入っていました。 


食べ方はちょっと違っていても、美味しかったです。


ホテル・ヴァンドームVendomeは静かな住宅街の中にある部屋数11の小さなホテルでした。我々がフランスで泊まったホテルの中では一番cost performanceが良いと思いました。


このホテルの朝食は、オーナーの自分の家庭と同じようなものを出してくれる感じで、ジュース、パン、コーヒー共においしかったです。

7月3日(木)は、日本からネットで予約してあったトゥレーヌ・エヴァジオン社Touraine Evasionのロワール河岸古城巡りミニバン一日ツアーに参加しました。


トゥール駅前を9:30に出発し、下の写真の順番に、シュノンソー城Chenonceau→アンボワーズ城Amboise→シャンボール城Chambord→シュヴェルニー城Chevernyの4つを見学しました。また、途中、車窓からショーモン・シュル・ロワール城とブロワ城を見ました。



ミニバンの運転手から車中で簡単な英語での説明はありました。午前の部の乗客は我々3人の他に、日本人の若者男女一人ずつと韓国人の若い男性一人、それに韓国人の母娘二人でした。


午後の部の乗客は一部入れ替わって、我々の他には、午前と同じ日本人の若者男性一人と韓国人の母娘二人、それにオーストラリア人の母娘二人が加わりました。



ロワール河岸の古城は、ヴェルサイユ宮殿やパリの観光地のようにごちゃごちゃしておらず、また、それほど俗化していません。それぞれの城にはフランスの歴史が感じられ、また、それぞれの個性があり、ここは一日かけて回って良かったと思いました。



 ミニバンは予定通り夕方7時頃トゥール駅に戻りました。



その日の晩は、泊っているホテルのオーナーの奥さんに、この町のいいレストランを紹介してもらっていましたので、そこに食べに行きました。トゥールの旧市街に続くColbert通りにある、La Rucheという小さなレストランでした。



 前菜のあとのメインには私と次男はcanette(小鴨)のフィレを食べました


家内は、この地の名産物である、ロワール川で獲れたsandre(スズキの一種)のフィレを食べました。


ここの料理は前菜もメインも美味しかったです。


トゥールのレストランやビストロの値段はパリと比べて半分近い安さでした。 




翌日、7月4日(金)朝7:58トゥール駅発の特急TGVに乗り、1時間10分でパリに戻りました。


 (我が家の次男は今回約1週間、我々親と一緒にフランスを旅行しましたが、翌々日、5日(土)にパリ・シャルルドゴール空港発のエールフランス便に乗り、仕事があるため一足先に帰国しました。) 

2008年8月5日火曜日

フランス旅行振り返り/モン・サン・ミッシェル



7月1日(火)朝9:05、パリ・モンパルナス駅発の特急TGVに乗り、11:08にレンヌ駅に着きました。


レンヌ駅からはクーリエ・ブルトン社の定期路線バスに乗り、1時ちょっと前にほぼ予定通りにモン・サン・ミッシェルに着きました。モン・サン・ミッシェル往きのバスは普通の路線バスなのに、乗客の大半は日本人でした。




バスを降りて、島内のGrande Rue(大通り)を5分くらい歩き、予約してあったホテル、ル・ムートン・ブランLe Mouton Blancにチェックインしました。





昼食には、日本の旅行ガイドブックには必ず載っている、島名物オムレツの元祖と言われるレストラン、ラ・メール・プラール La Mere Poulard に行ってみました。




ここのオムレツの値段は、単品で約€40、前菜・デザートなどの付いたコースで€45です。オムレツ料理が約7,650円(=€45×170円)というのは考えてしまいましたが、これも観光記念だし、我々夫婦が生きている内にここに来ることは二度とないだろうと思い、オムレツ・コースを食べることにしました。


こんなにフワフワして柔らかいオムレツは他にはないし、美味しいことは美味しかったです。しかし、これがこの値段の価値があるかと言えば、それはその人の考え方次第でしょうね・・・。 

一泊したホテル・ル・ムートン・ブランLe Mouton Blancは14世紀の建物で、その頃から営業している老舗だそうです。ただ、小さなホテルで、3階建なのにエレベーターはありません。しかし、いかにもモン・サン・ミッシェルという感じで、味がありました。



ここでは夕食&朝食付きのhalf-board で予約してありましたので、夕食はこのホテル併設のレストラン(上の写真の建物の右側)で食べました。夕食はコース料理で、メニューの中から好きなものを選べます。


まず、ドリンクにはこの地の名物だと言う、リンゴのビールなるシードルCidreを飲んでみました(上の写真)。これはもう一度飲みたいというものではありませんでした。




前菜にはこの地の名産品である、ムール貝のノルマンディー風を食べました。美味しかったですが、日本だったらこれだけでメインという位の量がありました。




モン・サン・ミッシェルの対岸では羊が放牧されていて、帰りのバスからも羊の群れを眺めることができました。メインは、その特産品の子羊のローストを注文しました。しかし、私はこの子羊のローストとその後のデザートは全く食べていないのです。残念!


というのは、前菜のムール貝を平らげたところで、急に体調が悪くなり、気分が悪くなって、椅子に座っているのもつらくなりました。それで、次男と家内をレストランに残して、私だけホテルの部屋に帰って、持ってきていた胃薬を飲んで、そのまま朝までぐっすり眠ってしまいました。翌朝になったら、食欲も戻り、普通に旅行が続けられるようになりました。どうも、この時はそれまでの疲れが出たようでした。




モンサンミッシェルでは、午後遅くなると潮が満ち始め、5時過ぎには早い川を流れる水のように海水がどんどん島と陸を目指して流れ込んできました。海水の迫ってくる様子はなかなか迫力がありました。上の写真は着いた日の5時半頃、海水が満ちてくる様子を眺める島内の観光客ですが、私もこの中にいました。


(フランスの美術関係に興味のおありの方はこちらをご覧下さい。charanのブログ)

2008年8月3日日曜日

フランス旅行振り返り/パリ(食べ物)



パリには全部で6泊しましたが、気の利いたレストランで夕食を食べたのは2回だけでした。あとは大体カフェで食べていました。

6月30日(月)は午後The American Church in Parisで長男の結婚式がありました。新郎・新婦とも日本で仕事をする日本人なのですが、なにか思い出に残る結婚式をしたいと考えたようで、パリに行って結婚式を挙げたものです。


The American Church はセーヌ川沿いにある、ステンドグラスの綺麗な教会でした。思ったよりも雰囲気の良い教会で、式が無事終わってみて、親としてはフランスまで来て結婚式を挙げた意味はあったなぁ、と感じました。




その日の晩は結婚式への参列者全員12人で、レストランLa Fermette Marbeufで夕食会を行いました。La Fermette Marbeufはシャンゼリゼ大通りからアルマ橋の方に少し入った所にある、アールヌーボーの装飾が奇麗なレストランでした。




La Fermette Marbeuでは、私はメインにビーフのタルタルステーキを食べました。美味しくて、ボリュームたっぷりでした。



デザートにはシャーベットを食べましたが、3種類のシャーベットが出て、日本で言ったらファミリー・サイズでした。


7月5日(土)には、カルチェ・ラタンのすぐ西、サンジェルマン・デ・プレにあるレストランLe Petit Zincに行って、夕食を食べました。Le Petit Zincは、去年イタリア・ツアー旅行に行った時にご一緒だったMさんから紹介いただいたものです。Mさんのお嬢さんは結婚してフランス在住ですが、パリに住んでいた時にお気に入りの店だったそうです。Le Petit Zincはかなりの席数のある、アールヌーボー調の洒落たレストランです。夜9時頃になったら殆ど満席で、地元では人気のある店であることが窺えました。



私は前菜では野菜のテリーヌ(上の写真)を、メインではここでもタルタルステーキを食べました。



上の写真は家内の食べたメイン。鴨かアヒルだったと思います。このレストランは前菜もメインもどれも美味しく、フランス料理を堪能できました。



上の二つのレストラン以外は、パリ滞在中はほとんどCafeで食事をしていました。カフェの食事はメニューもいろいろあり、ヴォリュームもあって、十分おいしかったです。我々が滞在したモンパルナスは、20世紀前半には世界中から大勢の作家や芸術家が集まった場所というだけあり、適度な賑わいがあって、落ち着いていて、比較的きれいなエリアでした。モンパルナスには芸術家達が通ったという伝統のあるカフェが今でもいくつも営業しています。




我々が泊まったモンパルナスのHotel Odessaの建物の1階にはCafe Odessa(上の写真)があり、6月29日(日)の夜食と30日(月)の朝食はここで食べました。



7月4日(金)の朝食はカフェ・ロトンドLa Rotonde(上の写真)で食べました。La Rotondeのある建物の上階でボーヴォワールは生まれたそうです。ここの朝食もおいしかったです。



4日(金)の夕食はやはりモンパルナスのカフェ・ル・セレクトLe Selectで食べました。ル・セレクトは1925年開店の歴史のある店で、ヘミングウェイやヘンリー・ミラーに愛された店とのことです。


ここでは私はシーフードを食べました。サーモンと白身魚でしたが、美味しかったです。 


パリ最後の晩である7月6日(日)には再びモンパルナスのカフェで食べました。この晩はル・ドームLe Domeです。ル・ドームは1905年開店で、亡命中のレーニンがよく来ていて、画家ではモジリアーニやピカソが常連だったそうです。


この店は魚介料理が評判だそうですが、我々夫婦はパリのヴォリュームのある食事に食べ疲れていたため、二人ともサンドイッチを食べました。



しかし、フランスのサンドイッチは上の写真の通り大きくて、これだけで十分おなかが一杯になります。また、味もいいです。

2008年8月1日金曜日

フランス旅行振り返り/パリ(乗り物)

image from www.flickr.com モンパルナタワーから見た夜のエッフェル塔

我々夫婦は、British Airwaysで成田発、ロンドン経由で、6月28日(土)夜にパリに着きました。同じ日にエールフランスの直行便で夕方にはパリに着いていた次男と、モンパルナスのホテルで夜遅く合流しました。それからパリに3泊した後、モンサンミッシェルとロワール河畔古城巡りに行き、7月4日(金)に再びパリに戻り、3泊して、合計6泊、パリには滞在しました。

パリ市内及びその郊外の電車には地下鉄Metroと高速郊外鉄道RERがあります。パリに着いて翌日の6月29日(日)朝には早速RERに乗って、ヴェルサイユ宮殿の見物に行きました。 

 RERは総2階建客車で、日本のグリーン車よりもゆったりして、明るい感じです。



我々が泊まったHotel Odessaは国鉄モンパルナス駅のすぐそば。モンパルナス駅はRER、特急TGVの始発駅で、地下鉄も3路線が入っているターミナル駅で、交通にはとても便利でした。




パリの地下鉄メトロは網の目のように張り巡らされていて、大変使い勝手が良く、よく利用しました。メトロは日本の地下鉄よりも車幅は狭く、小ぶりでした。メトロの切符はカルネCarnetという10枚回数券を、滞在中に2回買って、使いました。


タクシーにも何回か乗りました。しかし、町の所々にあるタクシー乗り場で待っていても、タクシーはなかなか来ず、待ち切れず地下鉄に乗ったことも2回あり、やはり地下鉄の方が便利でした。




6月30日(月)夕方にはセーヌ川の遊覧船、バトー・ムーシュBateaux-Mouchesに乗りました。1時間ちょっとの乗船です。「パリのセーヌ河岸」として世界遺産登録されているだけあって、セーヌ川を走る船から見る光景は写真スポットだらけ、見応え十分でした。


(なお、妻、charanがステンドグラスや美術館など美術関係を中心にフランス旅行の振り返りを書いています。興味のある方はご参照ください。→ここです