10月10日(土)晩はフランス料理店「オーベルジュ・エスポワール」に家内と夕食を食べに行きました。
「エスポワール」は11年前に蓼科高原にオープンし、ここの藤木シェフは料理に関する本を書いたり、地元のテレビに時々登場するなどして、この辺では一応名の知れた人です。
我々はここのことは知っていましたが、食べに行ったのは今回が初めてです。
オーベルジュ・エスポワール 2009年10月
ディナーはシェフのお任せコース料理で、フルコースと品数を少し減らしたコースの2種類があります。我々はそんなにたくさんは食べられないので、品数の少ないほうのコースを選びました。
エスポワール特製の野草ジュース
まず、飲み物は家内がエスポワール特製の野草ジュースを、私はフランス産赤のグラスワインをたのみました。
ワインを飲んでいると、店のマダムが今日の料理に使われるという、近くで採った天然のいろいろなキノコを盛り合わせたものを持ってきて、見せてくれました(下の写真)。豪華な美味しそうなキノコです。
今日の食材の天然キノコ
まず、前菜としてズッキーニと山芋のアミューズが出ました。
ズッキーニと山芋のアミューズ
そのあと、ウェートレスが 信州産のいろいろなチーズをトレイに乗せて持ってきてくれました。ヤギのチーズなど珍しいものもありました。どれも美味しそうでしたが、この中から何種類かを選んで、盛り合わせてもらいました。
信州産の色々なチーズ
その次は、信州産天然キノコとウナギのポワレです(下)。
天然キノコと鰻のポワレ
そのあとは、天然キノコのコンソメスープが出ました(下)。
天然キノコのコンソメスープ
私はグラスワイン2杯目に国産の塩尻信州メルロ2006をたのみました。 一杯目のフランスワインよりもちょっと渋めでしたが、どちらもいい味でした。
いよいよメインです。家内は“長野県産黒毛和牛のバベットステーキと信州野菜のパナッシェ”を、私は“信州産牛舌の赤ワイン煮込み”をたのみました。
黒毛和牛のバベットステーキ
牛舌はおいしくワインに煮込まれて、とろけるような感じでした。
信州産牛舌の赤ワイン煮込み
デザートは家内がモンブラン、私がパプリカのクレームブリュレです。
パプリカのクレームブリュレ
クレームブリュレはパプリカの味と香りがして、洒落たデザートでした。
モンブラン
そして、食後の飲み物は家内がエスプレッソ、私がコーヒーでした。
この店のディナーはオードブルからスープ、メイン、デザート、コーヒーまでどれも我々夫婦が満足し、納得できる味でした。
1.5流や二流の店ですと、メインはいいがオードブルはイマイチとか、メインでもこちらはいいが、こちらは味がしつこいなどと言うことがよくありますが、この店はすべての料理が納得できるものでした。
ただ、味に比例して値段もこの辺ではトップクラスの一つです。我が家が日常的に行く店とは残念ながら、ちょっと言えません。
0 件のコメント:
コメントを投稿