2010年4月7日水曜日

御柱祭(2)/上社の川越し


3日(土)、2本目の御柱「木落し」を見終わったら11時半頃になっていたので、木落し会場を後にしました。少し歩いたらファミレス「デニーズ」があったので、そこで昼食をとって、午後に「川越し」が行われる宮川に又歩いて向かいました。


「川越し」の行われる場所近くに着いたのは1時半頃になっていました。既に周辺の宮川両岸の土手の上も、ちょっと離れた橋の上も人がびっしりで、土手の上は立つ場所もない位です。

image from www.flickr.com                     「川越し」を始める御柱 2010年4月3日午後2時頃


どうせ見えないなら、できるだけ現場に近付こうと思い、強引に進んで行きました。気がついたら、「関係者専用」エリアの中に入り込んでいました。もう今更仕方がないと思い、知らん振りして、そこで見ましたが、お陰で、御柱が川を渡ってくる至近距離で見ることができました。

午後2時頃、一本目の「本宮一之御柱」が「川越し」を開始。先端の「めどでこ」の上に大勢の氏子を乗せた御柱が、約5メートルの石積みの川岸の上から宮川の中に引き落とされて行きました(下の動画をご参照)。   

信州・諏訪大社の御柱祭/本宮一之御柱の川越し 2010年4月3日

宮川には雪解け水が流れ、この日の水温は5度だったそうです。先陣で綱を曳く人は1時間位川水に浸かりきりですから、随分冷たかっただろうと思います。 

image from www.flickr.com                       川越しする御柱 2010年4月3日午後2時過ぎ

午前の 「木落し」は対岸から見たので、ちょっと距離がありました。しかし、ここでは、「めどでこ」の上に20人程の若衆を乗せた御柱が水から上がってきて、目の前に現れました。やはり間近で見ると迫力があります(下の動画ご参照)。

「川越し」本宮一之御柱・岸に上がろうとする 2010.4.3.

岸に上がった御柱は、近くの安国寺の御柱屋敷まで曳いて行かれ、5月ゴールデン・ウィークの「里曳き」まで安置されます。 


この日は午前「木落し」、午後「川越し」の両方を見ましたが、一度は見ておく価値のあるお祭りだというのが感想です。

本宮一之御柱・川越しを終える 2010年4月3日

新聞によると、御柱祭は4月2日(金)~4日(日)の3日間で合計50万9千人の人出で、過去最高だったそうです。人数を千人単位まで発表していますが、人出というのはどのように計算するのだろうかと思いました。

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