標高1,600mの我が家の周りでは漸く新緑が始まりました。そして、ランディと散歩をしていると、今、あちこちで自生の山桜が花を咲かせています。
山桜(ヤマザクラ)は、ソメイヨシノやヒガンザクラなどの里桜と比べると花が小さく、葉と花がほとんど同時に開くのが特徴です。また、山桜の幼葉は赤みがかっているため、遠目には、花が赤っぽいように見えるものもあります。
山桜は同じ地域に生えるものでも、花つきに少しずつバラツキがあります。写真のように花が密集して咲いている木もあれば、花がもう少しまばらについている木もあります。開花時期も木によって1週間程度のずれがあります。
短期間に集中して咲くソメイヨシノのような華やかさはありませんが、山桜はひっそりとして、清楚です。そして、その姿をゆっくりと静かに楽しめるのが有り難いです。
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