5月28日(土)~29日(日)は女神湖近くのペンション「しなの家」に泊まり、「福田進一ギター・リサイタル in しなの家」を聴いてきました。
福田さんのしなの家でのリサイタルは去年の6月に続いて2回目で、私は去年に続いて今年も参加しました。
リサイタルは28日(土)夕6時から約1時間半にわたってしなの家の食堂の部屋で行われ、今年も約30名のお客が車座になって聴きました。
今年の使用ギターは去年と同じく桜井正毅製作のものですが、今年のはメープル(楓)を使った Raised Fingerboard Model (RF)で、1週間前に出来上がったばかりだそうです。
私が今年座ったのは前の席で、福田さんからは1m50cm位しか離れていません。上の写真はそこから撮ったものです。両手の指の動きが完璧に見え、また福田さんの演奏中の息づかいも良く聞こえました。
この日の演奏曲目は下記の通りです。
・・・・・ <演奏曲目> ・・・・・
*J.J.フロベルガー作曲(J.ブリーム/福田進一改編) 組曲第11番 イ単調
~ アレマンデ、ジーグ、クーランテ、サラバンデ
*J.S.バッハ作曲(福田進一編) チェロ組曲第3番 ト長調
~ プレリュード、アレマンデ、クーランテ、サラバンデ、ブーレ、ジーグ
~休憩~
*F.タレガ作曲 ラグリマ & アデリータ
アラビア風奇想曲
アルハンブラの想い出
グラン・ホタ
*H.ヴィラ=ロボス作曲 前奏曲第1番
*A.バリオス作曲 大聖堂
*A.C.ジョビン作曲(鈴木大介編) イパネマの娘
~アンコール~
*M.ポンセ作曲 エストレリータ
*A.バリオス作曲 情熱のマズルカ
*L.ブローウェル作曲 特徴的な踊り
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福田さんの、美しく、豊かな音量で、エネルギッシュで情熱的な演奏を間近で聴き、今年も大満足で、堪能しました。タレガの「グラン・ホタ」のような超絶技巧の曲を聴いて、見ていると、福田さんの演奏技術には限界はないのだろうと思いました。
演奏会が終わると、同じ部屋で、約30名のお客さんに福田さんも入って、宴会です。
夕食は、しなの家のオーナー自身が釣ってきたイワナやヤマメの他に、山菜の天麩羅など山の幸がたっぷりの、しなの家ならではの料理が盛り沢山で、毎回楽しめます。
福田さんはとても気さくで、お客さんと酒を酌み交わし、我々も楽しく懇談しました。
お開きになったのは夜の11時半で、今年はかなり大勢のお客さんが最後まで一緒に飲んでいました。
わずか30人程のお客が「世界の福田」の演奏を間近で聴き、そのまま福田さんと一緒にみんなで宴会という、なんとも贅沢なコンサートだと思います。
台風の影響でずっと雨でしたが、そんなことは関係なく、堪能した一泊二日でした。
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