昨日、26日(日)は須坂市の小音楽堂「夢奏庵」で「藤元高輝&小暮浩史~夏のスペシャルコンサート」がありましたので、聴きに行きました。
須坂市の「夢奏庵」まで我が家からは、白樺湖の横を抜け、大門街道を通って、上田菅平インターから須坂長野東インターまで上信越自動車道を走って、2時間弱でした。
須坂市の「夢奏庵」まで我が家からは、白樺湖の横を抜け、大門街道を通って、上田菅平インターから須坂長野東インターまで上信越自動車道を走って、2時間弱でした。
「夢奏庵」で藤元高輝さんと小暮浩史さんのコンサートが行われるのは、今年1月14日(日)に「若き勝者達の調べ」と題するジョイントコンサートが行われて以来、2度目です。
お二人は昨年11月の第54回東京国際ギターコンクールに参加し、藤元高輝さんが優勝、小暮浩史さんが3位という華々しい成果を収められていますが、二人はとても仲が良いようです。
この日のお客は、クラシックギターを弾かない一般の音楽愛好者の人達が多いとのことで、クラシックギター音楽の歴史概略の話から始まりました。
ステージ後ろの壁右上にスライドを映しながら、現代クラシックギターの歴史を作ってきた偉大なギタリストであるアンドレス・セゴビア、ナルシソ・イエペス、ジュリアン・ブリームを紹介し、3人の演奏スタイルを真似して、藤元さんがギターを弾いて見せてくれました。上の写真は、ナルシソ・イエペスの奏法を真似て、藤元さんが「禁じられた遊び」を弾いているところです。頭が禿げているところはイエペスとよく似ています(笑)。 セゴビアなど音色までそれぞれに真似て弾いたのは流石でした。
なかなかユーモアある楽しいお話でした。
<小暮浩史ソロ>なかなかユーモアある楽しいお話でした。
*シューベルトの歌曲より
涙の賛歌、セレナーデ(メルツ ~高田元太郎編)
*天使の花(ピアソラ)
<藤元高輝ソロ>
*シャコンヌ(バッハ)
*ペーシュカショーロ(川上統)
それから、コーヒーとクッキーが出て、休憩タイム。
その後は「夢奏庵」オーナー、Yさんが加わって、ステージ上で鼎談、質疑応答となりました。ギターにまつわる話や、お二人のギターに向かう日頃の姿勢なども伝わってきて、こういう小ホールでなければできないプラスアルファの楽しみでした。
そして、後半はお二人の二重奏です。
<藤元&小暮デュオ・演奏曲目>
*上を向いて歩こう(中村八大) ・・・お客全員で合唱しました。
*カノン風ソナチネ(テデスコ)
~アンコール~
*ジョンゴ(ベリナティ)
藤元さんは20歳で小暮さんは23歳と若いですが、高度な素晴らしいテクニック、音質を持ち、十分楽しませていただきました。
二人は当然これからまだまだ上手くなるだろうと考えると、どのように上達し、変わって行くのか想像がつかない感じですし、楽しみです。将来の日本のクラシックギター界の中心になるお二人だろうと思います。
藤元さんのイエペス、ギターの構え方も足の組み方も本当にそっくりですね。
返信削除ヒデさん、
削除彼は若いのに、イエペスやセゴビアの特徴をよく研究し、音の出し方まで真似ていました。笑いながらも、感心しましたね。