2015年11月24日火曜日

豚肉と菊芋の醤油炒め

5年前に私の畑に初めて菊芋(キクイモ)の種芋2つを植えましたが、最近数年は私の畑の中ではもう栽培はしていません。しかし、菊芋は生命力が強いため、生き延びて、私の畑の向こうのめぐみファームの敷地の隅の方で勝手に繁殖しています。菊芋は背丈が2メートルを超え、今年も9月下旬にはたくさんの黄色いきれいな花をつけていました(下の写真)。

<菊芋の花 2015年9月22日10:47>

秋も終わりになって、葉も茎も枯れると、その地中の生姜のような形をした根塊が食料になります。
キクイモ(菊芋)は、名前とは違って芋類ではなく、北米原産のキク科の多年草です。この地中の塊根は栄養分が豊富で、イヌリン、ポリフェノール、ミネラルとビタミンの各種栄養素がたっぷり入っています。特にたくさん含まれるイヌリンは血糖値を下げる効果があり、また、腸内ではビヒズス菌を増やし、消化吸収を良くする効果があると言われます。菊芋そのものには独特のクセがありますが、健康食品として私はこれまで時たま食べています。

<掘り出した菊芋の根塊 2015年11月7日10:29>

今月初めに、自生していた菊芋の根塊を掘り出したら、籠二つ分も収穫してしまいました(下の写真)。これでも全体の半分も掘り出してはいません。

<水洗いした菊芋の根塊 2015年11月7日15:02>

これまでは菊芋はひたすら味噌漬などの漬物にしていましたが、漬物だけではこの量は到底食べきれません。我が家では収穫した野菜類は、料理が上手な家内がもっぱら調理してくれています。しかし、菊芋については、どういう訳か家内は私に「自分でやりなさい!」と言います。しかたがないので、自分で料理することにして、ネットでレシピを調べたら、「カリカリ豚と菊芋の醤油炒め」がおいしそうだったので、これを作ることにしました。

このレシピに従い、菊芋(609g)をよく水洗いし、簡単皮むきグローブ「ムッキー」を使って皮を軽くこすり落し、700Wの電子レンジで2分半チンしました(下の写真)。

<電子レンジでチンした菊芋 2015年11月22日18:20>

豚バラ肉をごま油で焼いて、焦げ目が付いたところで塩コショウ、菊芋、ネギを入れて焼きました。3分くらいしたら醤油を回しいれ、軽く炒めて、出来上がりです。


<豚バラ肉、白ネギと菊芋を炒める 2015年11月22日18:26>

この日(一昨日)の夕飯のおかずとして食べました。家内も、この料理法だと菊芋のクセがなくなって、美味しいと言ってくれました。私でもやればできました。

<出来上がった「豚肉と菊芋の醤油炒め」 2015年11月22日18:44>

今日は、私が塩水に浸けてアク抜きしておいた菊芋を使って、家内が「菊芋のきんぴら」を作ってくれました。これもなかなか美味しかったです。

0 件のコメント:

コメントを投稿