<菊芋の花 2015年9月22日10:47>
秋も終わりになって、葉も茎も枯れると、その地中の生姜のような形をした根塊が食料になります。
キクイモ(菊芋)は、名前とは違って芋類ではなく、北米原産のキク科の多年草です。この地中の塊根は栄養分が豊富で、イヌリン、ポリフェノール、ミネラルとビタミンの各種栄養素がたっぷり入っています。特にたくさん含まれるイヌリンは血糖値を下げる効果があり、また、腸内ではビヒズス菌を増やし、消化吸収を良くする効果があると言われます。菊芋そのものには独特のクセがありますが、健康食品として私はこれまで時たま食べています。
<掘り出した菊芋の根塊 2015年11月7日10:29>
今月初めに、自生していた菊芋の根塊を掘り出したら、籠二つ分も収穫してしまいました(下の写真)。これでも全体の半分も掘り出してはいません。
<水洗いした菊芋の根塊 2015年11月7日15:02>
これまでは菊芋はひたすら味噌漬などの漬物にしていましたが、漬物だけではこの量は到底食べきれません。我が家では収穫した野菜類は、料理が上手な家内がもっぱら調理してくれています。しかし、菊芋については、どういう訳か家内は私に「自分でやりなさい!」と言います。しかたがないので、自分で料理することにして、ネットでレシピを調べたら、「カリカリ豚と菊芋の醤油炒め」がおいしそうだったので、これを作ることにしました。
このレシピに従い、菊芋(609g)をよく水洗いし、簡単皮むきグローブ「ムッキー」を使って皮を軽くこすり落し、700Wの電子レンジで2分半チンしました(下の写真)。
<電子レンジでチンした菊芋 2015年11月22日18:20>
豚バラ肉をごま油で焼いて、焦げ目が付いたところで塩コショウ、菊芋、ネギを入れて焼きました。3分くらいしたら醤油を回しいれ、軽く炒めて、出来上がりです。
<豚バラ肉、白ネギと菊芋を炒める 2015年11月22日18:26>
この日(一昨日)の夕飯のおかずとして食べました。家内も、この料理法だと菊芋のクセがなくなって、美味しいと言ってくれました。私でもやればできました。
<出来上がった「豚肉と菊芋の醤油炒め」 2015年11月22日18:44>
今日は、私が塩水に浸けてアク抜きしておいた菊芋を使って、家内が「菊芋のきんぴら」を作ってくれました。これもなかなか美味しかったです。
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