しかし、彼の演奏で録音され残されているものは少ないです。ところが、先月23日に、パリ国際ギターコンクールでの優勝演奏を含むライヴ録音のCD『渡辺範彦/パリ・ライヴ録音集~コンクール&リサイタル:1969、70&76』が発売されました。私は発売元の山野楽器に注文し、早速ネット通販で購入しました。
『渡辺範彦/パリ・ライヴ録音集 ~ コンクール&リサイタル:1969,70&76』
1 幻想曲 (4:03) ~ ジョン・ダウランド (1563~1626)
2 ソナタ 第3番より 第2楽章 ニ短調 アンダンテ「シャンソン」 (3:52)
2 ソナタ 第3番より 第2楽章 ニ短調 アンダンテ「シャンソン」 (3:52)
~ マヌエル・ポンセ (1882~1948)
3 ソナタ 第3番より 第3楽章 ニ長調 アレグロ・ノン・トロッポ (5:20)
4 マズルカ (5:27) ~ アレクサンドル・タンスマン (1897~1986)
5 パイパー船長のガリアード P.19 (2:22) ~ ジョン・ダウランド (1563~1626)
6 メランコリー・ガリアード P.25 (2:32) ~ 同上
3 ソナタ 第3番より 第3楽章 ニ長調 アレグロ・ノン・トロッポ (5:20)
4 マズルカ (5:27) ~ アレクサンドル・タンスマン (1897~1986)
5 パイパー船長のガリアード P.19 (2:22) ~ ジョン・ダウランド (1563~1626)
6 メランコリー・ガリアード P.25 (2:32) ~ 同上
7 ハンソン夫人のパフ P.54 (1:33) ~ 同上
8 組曲「カヴァティーナ」 1.前奏曲 (3:00) ~ アレクサンドル・タンスマン
8 組曲「カヴァティーナ」 1.前奏曲 (3:00) ~ アレクサンドル・タンスマン
9 組曲「カヴァティーナ」 2.サラバンド (2:50)
10 組曲「カヴァティーナ」 3.スケルツィーノ (2:29)
11 組曲「カヴァティーナ」 4.舟歌 (2:52)
12 組曲第4番 ホ長調 BWV.1006aより ~ J.S.バッハ (1685~1750)
10 組曲「カヴァティーナ」 3.スケルツィーノ (2:29)
11 組曲「カヴァティーナ」 4.舟歌 (2:52)
12 組曲第4番 ホ長調 BWV.1006aより ~ J.S.バッハ (1685~1750)
第1曲 前奏曲 (4:18)
「 <CD発売への思い>
・・・(他界して間もなくの) 2004年春、家族は範彦にゆかりのあるフランスの都市を訪ねました。パリでは「第11回パリ国際ギター・コンクール」(1969年)が行われたラジオ・フランス(旧フランス国営放送)を訪ね、コンクール会場であった『メシアン・ホール』を見学しました。そのとき対応してくれた女性職員の素晴らしい機転により、優勝を飾った範彦の演奏録音に出会うこととなりました。この信じられないような巡り合わせに、家族は驚きと感動を覚えました。そしてその演奏を初めて聴いて心に浮かんだ言葉は、純粋、無垢の他にありませんでした。パリの舞台でひと際輝いた22歳の演奏を残しておきたいと思い、家族の中でメモリアルCD発売への夢が膨らみました。 ・・・・・
2010年2月 渡邊悦子、史彦、恵美理 」
今回のライヴ録音のCDも私は繰り返し聴いていますが、渡辺氏の演奏にはいつも気品があり、かぐわしい香りが漂っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿