信州・諏訪大社・上社の8本の御柱は4月2日(金)~4日(日)の3日間に「山出し」が行われ、木落し、川越しを経て、 曳航されて安国寺の御柱屋敷まで曳いて行かれ、安置されました。
1ヵ月を経て、ゴールデンウィーク中に上社「里曳き」が行われました。5月2日(日)~4日(火)の3日間で、8本の御柱は御柱屋敷を出発して、曳航され、上社・前宮と本宮に4本ずつが運ばれ、神社境内に建てる「建御柱」(たておんばしら)が行われます。
御柱祭・上社の里曳き 2010年5月3日
我々は5月3日(月)の「里曳き」と前宮での「建御柱」を見に行きました。午前中に車で出掛け、ビーナスラインのあけぼの隧道近くの西友の駐車場に車を停め、そこでお弁当を買って、歩いて「里曳き」の行われる岡谷茅野線に向かいました。その道路に入ると、早速、里曳き中の本宮四の御柱に追い付きました。
御柱祭・上社の里曳き 2010年5月3日
御柱祭の桟敷席/上社里曳き 2010年5月3日
桟敷席では真澄の枡酒が振舞われました。私も一枡いただいて、お祭りの気分を味わいました。
昼食後は、午後1時からの「建御柱」を見るために、歩いて上社前宮に行きました。
諏訪大社・上社の前宮 2010年5月3日
大混雑の中、神社境内の「建御柱」の行われる場所に1時ちょっと前に着きましたが、足の踏み場もない状況。脇の方ですが、何とか見られる場所に入り込みました。
上社前宮・建御柱/立上げ途中 2010年5月3日
御柱が垂直に立ち上がるまでには約1時間かかりました。大勢の氏子は御柱に乗ったまま、垂直になってもぶら下がっています。
上社前宮・立ち上がった御柱(建御柱)
御柱は長さ約17m、重さ10トンを超えていますから、これを人力でロープをひいて立ち上げるというこの催しも危険なものです。 先月には千曲市内の神社で行われた御柱祭の際に、約10mの御柱が倒れて、死亡事故が起きています。ここは総本社だけあって、御柱は千曲の2倍近い大きさですので、 見ていてハラハラします。
上社前宮・立上げられた御柱(建御柱)
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