国立国会図書館、他

家内が東京で用事があると言うので、付き合って４日（水）からランディも連れて東京の家に帰ってきています。せっかく東京に来たので、昨日、６日（金）は初めて国立国会図書館に行ってきました。

国立国会図書館に行ったのは、南米の偉大なるギタリストであり作曲家のアグスティン・バリオス・マンゴレの資料を入手したかったからです。
国立国会図書館は国会議事堂のすぐ隣にあります。

国立国会図書館（右）と国会議事堂　2013年12月6日

私は初めての利用なので、まず国立国会図書館の新館に行って、登録利用者カード（ＩＣカード）を作りました。この登録利用者カードを使って、図書館の入退館から、コンピューター端末を使っての図書検索、書籍や資料の貸し出し、コピー入手など全てが行われます。コピー作成の申請書作りまでほとんどの手続きがコンピューター化されていました。

雑誌「現代ギター」は昔のものまでしっかり所蔵されていて、私が欲しかった「現代ギター１９８１年１２月号＜特集：幻の巨匠バリオス＞」も見つかり、コピーをとってもらうことができました。
更に、端末を使って検索したところ、名古屋大学の大学院生が２０１０年に書いた「アグスティン・バリオスの音楽作品とその再評価　－２０世紀前半南米南部の社会文化状況を背景として‐　」と題する論文が見つかり、そのコピーを入手できたのも収穫でした。しかし、私が探していたバリオス評伝の英文書籍はありませんでした。さすがにマニアックな洋書までは国会図書館でも置いてないようです。ただ、ここに来れば色々な書籍、資料がそろっており、これからも使えそうです。

「現代ギター」81年12月号＜幻の巨匠バリオス＞

国立国会図書館を出てから、隣の国会議事堂の方に歩くと、周りの銀杏並木はまだ黄色いきれいな紅葉を残していました。

国会議事堂前／桜田門に向かう通り　2013年12月6日

そのあとは銀座に行き、山野楽器をのぞきました。クラシックギターの楽譜を見たところ特にこれと言ってほしいものはなかったので買いませんでしたが、ギターを演奏する時の滑り止めシートを買って帰ってきました。

山野楽器（左側）とミキモトのクリスマスツリー　2013年12月6日

銀座通りではあちこちにクリスマスツリーが飾られ、イルミネーションが輝き、もう師走の雰囲気でした。