2017年12月5日火曜日

台湾周遊旅行④/花蓮~台北(1)

ツアー五日目、26日(日)は花蓮市から列車にて台北市に向かいます。
台湾の西側(台湾海峡側)には日本の技術を導入して2007年に開業した、台北市と高雄市の間を結ぶ新幹線があります。しかし、東側(太平洋側)には在来線しかありません。

<乗車した台北行き特急列車@花蓮駅 2017年11月26日08:28>

我々は花蓮駅朝8:39発、台北駅10:50着の特急列車に乗りました。在来線ですが、座席も客室内もゆったりしていて、日本の新幹線よりも快適でした。

<「鼎泰豊」台北信義店と入店待ちの人達 11月26日11:10>

台北駅に着くと直ぐに、早めの昼食をとりに、市内のレストラン「鼎泰豊」(ディンタイフォン)台北信義店に向かいました。ここは小籠包の人気レストランです。1993年に「ニューヨークタイムズ」誌にて世界10大美食レストランとして選出され、ブレイクしたようです。11時ちょっと過ぎに店に着きましたが、もう満席。しかし、時間が早かったので、そんなに待たずに席に着くことができました。

<前菜 ~豆腐干の和え物と豆もやしの和え物>

我々のランチはコース料理です。まず。2種類の前菜が出ました(上)。
(以下、料理の写真はチャーハンを除いて6人分のものです。)

<小籠包>

小籠包はプレイン(上)の他に、鶏肉など、全部で3種類の小籠包が出ました。
小籠包は口の中でとろけるような美味しさです。

<海老と豚肉入り焼売>

海老&豚肉入りの焼売も出ました。

<椎茸入り野菜蒸し餃子>

蒸し餃子は、椎茸入り野菜(上)の他に、豚肉と魚、全部で3種類です。

<サンラータン/スープ>

そして、サンラータンのスープと豚肉チャーハン。

<豚肉チャーハン>

デザートは餡子入り小籠包(下)。

<あん入り小籠包/デザート>

やはり、ここの小籠包は絶品でした。お昼からこれだけ食べたら、お腹がいっぱいになりました。
鼎泰豊は現在、世界各地に海外支店を展開していて、日本国内にも既に10店舗以上があります。この台北信義店は鼎泰豊の第1号店(本店)で、我々が出る時には、店の前は入店待ちの人達であふれ、90分待ちでした。

<忠烈祠正門の衛兵 2017年11月26日13:44>

昼食の後は、忠烈祠(デュンリエツー)を訪ねました。忠烈祠は、抗日戦争や共産党軍との戦いで国民党政府のために戦死した約33万人の霊を祀り、1969年に創建された廟です。

<忠烈祠の正門から本殿に向かって進む交代式の衛兵たち 11月26日14:02>

本殿(下の写真)は中国宮殿式で、北京故宮の大和殿を模して建てられたそうです。

忠烈祠の本殿と、そこに向かう衛兵たち 11月26日14:07>

廟は軍の管理下にあり、毎日正時ごとに正門の衛兵の交代式が行われます。ちょうど我々が訪れた時に、この衛兵の交代式を見ることができました(下の動画)。

          <忠烈祠の衛兵交代式 11月26日14:08>

その後は台北の北の郊外にある國立故宮博物院に行きました。
故宮博物院は主に中国の歴代皇帝が所有していた宝物や芸術品を収蔵しており、中華文明のコレクションにおいては世界一の博物館です。収蔵品は69万点以上にのぼり、その全てを見るには8年以上はかかると言われています。

<國立故宮博物院外観 2017年11月26日16:16>

これらの宝物の多くは、蒋介石率いる国民党が中国内戦で毛沢東の中国共産党に敗れ、1949年に200万人の人々と共に台湾に逃れてきた際に、蒋介石が大陸から大量に運び込んだものだそうです。

<國立故宮博物院の前庭 2017年11月26日16:17>

我々のツアーのここでの見物時間は約1時間半でしたので、「翠玉白菜」や「肉形石」など有名なものを中心に見ました。

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