駒ヶ根市に行くのはこれが初めてなので、お昼は地元グルメで有名なソースかつ丼を食べることにしました。
<ソースかつ丼「きらく」外観 2015年4月21日12:10>
我が家から車で中央道駒ヶ根インターまでは1時間15分で着き、ネットで調べてあった、インター近くのとんかつ・ソースかつ丼「きらく」に入りました。
<ソースかつ丼@きらく 2015年4月21日>
家内はソースかつ丼(160g)を、私は上ソースかつ丼(260g)を注文しました。ソースかつ丼は普通のボリュームですが、上ソースかつ丼は若い男性でも満足できるボリュームです(下の写真)。ロースは肉厚で柔らかく、脂身が少なく、また、ソースもベタベタ系ではなく、どちらかと言えば和風味なので、これだけ食べてもしつこくありません。お腹いっぱい、おいしく食べられて、これだけでも駒ヶ根に来た甲斐があったという感じです。
<上ソースかつ丼@きらく 2015年4月21日>
食べた後は、そこからほど近い光前寺に向かいました。
<光前寺の枝垂桜と宝剣岳 2015年4月21日12:22>
光前寺にはしだれ桜が咲き誇り、その後ろ(西側)にはまだ白い雪がたっぷり残っている千畳敷カールと宝剣岳がそびえています。
<仁王門と枝垂桜@光前寺 2015年4月21日12:26>
仁王門から大講堂付近を中心に植えられている約70本のしだれ桜は今が満開です。
<光前寺の枝垂桜 2015年4月21日12:28>
仁王門から本堂に向かう参道は樹齢数百年の杉並木となっていて、この寺の歴史を感じさせます。
<杉並木参道@光前寺 2015年4月21日>
参道両側の石垣には光り苔が自生しています。この時は晴れていて、光が強くて見にくいですが、よく見ると石の間の奥に微かに光を放つ光り苔が見えました(下の写真)。
<光前寺参道の光り苔 2015年4月21日>
光前寺は天台宗の別格本山の寺院で、貞観2年(860年)創建、、円仁の弟子、本聖の開基と伝えられています。
その本堂は嘉永4年(1851年)再建されたものとの事(下の写真)。
<光前寺本堂 2015年4月21日12:44>
三重塔は南信州唯一の三重塔で、高さ約17メートル。文化5年(1808年)再建。
<光前寺三重塔 2015年4月21日>
本坊客殿の奥(西側)の築山式池泉庭園を拝観しました(拝観料500円)。
<光前寺本坊客殿 2015年4月21日12:48>
この築山泉水庭は自然の傾斜地を築山にみなし、池を掘り、巨石を建てて、庭景の中心としているそうです。ここを含め、境内全域約6.7ヘクタールが光前寺庭園として国の名勝に指定されています。
<光前寺の築山泉水庭 2015年4月21日12:55>
光前寺は、長野市の善光寺と並ぶ長野県下屈指の大寺で、江戸時代には、徳川家光から朱印地60石を受け、隆盛を極めたとの事です。
<大講堂前の枝垂桜@光前寺 2015年4月21日13:17>
しかし、観光地としては善光寺ほど全国的に知られておらず、桜の見頃の時と言っても、それほど混雑していません。中央アルプスを背景に、静かな自然の中にあり、落ち着いた良いお寺でした。
<光前寺の枝垂桜と水仙 2015年4月21日13:26>
大講堂前のしだれ桜とその下の水仙のコントラストもきれいでした。
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