<農家食堂「傍」と蔵 2015年4月5日13:25>
レストランの名前は農家食堂「傍/katawara」と言い、築140年の蔵のかたわらにあるから「傍」なのだそうです。
<農家食堂「傍」の店内 2015年4月5日>
中に入ってみると、古い蔵とは対象的に、モダンなお洒落なデザインになっています。
<「傍」の窓からの風景 2015年4月5日12:49>
大きなガラス窓からは、向こうに雨に濡れる農村風景が見えます。
お昼のメニューはそば類のみですから、ランチの時間帯は事実上そば店です。
私は「ローストビーフ小どんぶり&おそば」(1,400円)を、家内は「天ぷら&おそば」(1,400円)を注文しました。
<本日の野菜小鉢 2015年4月5日>
私の方にはまず「本日の野菜小鉢」が出ました。”レッドムーン”ポテトや蕎麦をから揚げしたものなどが入っています。
<傍の野菜プレート 2015年4月5日>
家内の方には「傍の野菜プレート」が出ました。野沢菜漬やお豆などもあり、もうちょっと品数が多いです。
<ローストビーフ小どんぶり&おそば 2015年4月5日>
それぞれに白そばと黒そばが1枚ずつ付いていますが、まずは白そばが出ました。八ヶ岳山麓産の蕎麦だそうで、腰があり、しっかりした味わいです。蕎麦にローストビーフ丼を付けるというのはおもしろい組み合わせですが、自家製の柔らかいローストビーフの丼ぶりは意外と蕎麦と合っていました。
<天ぷら&おそば 2015年4月5日>
家内の方の天ぷらはパリッと美味しく揚げられていました。
<黒そば 2015年4月5日>
そして、それぞれに黒そばが1枚ずつ出てきました。蕎麦の実の皮を入れないと白になり、皮を入れると黒になるのだそうです。
この店の蕎麦のおもしろいところは、通常のめんつゆの他に、季節によって変わる、オリジナルのめんつゆが出ることです。この日は、「華やかさくら寒天つゆ」と「さっぱり柑橘寒天つゆ」があり、好みの一つを選びます。私は「華やかさくら寒天つゆ」を、家内は「さっぱり柑橘寒天つゆ」を選びました。私の方は桜の香りがし、家内の方はみかんの味わいがあり、それぞれ美味しくて、十分楽しめました。
この店は若いご夫婦が農薬・化学肥料不使用野菜を栽培しながら、経営しているそうです。ローストビーフ丼付きのおそばや季節によって変わるオリジナルの天つゆなど、斬新な発想です。若い人たちによる、新しい発想のお店は我々にとってもおおいに楽しめます。リピートしていきたいと思う店がまたできました。
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