この安曇野ギターコンサートは地元の女性、Mさんが主催され、アマチュア・クラシックギター愛好者の有志が集まって、毎年12月に安曇野市の穂高交流学習センター内の多目的交流ホール「みらい」を会場として開催しています。
<安曇野市穂高交流学習センター外観 2015年2月13日14:39>
ホール「みらい」は席数200で、音の響きが良く、クラシックギターの演奏にはほど良いサイズです。この日の演奏者は私を含めて全部で13人で、ソロと重奏、計15組の演奏がありました。聴きにいらした方は100人近くになったようです。長野県内のアマチュアによるクラシックギターのコンサートとしてはまずまずのお客様の数だと思います。
<コンサート演奏風景/H.M.氏@ホール「みらい」 2015年12月13日>
さて、私は今回は不覚にもその5日ほど前から風邪をひき始め、3日前には鼻水などで夜も眠れないほどでした。コンサートの前日に急遽かかり付けの医者に行き、薬をもらい、当日朝には鼻水もほぼ収まり、なんとか参加したと言う有様です。
<私のソロ演奏@ホール「みらい」 2015年12月13日>
そんな状況でしたから、今回は私は最後まで無事弾ききることだけを考えて演奏しました。いつもの通りミスはたくさんありましたが、一応ステージの上でなんとか最後まで演奏できました(上の写真)。
コンサートの翌日、幹事のMさんから、私の演奏を録画した動画をWEB上のファイルで早速送ってくださいました。その動画をすぐにダウンロードして、自分でじっくり見てみました。毎度のことですが、演奏動画を見ると、自分の演奏の欠点、ミスがイヤと言うくらいよく分かります。繰り返し見ると、これらの弱点やミスは風邪のせいではない事を自覚しました。単に自分の演奏技術の足りないこと、不十分さから来るものなので、これらを踏まえ、反省材料にして、また改善に向けて練習をしようと思います。
<松本樹佳さん(ギター)&松本尚子さん(ピアノ)の演奏 2015年12月13日16:07>
自分の演奏が終わった後は、私は写真係として写真を撮りながら、他の皆様のそれぞれの個性が伝わってくる演奏を楽しむことができました。
ところで、今年も去年に続いて、釧路から松本樹佳さん(ギター)・松本尚子さん(ピアノ)ご夫妻が参加されました。奥様の尚子さんはプロのピアニストで、ご主人の樹佳さんは『Kiyoshi Matsumoto As a Guitarist ときどき、ギタリスト』と題するCDをリリースしている、「最高のアマチュア・ギタリスト」です。松本ご夫妻には私は今年6月に、カリス主催のツアーの一環で釧路のお宅にお邪魔して、大変お世話になりました。ここ安曇野で松本ご夫妻と再会できることを楽しみにしていました。
松本樹佳さんはソロではアグスティン・バリオス作曲の「情熱のマズルカ」と「ワルツ第4番」を見事に演奏され、また、プログラムの最後に奥様のピアノとの二重奏でホアキン・ロドリーゴ作曲「ある貴紳のための幻想曲」を熱演され、今年もお二人の演奏を私は堪能しました。
<親睦会会場・レストラン・アベ 2015年12月13日16:48>
そして、全員の演奏が終わると、参加者にて近くのレストラン「アベ」に移動して、親睦会です。
<親睦会にて@レストラン・アベ 2015年12月13日18:13>
お互いに演奏の緊張と疲れから解放されて、ビールなどを飲み(私の場合は運転があるのでノンアルコール・ビール)、料理を食べながら、ギター談義などをする親睦は最高のひと時です。
<親睦会にて@レストラン・アベ 2015年12月13日18:25>
風邪で私は酷いコンディションでしたが、なんとか最後まで参加でき、貴重な、楽しい一日でした。
このコンサートは6回目になり、良い方向に発展し、定着してきたと思われます。
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