2015年6月2日火曜日

屋根工事と外壁木部の塗装

我が家の山荘は平成元年に建てて以来、屋根の修理は一度もしていません。
カラーベストコロニアル葺きですが、カラマツの枯れ枝が落ちるし、少し苔も付いて、だいぶくたびれてきました。そこで、屋根を葺き直してもらうことにしました。
現在のカラーベストコロニアルはそのまま残して、その上にカラーガルバリューム鋼板を被せる手法です。
我が家の建物の謂わば「ホームドクター」のようにお付き合いしている工務店、J社の社長に相談し、まず家の周りに足場を組んでもらいました。

<私の破風板の塗装作業  2015年5月26日10:55>

そのあと、屋根の専門業者は、4月に雨続きだった影響で仕事が遅れていて、なかなか来られませんでした。そこで、屋根業者が来る前に、この足場を使って、外壁木部の塗装を自分ですることにしました。

低い所の塗装は家内が行い、高い所は私が塗りました。鉄パイプの足場だとはいえ、高い所は少し揺れるので、さすがにちょっと緊張します。

<家内の塗装作業 2015年5月26日10:45>

知り合いの人からヘルメットをかぶらないのですか?と言われましたが、ヘルメットは家になかったので、私は頭にバンダナを巻いたままでやってしまいました。

<塗料「キシラデコール」色マホガニー>

我が家の外壁はスレート張りなので塗装する必要はなく、破風板(屋根すぐ下の板)とベランダの柱などが塗装の対象になります。使った塗料は「キシラデコール」(色マホガニー)4L缶。5月26日(火)午前中に1回目を塗り、27日(水)午後に2回目を塗りました。4L缶塗料はほとんど使い、ちょっとしか残っていません。
考えてみると、前回塗装したのが21年前で、私は現役の時でしたから、もちろん業者にやってもらいました。それ以来ですので、1回目の塗装の時には、ペンキは木の中に吸い込まれるようにたくさん染みていきました。

<塗装作業完了  2015年5月27日14:57>

無事夫婦二人でケガもせず作業が終えると、見た目もきれいになって、スッキリしました。

<業者による屋根を葺く作業中  2015年5月29日11:12>

そして、5月29日(金)にようやく専門業者が来てくれて、屋根工事が始まりました。
まずは、屋根の上にたまった枯れ枝や苔を除去する作業から開始です。
前もって屋根の寸法を測って、鋼板は必要な部分をカットされた上で、運び込まれまれていました。

<屋根を葺く作業完了  2015年>

さすが専門業者はやることがてきぱきしていて、翌日30日(土)の昼には工事は完了してしまいました。
見た目もきれいになりました。
今回の工事では、雪止めを鋼板の屋根の両側全面に付けてもらいました。この高原では冬の間に屋根の上に積もった雪が、春が近づいて暖かくなると、雪崩のように下に落ちてきます。屋根の上に積もって固くなった雪はコンクリートのように重いので、これに人が当たると大けがをしたリ、場合には死亡事故の恐れもあります。
従って、冬もここに定住している我が家では、この雪止めは安全対策としては必須のものです。

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