朝10時頃、蓼科の我が家を出て、ビーナスラインを女神湖方面に車で走ると、周辺の木々は黄色や赤に見事に染まって、ビーナスラインは”紅葉街道”の趣でした。
<上田りんご園のリンゴ畑 2016年10月21日>
そして、女神湖の先は県道40号を下り、我が家から1時間ほどで北佐久郡立科町五輪久保(ごりんくぼ)に到着しました。五輪久保の一帯はリンゴ畑だらけです。この地域は冷涼乾燥の気候がリンゴ栽培に適しているのだそうです。
<上田りんご園の倉庫 2016年10月21日>
私の畑仲間から、旨くて、安いと紹介された上田りんご園を訪ねました。倉庫に入ると、りんごの詰まったケースがたくさん置いてありました。
今は「シナノスイート」が旬の時期で、大型のリンゴよりも小型の方が日持ちがして、味は変わらないとのお話しでしたので、小型のシナノスイート30キロを買いました。
<倉庫の中に積まれたリンゴ・ケース 2016年10月21日11:28>
次に、そこからくねくねの下り道を10分程走って、上田市下丸子の味噌店、大桂商店に行きました。大桂(だいけい)商店は文政4年(1821年)創業の老舗の味噌、醤油醸造元です。
<大桂商店外観 2016年10月21日>
10月2日放映のNHKテレビ番組『キッチンが走る!”信州上田・新和食によみがえる真田一族の戦い”』の中で、この大桂商店が紹介され、ここの味噌が創作料理に使われました。
そこで、ちょっとミーハーではありますが、この味噌店に寄ってみました。
<大桂商店の店内 2016年10月21日12:09>
『キッチンが走る!』の番組に登場した七代目当主、小林大史さんがいらして、色々お話をお聞きし、味噌3種類を1キロずつ買いました。
その後は上田市の町中に車を走らせて、上田城の真ん前、上田市観光会館1階にある蕎麦店「千本桜」に行って、お昼を食べました。行くと、人気店らしく10人以上が並んでいましたが、それほど待たないで席に着けました。
<田舎くるみそば・大盛@千本桜 2016年10月21日13:30>
私が注文したのは「田舎くるみそば」の大盛りです。観光地ど真ん中の蕎麦店なので味がどうかなと思いましたが、そんな心配は無用で、蕎麦の純朴な風味のようなものが感じられる味。くるみはたっぷり付いて、やや甘口ですが、くるみたれも良かったです。
大盛を注文したら、私が蓼科界隈で食べている蕎麦の3人分位の量がありましたが、頑張って食べました。
<上田城 2016年10月21日13:54>
ここまで来たので、昼食後は、上田城に入りました。
城内は平日なのに、ずいぶんの人出です。上田城の花見の時期とそんなに変わらないような込み具合に感じました。
<信州上田真田丸大河ドラマ館・外観 2016年10月21日>
上田城には既に2回来たことがあり、一通り見ているので、今回は「信州上田真田丸大河ドラマ館」を見てみました。
大河ドラマ館では、NHK大河ドラマ「真田丸」のストーリーに沿って、セットや衣装、ロケ風景などが展示されていて、それなりに面白かったです。この館内も大勢の人で混雑していて、土・日曜はどれだけ混むのだろうかと思いました。「真田丸」人気の程が分かりました。
<信州上田真田丸大河ドラマ館・館内 2016年10月21日14:24>
そして、帰りの途中でスーパーで買い物をして、我が家には夕方5時前に帰着しました。
<リンゴ「シナノスイート」3箱 2016年10月22日>
さて、この日買ってきたものは、まず上田りんご園の「シナノスイート」3箱、合計30キロです(上の写真)。
これをもちろん夫婦二人で全部食べるわけではなく、かなりの部分は息子の家族や親戚に送ってあげます。
早速食べましたが、十分な甘みがあって、ジューシーです。
<手造り味噌、3種類 2016年10月22日>
次に、大桂商店の手作り、天然醸造、無添加の味噌、次の3種類各1キロです。
*発芽米味噌・芽(めばえ)・・・発芽米をふんだんに使用し、しっかりとした旨味、甘味が特徴。
*吟醸仕込み・誉(ほまれ)・・・ 北海道産の高級大豆を使用し、地元米の麹140%で仕上げ。
*店主の隠し味噌・・・麹歩合18割、甘口、旨口味噌。
早速、味噌汁、味噌うどんなどにして食べました。ご飯にこれら3種類の味噌をそのまま乗せて食べてみましたが、それも美味しかったです。
収穫充分の日帰りツアーでした。
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