2016年3月27日日曜日

御柱街道の綱置場

諏訪大社の御柱祭(おんばしらまつり)が始まりました。御柱祭は7年目毎の寅と申の年に、山から樅の大木16本(上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮用に各4本)を切り出し、4箇所の各宮まで曳行して、社殿の四方に建てて神木とする勇壮な大祭です。

昨秋、辰野町の横川国有林から切り出されていた御用材が一昨日、25日に茅野市と原村の堺の綱置場に運び込まれました。そこで、今日午前、富士見町に出かけた帰りに、置かれている8本の御柱を見に行きました。

<御柱綱置場の石碑@八ケ岳中央農業実践大学校の農場北 2016年3月27日>

原村の八ヶ岳中央農業実践大学校の農場北に「諏訪大社・御柱綱置場」の石碑があって、ここが山出しの起点です。綱置場は御柱祭に使う元綱や曳き綱などを置いた場所だそうです。

<前宮四之御柱@御柱綱置場石碑前 2016年3月27日11:42>

この御柱綱置場石碑の前に「前宮四之御柱」が置かれ、里に向かう道路沿いに、今、本宮四、前宮三、本宮三・・・の順で8本の柱が並べられています。

<上社山出し出発地点説明看板 2016年3月27日>

石碑の前には「御柱祭・上社山出し出発地点」の説明看板が立っていました。

<前宮三之御柱 2016年3月27日>

上社(かみしゃ)の全ての御柱には、めどてこ針孔梃子)と呼ばれるV字型の角(つの)のような大きな梃子棒が前後に付けられますが、置かれている御柱にはめどてこを付けるための穴が既に開けられていました(上の写真)。


八ケ岳エコーラインと交わる一番塚交差点の手前まで、約300メートル間隔で御柱は並べられています。


先頭となる、一番下に置かれている「本宮一之御柱」はさすがに大きく、堂々としていました。


最初の見せ場、上社の「山出し」は4月2日(土)~4日(月)に行われます。

<上社御柱のの説明看板@本宮一之御柱前 2016年3月27日>

私と家内は前回、2010年の御柱祭の時に主な見せ場は、「木落し」、「川越し」から「建御柱」まで全て見ています。人気のある、勇壮な見せ場は大混雑で、見やすい場所を取るのも大変です。今回は見やすいものがあったら、ちょっと見る程度にするつもりです。

2016年3月23日水曜日

早春の蓼科湖

昨日、22日(火)は天気が良かったので、午後、ランディを連れて、蓼科湖に散歩に行きました。

<蓼科湖と、向こうに車山高原 2016年3月22日15:36>

ちょっと風はありましたが、遠くの山までよく見えました。

<彫刻公園入口 2016年3月22日>

駐車場に車を停めて、北東岸にある彫刻公園に入りました。この公園は昔は有料でしたが、4年ほど前から無料開放されていて、犬も連れて行けます。

<彫刻公園とランディ 2016年3月22日15:24>

彫刻公園のちょっと南横には湖岸に水芭蕉が自生する所があります。

<咲き始めた水芭蕉@蓼科湖東岸 2016年3月22日15:36>

ここの水芭蕉は例年ですと4月下旬が見頃ですが、今年は暖かいせいで、もう咲き始めています。この感じでは、あと2週間もしたら見頃になるかもしれません。

<湖岸の水芭蕉 2016年3月22日15:32>

湖岸をぐるっと回って歩きました。

<蓼科湖西岸土手の遊歩道 2016年3月22日15:49>

茅野市は3年前から湖周約1.5キロに遊歩道を作って、整備する事業を進めていますが、西側の土手の上に木製のきれいな、歩きやすい遊歩道が最近出来上がりました。

<北西側の遊歩道 2016年3月22日15:52>

北側の蓼科レジャーランドのある約500メートルの部分だけが遊歩道未整備で残っていますが、茅野市は蓼科レジャーランドを取得し、この部分も整備する計画だそうです(下の長野日報の新聞記事をご参照)。蓼科湖の周りが更にきれいになって、一周ゆっくり散歩しやすくなれば、いろんな年代の人たちがもっと楽しみやすくなるでしょう。

<蓼科湖と八ヶ岳連峰 2016年3月22日15:54>

昨日は空気が澄んでいたので、湖の東南に八ヶ岳連峰もきれいに見えました。


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≪長野日報 WEB版≫

2016年3月8日 6:02
行政・政治 : 蓼科湖の湖周整備が最終段階

 茅野市蓼科の観光再生に向けて、公民協働で進める蓼科湖プロジェクトの湖周整備が最終段階を迎える。市は、蓼科湖畔にある観光施設「蓼科湖レジャーランド」の土地と建物を民間事業者から取得する方針を固め、市議会3月定例会に提出した2016年度一般会計当初予算案に取得経費約1億3000万円を計上した。園内の遊戯施設などを撤去し、地元関係者と後利用を協議して、蓼科の魅力を打ち出す新たな観光拠点にする構想だ。

 苦戦が続く蓼科観光の再興に向けて蓼科観光協会が11年にまとめた再生計画「蓼科湖プロジェクト」は、「景観」「アート」「食」「花」「体験」「癒やし」などをコンセプトに掲げ、蓼科湖周辺の魅力を高めることで蓼科全体の活性化を図るとしている。

 12年6月には蓼科観光協会、蓼科中央高原観光協会、奥蓼科観光協会、蓼科区、滝之湯堰土地改良区などで組織する「蓼科湖活性化会議」が発足。観光再生に向けて公民協働の取り組みを始めた。

 市はこれまで、湖畔のリゾートホテル蓼科が所有する「蓼科高原芸術の森彫刻公園」に年1000万円の維持管理負担金を拠出し、12年7月から無料開放。13年度からは総事業費1億5000万円を投じて延長約1・5キロの湖周遊歩道を整備する「蓼科湖再生事業」を始めた。すでに東西南側約820メートルの工事が終了。残りの北側約500メートルに市が取得を目指す蓼科湖レジャーランドがある。

 民間事業者によると、レジャーランドは別荘用地や湖面営業権を同社が取得した1960年が始まり。当初は貸しボートや釣りだったが、現在はゴーカートやレンタサイクル、パターゴルフ、乗馬、遊技場を運営し、4~11月の営業期間に約5万人が利用する。平均滞留時間は「1時間以内」という。同社はパターゴルフや貸しボートの営業を今後も継続する方針だ。

 市が取得するのはプロジェクトで「蓼科の顔」と位置付ける場所。ビーナスライン沿いで、レジャーランドの駐車場や遊技場

、ゴーカートがある約1・4ヘクタールを、16年度中に取得したい考え。財源は入湯税が原資の「蓼科観光施設建設基金」から捻出する。

 柳平千代一市長は長野日報の取材に対し、後利用について「蓼科というエリアのブランドイメージを発信する象徴にしたい」と語った。施設整備などの具体像は、蓼科観光協会や蓼科湖活性化会議と「16年度のできるだけ早い段階で方向付けをしたい」とし、「蓼科再生はこれから始まる。地元と一丸となって取り組む」と話した。

2016年3月20日日曜日

会員制農園「めぐみファーム」の会員募集のご案内

私が既に8年間にわたって蓼科高原で野菜作りをしているのが会員制農園ポニーハウス「めぐみファーム」です。
この「めぐみファーム」では今、2016年度の新会員を募集しています。

「めぐみファーム」はメルヘン街道(国道299号)沿い、標高1,130mの地にあり、雄大な八ヶ岳連峰や中央アルプスを眺めながら、高原の空気の中で、気持ち良く野菜作りができます。

<会員制農園ポニーハウス「めぐみファーム」 2015年6月10日>

「めぐみファーム」の概要、特徴は下記のとおりです。ご興味がある場合のお問い合わせ、ご連絡はポニーハウス・佐藤さん宛(℡:090-2557-2877、E-mail:samsato@seagreen.ocn.ne.jp)にお願いします。


≪ 会員制農園ポニーハウス「めぐみファーム」 ≫


*農園活動の目的: 有機堆肥「めぐみの大地」を使用し、無農薬有機栽培を実地に体験する。
*会員の利用する畑: 1区画につき54平米(16.4坪)最大2区画まで利用可。
*入会金: 5,000円
*年会費: 1区画につき 12,000円
*場所:: 長野県茅野市北山 蓼科中央高原 
     メルヘン街道(国道299号)沿い、蓼科ビレッジ入口手前。
     ポニーハウス奥の広大な農地で、駐車スペースも充分です。


<区画割り作業をした「めぐみファーム」/野菜作り開始前 2015年4月23日>

☆「めぐみファーム」の特徴

(1)ポニーハウスが長年にわたって研究、調査し、突き止めた、完熟有機堆肥「めぐみの大地」を会員で共同購入し(年会費に含まれる)、有機栽培を行う。(「めぐみの大地」は優良な肥料で、私は過去8年間にわたって、ほとんどの野菜をこれのみで順調に育てることができています。)

(2)春の野菜作り開始前に、ポニーハウスにて畑全体にトラクターをかけ、整備してくれる。晩秋になり、野菜作りが終わった後も、ポニーハウスにて畑全体にトラクターをかけ、ならしておいてくれる。
<ポニーハウス>

(3)会員間で野菜作りに役立つノウハウをやり取りし、情報交換することができる。また、台風などの悪天候や、緊急の状況があった場合には、世話役や気付いた会員からメーリングリストなどを使って情報発信するので、蓼科に来られず、都会の家などにいる時も畑の様子を把握できる。

(4)会員間で、畑を離れて、交流・懇親する機会がある(もちろん、参加は任意)。
去年は5月に、畑近くのフレンチ・ガレットのレストラン「レ・スリズィエ」にてキックオフ懇親会を開催。
<キックオフ懇親会@レ・スリズィエ 2015年5月9日>

(5)年齢、性別、畑仕事の経歴度合いに関係なく、会員それぞれの生活スタイル、生活のペースに応じて、野菜作りが楽しめる。(全く初めての方でも大丈夫。無農薬有機栽培のプロ、ポニーハウスが必要に応じて、懇切に指導、アドバイスしてくれます。また、周りの畑のベテラン会員に訊くこともできます。)

現在、「めぐみファーム」では、小さな赤ちゃんのいる30代のご夫婦から、最高齢は80歳位の方までが、それぞれのペース、生活のリズムに応じて、健康野菜作りを楽しんでいます。
また、我が家の場合には、孫たちが蓼科に来た時には、ジャガイモ、大根、トマトなどの収穫体験をさせ、孫たちの「自然学校」にもなっています。

<孫たちの収穫体験@めぐみファーム 2015年8月6日>

2016年3月15日火曜日

今年一番の積雪量


昨日、14日(月)は朝からずっと湿った雪が降っていました(下の写真)。

<一日中降る雪 2016年3月15日17:08>

昨夜遅くまで雪が降っていたようですが、今朝は止んで、晴れていました。

<ようやく晴れた朝 2016年3月15日09:15>

今日の積雪量は30cm位になっています。今年一番の積雪量です。
午前中、早速雪掻きをしました。この時期は気温があまり低くないので、雪が重くて、力が要ります。

<雪を被った物置小屋 2016年3月15日09:20>

たった30cmで今年一番の積雪量ですから、今年はいかに雪が少なかったかと言うことです。
去年は今年と逆で、雪が多く、ピーク時には130cm位積もっていました(下の去年の写真)。
雪が多かったり、少なかったり、1年ごとに極端に変わる天候です。

               ≪雪掻きしたアプローチ 2015年2月18日16:05≫

2016年3月14日月曜日

カフェ「茅野茶輪・たてしな日和」

先週木曜日、10日、茅野の街に買い物に行く途中にカフェ「茅野茶輪・たてしな日和」に寄って、家内と昼食を食べました。

<カフェ「茅野茶輪・たてしな日和」外観 2016年3月10日>

「茅野茶輪(さわ)・たてしな日和」はビーナスライン沿い、バラクライングリッシュガーデンのちょっと上、蓼科高原カントリークラブの向けて道路が大きく下る手前にあります。去年オープンした、新しいカフェです。

ランチのメニューは「ベジDONランチ」(スープ+ベジDON)、「グラチネランチ」(グラタン又はドリア+サラダ)、「トーストサンドセット」(スープ+トーストサンド)の3種類です。

<きのこのポタージュスープ for ベジDON>

家内は「ベジDONランチ」をたのみました。この日のきのこのポタージュスープはキノコのエキスがたっぷり入っている感じで美味しいです。

<タンドリーチキンのベジDON>

タンドリーチキンのベジDONは野菜がたっぷりでヘルシーです。

<サラダ for ドリア>

私は前回入った時にベジDONを食べましたので、この日は「グラチネ(ドリア)ランチ」を注文しました。

<自家製ミートソースのドリア>

アツアツの鉄鍋に入った、チーズたっぷりのミートソースを美味しくいただきました。ここは同料金で、ご飯多めをたのめるので、男性にとっては便利です。

<アールグレイ紅茶のポットとカップ>

食後はアールグレイの紅茶を家内と二人でシェアしました。
色違いで、お洒落なティーカップです。

<アールグレイ紅茶>

香りの良い紅茶でした。

<「茅野茶輪・たてしな日和」の室内 2016年3月10日13:38>

お店で使われているトレイ、コースター、飾られているステンドグラスなどは、蓼科周辺で製作している作家による作品が揃えられています。
お店からはオーナーの蓼科へのこだわり、愛情が伝わってきます。
ランチのお値段も手ごろ(1,000円程度)なので、気が向いた時にちょっと寄って、楽しむことができそうです。

2016年3月11日金曜日

雪が解けたり、降ったりの3月

3月になってから暖かい日が続き、三日前、8日(火)にはゴールデンウイークのような陽気で、庭も道路もほとんど雪が解けて、なくなっていました。

<湿った雪が降る 2016年3月9日15:48>

ところが、一昨日、9日(水)は朝から降っていた雨が昼過ぎから雪に変わりました。この日の気温は1~2度と高めだったため、湿ったベチャベチャした雪でした。

<また雪が積もった庭 2016年3月11日09:20>

昨日は、朝は雪が止んでいましたが、夕方から又雪が降り出しました。昨日から気温が下がっていて、今度は蓼科らしい軽い粉雪です。
今朝起きると、積雪は10数センチになっていました。

<1ヵ月振りの雪掻き 2016年3月11日09:44>

これだけ積もると、車の出し入れがしにくいので、朝、雪掻きをしました。約2ヶ月振りの雪掻きで、今年ようやく3度目です。
普段の冬ですと、月に2~3回は雪掻き作業をしますから、今年は雪が少なくて、作業が少ないので、体は楽です。

<日が差した家の前の道路 2016年3月11日15:39>

一日中、今日は曇りがちでしたが、時たま日が差すと、木々の雪がきれいに輝いていました。

2016年3月1日火曜日

3週間振りの冬らしい景色

昨日昼前から湿った雪が降り始め、ずっと降っていました。
今朝起きると庭は白くなっていました。3週間振りの冬らしい景色です。
7~8cmくらい積もっています。

<ランディのフリスビー遊び 2016年3月1日09:09>

散歩に出かける前に必ずする、アプローチでのランディのフリスビー遊びは久し振りに雪の上です。雪が好きなランディはちょっとはしゃいでいる感じです。

<久し振りの雪の散歩道 2016年3月1日09:30>

冬はやはりこのように雪化粧していなければいけません。

<雪の唐松林を歩く 2016年3月1日09:44>

雪を踏みしめて唐松林の中を歩きました。

<庭の白くなった唐松の木々 2016年3月1日10:09>

庭の唐松の木々も白くなってきれいです。
例年でしたら、冬の間は毎日こういう景色なのですが、今年は2~3週間に一度くらいしか真っ白な雪景色になりません。
こんな冬はめずらしいです。