2023年12月27日水曜日

パンと焼菓子ケーキの店「yKUNIEDA」


今年7月にビーナスライン沿いにオープンした、ちょっと気になっていた店がありました。
ビーナスライン沿いで、いつも観光客で賑わっている蕎麦店「みつ蔵」のすぐ上にオープンした自家製天然酵母パンと焼き菓子ケーキの店「yKUNIEDA」です。
開店して間もない夏の時期から、買いに来たお客さんが列を作って並んでいたという話を聞いていました。

<パン&焼き菓子店「yKUNIEDA」外観 2023年12月22日>

今月22日に初めて買いに行きました。
予約してあったシュトレン2本と、それにお店にあった「ムラングキャラメル」というケーキを一つ買ってみました。
シュトレンは正月に都内に住む次男の家に行く時の土産用と、自分で食べるためのもの1本ずつです。

<yKUNIEDAの店内 12月22日14:33 
~遅い時間だったので、かなりの品が既に売り切れていました>

私は普段は自分ではあまりケーキ類は買わないので、詳しい比較はできませんが、シュトレンは漬け込まれたフルーツやナッツがぎっしり詰まっていて、「ムラングキャラメル」ケーキにしても、手を掛けて丁寧に作られている感じで、美味しかったです。

<yKUNIEDAのシュトレン 2023年12月25日>

味も値段も高級ケーキ店の範疇だと思いますが、開業間もなくから多くのお客さんが買いに来るというのも頷けます。

私にとっては、気の利いたパンやケーキが欲しい時には使えるお店になりそうです。

2023年12月24日日曜日

2023年のクリスマス


Wishing you a Merry Christmas!

2023年のクリスマスは、都内のカトリック小金井教会の今日(24日)午後6時からの「夜半(イブ)のミサ」に出ました。

コロナの制約はだいぶ解除されたとは言え、みんなで歌うクリスマスの聖歌は「控えめにしましょう」とのことで、盛り上がり、賑わいには欠けます。
早く完全解除されて、コロナ以前のように伸び伸びとクリスマスをお祝いできるようになってほしいものです。

<クリスマスイブのミサが終わって@カトリック小金井教会 12月24日18:53>

都内の我が家の居間のコーナー出窓には妻の作品と妻のコレクションの一部を飾りました。
ミニチュアの教会、ツリーの丸板プレート、窓に立て掛けてある額入りのプレートはステンドグラスを使った妻の作品です。それ以外のサンタクロースなどの飾り物は妻のコレクションの一部。

<都内の我が家のコーナー出窓の飾り物 2023年12月>

私にとっての一番のクリスマス・ソングは今年も、アルゼンチン出身の名ギタリスト、レオナルド・ブラーボさんの演奏するマネエル・ポンセ作曲(編曲もブラーボさん自身)「エストレリータ」(小さな星)です。

        <Estrellita (Manuel Ponce)  Leonardo Bravo guitar>



2023年12月23日土曜日

久し振りの積雪


先月18日(土)に4.5cmほどの積雪があった後、これまで全然雪の無い蓼科高原でしたが、今日はようやく積雪がありました。

<我が家の前の道路 2023年12月23日08:43>

夜の内に少し雪が降って、朝、山荘の雨戸を開けると、庭は2cm弱の積雪になっていました。
一昨日から強い寒気が来ていて、ベランダに吊るしてある温度計は今朝は氷点下13度の表示。これはここでの厳寒期の寒さです。

<久し振りの雪化粧の八ヶ岳連峰 2023年12月23日12:27>

今日、東京の家に戻るために蓼科高原を下って、里の道を車で走りました。
標高1,100m辺りの里では道路にも畑にも全く雪がありません。
しかし、向こうに見える八ヶ岳連峰は純白のきれいな雪化粧。

週間天気予報を見ると、明後日頃からはまた気温が戻って、正月三が日迄暖かくなるようです。標高1,600mの我が家の辺りの積雪も直ぐに溶けてしまい、雪の無い正月を迎えることになりそうです。

2023年12月21日木曜日

自宅温泉の終了


我が家では2011年12月からずっと自宅の浴槽で温泉に入っていました。
と言っても、我が家に温泉を直接引いているわけではありません。
車で10分ちょっと下った所にある芹ヶ沢温泉・温泉スタンドに行って、お湯を買って
タンクに入れて、車で運んで我が家の浴槽に電動ポンプで注入して、自宅で温泉を味わっていたわけです

<芹ケ沢温泉スタンド 2023年11月3日撮影>

しかし、芹ケ沢温泉スタンドでは一般向けの温泉の販売を先月、11月末をもって終了してしまいました。
理由は最近になって温泉の湧出量が以前よりも大幅に減少し、源泉の温度も10度位下がってしまったからです。

<芹ケ沢温泉・販売中止案内 2023年11月3日撮影>

芹ケ沢温泉のお湯はアルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)で、まろやかで快適で、体の芯まで温まる感じがします。この温泉の湯にいつも入っていると、自宅の水道の水を沸かして風呂に入る気には到底なりません。
自宅温泉に入ることは私にとって蓼科で暮らす大きな楽しみの一つでしたから、これができなくなることはとても残念です。

他に温泉を買える温泉販売スタンドはないか、もう一度調べました。
尖石温泉縄文の湯」にも温泉販売スタンドがありますが、ここの湯質は硫黄分を含んでいて、やはり家庭用の風呂釜だと傷んで故障するとのことで使えません。
湯川温泉河童の湯」にも温泉販売スタンドがありますが、ここは10年位前から湧出量が減ったため、温泉は今は一般向けには販売していない(地元の村の住民のみ利用可)とのことで、ここもダメ。

結局、温泉を買えるところは現状では無くなってしまいました。
まあ、蓼科高原の我が家の周辺には低料金で入れる日帰り温泉がたくさんありますから、そういう所に出掛けて行って、温泉に入るしかありません。

2023年12月18日月曜日

師走の八ヶ岳連峰


1週間ほど東京の家に滞在し、今日午後に蓼科の山荘に戻ってきました。
蓼科高原に入る少し手前、茅野市豊平の畑の中の道路を車で走っていると、八ヶ岳連峰がきれいに眺められました。

<師走の八ヶ岳連峰/茅野市豊平より 2023年12月18日15:06>

1週間前に蓼科を発つ時の八ヶ岳連峰に比べると、上の方が少し雪を冠って白くなっています。この1週間の間に山頂の方は少しは雪が降ったようです。

1週間前は季節外れの暖かい陽気が続いていましたが、今日から突然冷え込み、真冬の寒さになりました。
午後3時半頃に山荘に着くと、庭の温度計は氷点下4度です。今日の最高気温は氷点下2度とのことですから、とうとう「真冬日」です。

しかし、気温は低くても標高1,630mの山荘周辺では道路にも庭にも全く雪がありません。矢張り、寒いだけで雪の無い冬は物足りません。

2023年12月12日火曜日

蓼科高原から見える雲海


昨日、11日(月)は出掛ける用事があって、朝、マイカーで国道299号(メルヘン街道)を下りました。
我が家から少し下った、標高1,450mの所にある11号カーブは見晴らしが良くて、いつも南アルプス、中央アルプス、木曽御嶽山、北アルプスがぐるり眺められます。

<中央アルプス(左)、木曽御嶽山(右)と茅野市街地 12月11日09:06>

この朝は11号カーブの下には白い綿のような雲海が一面に広がっています。
これだけ大きなエリアが真っ白な雲海で覆われることはそんなに多くはありません。
私は思わず、カーブ前の空き地にマイカーを停めて、車を降りてスマホで写真を撮りました。

<中央アルプスと茅野市街地 2023年12月11日09:08>

白い雲海の向こうには雪を被った中央アルプスが、雲海の下には茅野市街が見えます。

<木曽御嶽山(左)と乗鞍岳(右) 2023年12月11日09:09>

なかなか見応えのある、見事な雲海でした。

2023年12月10日日曜日

雪の無い初冬の蓼科


蓼科高原では11月18日(土)に雪が降り、我が家の周りで4.5cmほど雪が積もりました。しかし、その後は今日まで積もるほどの雪は降っていません。
しかも平年よりも暖かい日が続いているので、標高1,600mのこの辺でも雪はみんな融けて、もう道路にも庭にも雪はありません。

<初冬の蓼科山 2023年12月10日11:32>

今日の散歩道から見る蓼科山は山頂でも雪が殆どありません。標高2,531mの蓼科山は例年でしたら、今頃は山頂付近は雪で真っ白のはずです。

<車山高原/蓼科高原から見る 2023年12月10日11:33>

同じ散歩道から西側に見える車山高原も人工雪が撒かれたスキーゲレンデの部分だけが白くなっていますが、周りには雪がありません(上の写真)。

散歩道から見る茶臼山 2023年12月10日12:03>

近所の坂道の雪も全部融け、向こうに見える茶臼山(標高2,383m)の山頂にも雪は殆ど見られません。

<ひまわりの種を食べるリス 2023年12月9日08:23>

12月に入って、五日前からベランダのテーブルの上にひまわりの種を置きました。最初二日間は野鳥もリスも食べに来ませんでしたが、三日目から漸く気が付いたのか、小鳥たちが、そしてその後、リスも食べに来るようになりました。
今日、10日(日)はたくさんのコガラとシジュウカラが食べに来ていました。

<庭に来て草を食む鹿たち 2023年12月9日07:45>

増え過ぎている鹿たちは我が家の敷地に最近は群れで入ってきます。
愛犬・ランディが元気な時には昼間はランディがベランダに居たので、鹿たちも警戒してそこまで近づいてきませんでした。しかし、ランディがいない今は鹿たちはベランダの目と鼻の先まで平気で近づいてきて、勝手に草を食べています。

2023年12月4日月曜日

志野文音クラシックギター・ソロライブ@BARイージュ


12月2日(土)は神奈川県中央林間のBARイージュで開催された「志野文音クラシックギター・ソロライブ」を聴きに行きました。

前日、1日(金)に私は都内の家に戻り、私の家からBARイージュまでは電車を乗り継いで約1時間半でした。

<BARイージュ外観 2023年12月2日16:34

開場時間の4時半少し過ぎにBARイージュに入ると、私にとっては「クラシックギター弾き回し練習会」などで馴染みの人達5人ほどが「実行委員」として受付の所にいらっしゃいました。

<志野文音さんの演奏/第一部 2023年12月2日17:45
 
BARイージュは席数25ほど、クラシックギター生音の演奏を聴くにはぴったり感のサロンです。

志野文音さんの演奏はクラシックから、映画音楽、ポップス、演歌、ジャズ、そして自作曲と、ジャンルを超越します。

<第二部始まりのトーク 2023年12月2日18:14

今年5月27日(土)に茅野市民館コンサートホールにて「クラシックギター弾き回し練習会」第50回記念コンサートにゲストギタリストとして文音さんにソロ演奏していただいた時と、そのスタイルは基本的に同じです。

しかし、茅野市民館の時は300席のホールでしたが、こちらは25席のサロンです。ですから、音の伝わりはずっと濃密になり、微細なところまでもっと感じ取ることができます。

<文音さんの演奏/第二部 2023年12月2日18:45
 
15分程の休憩を挟んで一部、二部各約1時間、合計2時間のライブは短く感じられました。

曲間のトークも軽妙で今回も楽しかったです。

作曲、編曲、即興演奏と、そしてジャンルを超えて、クラシックギター1本で自在に弾きこなすその実力は、今の若手ギタリストの中では唯一無二の存在ように私には思えます。

<演奏後の懇親会で文音さんと記念写真 2023年12月2日
 
一部、二部の演奏終了後はギタリスト、文音さんも入って、みんなで懇親会です。
2時間近く飲んだり、食べたり、喋ったりしました。
明るく、フランクな文音さんなので、座は盛り上がり、楽しい懇親会。
素敵なライブの一晩でした。

2023年12月1日金曜日

第11回イーストエンド国際ギターフェスティバル


11月23日(木・祝)~26日(日)の4日間にわたって第11回イーストエンド国際ギターフェスティバル豊洲シビックセンターホールにて開催されました。

海外から巨匠クラスと若手の注目されるギタリスト4人を招聘し、そして国内からは人気ギタリスト、若手有望ギタリストたちが参加し、コンサートが行われました。
また、招聘されたギタリストなどによるマスタークラス(ギターレッスン会)、ギターコンクール、ギター展示会、展示されたギターの試奏プチコンサートなどが開催され、日本国内では最も幅広く、華やかなギターフェスティバルと言えます。

イーストエンド国際ギターフェスティバル・総合チラシ>

私はこれらの内23日(木・祝)と25日(土)の二日、このフェスティバルに伺いました。

ジュディカエル・ペロワ・ギターリサイタル開演前 2023年11月25日18:34>

23日は「フィリッポス・マノローディス&ステファニー・ジョーンズ」コンサートを25日は「ジュディカエル・ペロワ」コンサートを聴きました。

<F.マノローディス&S.ジョーンズ~コンサートチラシ>

23日のフィリッポス・マノローディス(2001年ギリシャ生れ)とステファニー・ジョーンズ(オーストラリア生れ、現在ドイツに拠点)は二人とも数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界の第一線を走る人気ギタリストです。
世界レベルの技術と表現力を持つ二人のギタリストのリサイタルをまとめて聴けた貴重な機会でした。

<ジュディカエル・ペロワ~コンサートチラシ>

25日のジュディカエル・ペロワは1973年パリ生れ、ヴィルトゥオーソ・ギタリストと知られ、50歳にして既に巨匠のレベルと言え、圧巻の演奏を堪能しました。

ギター展示会~君島聡製作ギター2本 11月25日>

25日のジュディカエル・ペロワ・ギターリサイタルの前にギター展示会をのぞきました。
ギター展示会では日本の製作家16人と海外の製作家7人が出展。私は1時間半位しかなかった時間の中で、日本人製作家4人と海外の製作家3人、計7人、9本のギターを試奏させてもらいました。総じて日本の製作家のギターは予想以上に品質が高いと思いました。
この展示会も興味深く、とても参考になりました。

ギター展示会~終了時 2023年11月25日18:02>

11回目にして初めて私は「イーストエンド国際ギターフェスティバル」に伺いましたが、クラシックギターに関わるイベントをこれだけ幅広く網羅している催しは日本では他になく、貴重で、素晴らしいものだと感じました。
来年も時間の都合さえ付けばまた伺いたいと思います。