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2026年9月16日水曜日

蓼科お散歩俱楽部「八ヶ岳山麓の湧水と立場川上流の自然観察」


一昨日、9月14日(月)はカフェ「茅野茶輪たてしな日和」主催の「蓼科お散歩俱楽部」に参加しました。
この日のテーマは『八ヶ岳山麓の湧水と立場川上流の自然観察』。
八ヶ岳山麓の谷筋の樹木観察と湧水、秋の山の植物を楽しみながら散歩しましょう、というものです。

朝8時半に原村の八ヶ岳自然文化園脇の駐車場に集合。
この日の参加者は森林インストラクターのFさんを含め、全7名です。

阿弥陀聖水前 2026年9月14日09:24>

車2台に乗り合わせて、原村の舟山十字路を経由して、車1台が通るのが精一杯の狭い、デコボコ道を上って、阿弥陀聖水の前に到着。
そこには、少しは車を駐車できるようなスペースがかろうじてあるので、そこに車を停めました。

サワグルミの木 2026年9月14日09:48>

そして、近くを流れる立場川に沿って我々グループは歩き始めました。

立場川方面に歩く 2026年9月14日09:59>

この辺りは標高1,600mを少し超える山麓で、モミやトウヒの針葉樹と共にヤマモミジ、カエデ類、サワグルミ、ハンノキなどの広葉樹があり、たくさんの種類の木々が自生しています。

チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)の実 9月14日10:18>


森林インストラクターの話に耳を傾ける 9月14日10:31>

八ヶ岳に自生する木々についての達人インストラクター、Fさんのお話しに皆、興味深く耳を傾けています。

<ヒョウタンボクの実 2026年9月14日10:20>


ヤマモミジ 2026年9月14日10:23>


立場川に沿って歩く 2026年9月14日10:32>

そして、再び、車を停めてあった阿弥陀聖水の場所に戻ってきました。

阿弥陀聖水 2026年9月14日11:15>

阿弥陀聖水はここを通る登山者の良い水場となっていて、地元では知る人ぞ知る名水スポットです。

ミゾソバ(溝蕎麦)の花 9月14日11:18

阿弥陀聖水の近くには、自生するミゾソバ(溝蕎麦)が可憐な花を咲かせています。

舟山十字路への標識 2026年9月14日11:10>

そして、車2台に再び分乗して、近くの舟山十字路を左折して下りました。
舟山十字路は八ヶ岳連峰阿弥陀岳方面への登山の起点になる場所です。

菩提樹の幹@八ケ岳自然文化園 9月14日12:05>

八ヶ岳自然文化園に戻り、車を下りて、園内を少し散歩しました。

<菩提樹の大木 2026年9月14日12:06>

園内にはマレットゴルフ場などのスポーツ施設や多目的ホールなどがありますが、広々とした芝生の広場に自生する菩提樹などの大きな木々は立派です。

9月に入って雨の日が多く、雨が止んでも曇天ばかりでしたが、この日はようやく朝からすっきりした青空となり、少し色付き始めた森の中をゆっくり散策して、気持ちの良い「蓼科お散歩俱楽部」を楽しめました。

2026年8月31日月曜日

もう秋が始まった蓼科高原


8月も最終日となりました。
蓼科高原ではもう秋が始まっています。

<クヌギの落ち葉 2026年8月31日09:01>

山荘のアプローチは、庭のクヌギの大木からの茶褐色に変色した落ち葉でいっぱいです。

<色付いた庭のクヌギの大木 2026年8月31日08:59>

アプローチ横に自生するクヌギの木は高さ15メートルはありそうです。

<色付いたヤマザクラの大木 2026年8月31日09:02>

山荘入り口の真ん前に自生する山桜は高さ20メートル位はありそう。
このヤマザクラの葉はピンクに色づいています。

<蓼科高原と車山高原 2026年8月31日09:15>

朝の散歩に出掛けると、いつもの散歩道途中の、西に開けた場所から見る蓼科高原の森と、その向こうの車山高原にはなんとなく秋っぽい空気が流れます。

<散歩道に落ちている山栗 2026年8月31日09:27>

舗装された散歩道には落ちてきた山栗がいくつか転がっていて、踏んでしまいそう。

<咲き乱れるトリカブトの花 2026年8月31日09:30>

夏の終わりから初秋にかけて、高原のこの辺りではトリカブトが咲き乱れます。

<トリカブトの花 2026年8月31日09:29>

蓼科高原の増え過ぎた鹿は多くの種類の高山植物を食べてしまいます。しかし、トリカブトは猛毒を持つため、さすがの鹿もトリカブトだけは食べません。そのため、最近の高原では可憐な高山植物の花々は食べられてどんどん姿を消し、妖しげな美しさを持つトリカブトばかリが咲き誇っています。

<色付くヤマボウシ 2026年8月31日09:39>

更に歩くと、ヤマボウシも黄葉が始まっています。

<草原の向こうの蓼科山 2026年8月31日09:48>

山荘近くに戻ってくると、空地の草原も黄色くなっていて、向こうに見える蓼科山が爽やかな初秋の姿です。

2026年7月21日火曜日

「麦草峠野草園・初夏のお花観察会」に参加


もう1週間経ってしまいましたが、7月14日(火)にカフェ「茅野茶輪たてしな日和」主催「蓼科お散歩倶楽部」の『麦草峠野草園・初夏のお花観察会』に参加しました。

この日の参加者は山野草ガイドのHさんを含め、全メンバー7人です。

<麦草峠公共駐車場 2026年7月14日08:32>

無料の麦草峠公共駐車場に車を停め、そこから森の中の木道を歩いて麦草峠に向かいます。

<麦草峠に向けて歩く 2026年7月14日08:33>

5分ほどで標高2,127mの麦草峠に到着。

<麦草峠看板 2026年7月14日08:38>

麦草ヒュッテ前には「野草園」が広がります。

<麦草峠野草園入口 2026年7月14日08:38>

野草園は麦草ヒュッテが管理しており、入口で保全協力金一人100円を木箱に投入して入ります(上の写真)。

この時期は様々な高山植物の花々が咲いています。主な花々の写真を撮りましたので、順番に添付します。

<ハクサンフウロ(白山風露) 2026年7月14日08:39>

入口を入ってすぐにハクサンフウロ(白山風露)が薄いピンク色の花をたくさん咲かせていました。

<ネバリノギラン(粘芒蘭) 2026年7月14日08:49>

そして、次にネバリノギラン(粘芒蘭)。

<タカネナデシコ(高嶺撫子) 2026年7月14日08:58>

そして、タカネナデシコ(高嶺撫子)。

<山野草ガイドの説明を聴く 2026年7月14日08:59>

山野草ガイドのHさんは、感心するほど高山植物の花々のことをよく知っており、詳しく説明をしてくれます。

<チシマギキョウ(千島桔梗) 2026年7月14日09:03>


<キンロバイ(金露梅)の花と麦草ヒュッテ 2026年7月14日09:05>

キンロバイの花の向こうには麦草ヒュッテが見えます。

<キンロバイ(金露梅) 2026年7月14日09:05>


<リンネソウ(リンネ草)2026年7月14日09:13>


<クルマユリ(車百合) 2026年7月14日09:20>


<アシタバ(明日葉) 2026年7月14日09:37>


<山野草ガイドの説明を聴く 2026年7月14日09:41>

きれいな青空の下、山野草ガイドのHさんの話に参加者の皆さんは熱心に耳を傾けます。

<シナノオトギリ(信濃弟切) 2026年7月14日09:47>

シナノオトギリの名前後半の「オトギリ(弟切)」の由来は、少し不穏な平安時代の伝説に基づいているそうです。

つまり、ある鷹匠が、タカの傷を治す秘薬としてこの草を重宝していましたが、その秘密を漏らした弟に怒った兄が、弟を切り殺したという悲劇に由来します。また、花や葉にある黒点は、その時に飛び散った血の跡だとも言い伝えられています。

<ムカゴトラノオ(零余子虎の尾) 2026年7月14日09:54>


<麦草峠東屋に向かって歩く 2026年7月14日10:06>

この日は日本各地で猛暑日の地点が多かったようですが、標高2,100mを超える、ここ麦草峠は暑さとは無縁の爽やかな空気でした。

<タカネグンナイフウロ(高嶺郡内風露) 2026年7月14日10:12>


<麦草峠内の標識 2026年7月14日10:15>

麦草峠は北八ヶ岳の各地へ向かうルートの起点になっています。

<麦草峠東屋 2026年7月14日10:18>

そして、2時間近く野草園内を散策したので、東屋に入って、休憩、一服しました。

<東屋から見る茶臼山、縞枯山 2026年7月14日10:20>

東屋からは、赤い屋根の麦草ヒュッテの向こう、北方向に茶臼山と縞枯山が見えます。

<麦草峠から見る浅間山 2026年7月14日10:22>

東屋から北東方向には浅間山が小さく見えます。

<テガタチドリ(手形千鳥) 2026年7月14日10:39>

そして、東屋での休憩の後、入口方向に歩いて戻りました。

<キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環) 2026年7月14日10:41>

7月のこの時期の野草園では、上にアップした写真の他にも色々な高山植物が小さな、可愛らしい花々を咲かせていました。

<イワノガリヤス(岩野苅安)~別名「麦草」 2026年7月14日11:05>

野草園の中にも周りにもたくさんのイワノガリヤス岩野刈安)が生えています。このイワノガリヤスはこの地、麦草峠では「麦草」と呼ばれています。


去年の9月8日に、同じ山野草ガイドのHさんの案内、解説で『麦草峠野草園~秋の花観察会』が開催され、私も参加しました
この時、初秋と比べると、当然、咲いている花の種類は違い、今回の夏の方が咲いている花の種類は多く、去年とは違う楽しさがありました。

八ケ岳は1ヶ月違うと、光景も雰囲気もどんどん変わっていき、それが八ヶ岳のおもしろさでもあると私は思います。

2026年6月6日土曜日

蓼科高原に鳴くハルゼミ(春蝉)


蓼科高原、標高約1,600mの我が家周辺にはたくさんのコナシ(別名:ズミ)やアズキナシ(小豆梨)の木が自生していますが、今、アズキナシが満開で、たくさんの小さな白い花を咲かせています。

<庭のアズキナシの花 2026年6月5日16:28

コナシやアズキナシの木の花が咲くのと同じ頃、5月下旬から6月上旬は、この辺りではハルゼミ(春蝉)が一斉に鳴き始めます。

山荘庭でのハルゼミの鳴き声 2026年6月5日16:25

ハルゼミの鳴き声は「ジーッ・ジーッ…」とも、「ゲロ、ゲロ…」とも聞こえます
30数年前にここに山荘を建てた頃は、私はこの声が何の鳴き声か分かりませんでした。最初は一瞬、カエルの鳴き声かとも思いましたが、こんな山の中に水を張った水田があるわけではないので、それはあり得ません。
しばらくして、これがハルゼミ(春蝉)と言うセミの一種だということを知りました

<散歩道で見つけたハルゼミ 2026年6月2日10:05>
ハルゼミはある程度の規模があるマツ林に生息し、マツ林の外に出ることは少なく、生息域は局所的だそうです。我が家の周りはカラマツが多い森なので、ハルゼミが生息します。
高さが20m以上にもなるカラマツの高い所にいる、体長3cm程度の小さなセミのため、地上から肉眼で見るのは普通はまず不可能です。
上の写真は先日、散歩中に道の上にいたハルゼミを発見して、写真を撮りました。私がハルゼミのそのものを見たのはこれが初めてでしたが、寿命が尽きようとして、体が弱って、地上に落ちたものと思われます。