2015年11月27日金曜日

ブロワで屋根の枯葉落し

昨日はここでは初雪が降りましたが、その二日前、最近購入した新兵器で屋根の上の枯葉落しの作業をしました。
我が家は周りにカラマツや栗の木など沢山の木々が生えているので、秋も終わりになるとどうしても沢山の枯葉が屋根の上に降って、溜まってきます。溜まった枯葉を放っておくと屋根を痛めることになります。

ハンドブロワ SHB-370B 2015年11月23日>

先日、家の修理に来てくれた大工さんから、「屋根の上の枯葉を落とすのにはブロワを使うと便利だ」と教えてもらいました。そこで、Amazonの通販サイトで調べて、最も小型で軽量そうな新興製作所製「ハンドブロワ SHB-370B」を3,238円で購入しました(上の写真)。このブロワは重さが1.5kgと軽いのが最大のメリットです。

<物置小屋の枯葉落し 2015年11月23日14:07>

まずは、一番簡単な物置小屋の屋根の枯葉落しからやってみました。ブロワを使うと簡単に吹き飛ばせました(上の動画)。

<枯葉の積もった屋根 2015年11月23日14:13>

次は母屋の屋根です。この屋根はガルバリューム鋼板を張ってあるので、滑りやすく、上に乗るのは素人では危険です。そこで、ハンドブロワを物干し竿の先に縛り付けました。

<物干し竿に縛り付けたハンドブロワ 2015年11月23日>

屋根の軒に梯子を掛けて、そこから物干し竿に付けたブロワを伸ばして、屋根の上の枯葉を吹き飛ばしました(下の写真)。

<ブロワで屋根の枯葉を吹き飛ばす 2015年11月23日14:51>

それでも届かない天辺の部分には枯葉が残ってしまいましたが、この程度であれば支障はありません。

<枯葉をおおよそ吹き飛ばした屋根 2015年11月23日15:01>

最後は離れの屋根です。ここは傾斜があまりなく、カラーベストコロニアル葺きで、滑りにくいので、上に乗って作業をしました。上に乗ってブロワを使うと、あっと言う間にきれいに枯葉を吹き飛ばすことができました。

<離れの屋根の枯葉を吹き飛ばす 2015年11月23日15:40>

ブロワはベランダに落ちた枯葉や車の上の枯葉を落としてきれいにするのにも使えます。耐久性がどの程度あるかはまだ分かりませんが、3千円ちょっとの値段でこれだけ使えれば、コストパフォーマンスは良さそうです。

2015年11月26日木曜日

今シーズン初の積雪

今朝起きると、弱い雨が降っていましたが、庭にもアプローチにもうっすらと雪が積もっていました。朝方の雨でだいぶ溶け始めていましたが、夜中にはもうちょっとしっかり雪が積もっていたようです。
一応、今シーズンの初雪で、初の積雪です。

<アプローチの積雪 2015年11月26日07:07>

私は自分のブログ記事に毎年の最初の積雪を記録していますが、それを調べてみると、次のようになります。過去9年間では今年は二番目に遅い積雪です。

  <各年の初の積雪の日>
   2014年--11月13日
   2013年--11月15日
   2012年--11月15日
   2011年--12月 7日
   2010年--11月15日
   2009年--11月 2日
   2008年--11月18日
   2007年--11月18日

<ベランダ前の積雪 2015年11月26日07:09>

今年は11月に入ってから平年より気温の高い日が続いていましたが、ようやく雪が降ったという感じ。しかし、この雪も午前10時頃にはすっかり溶けてしまいました。

<冠雪した車山/手前は蓼科高原 2015年11月26日15:11>

午後はランディと散歩に行くと、曇りがちで冷たい風が吹いていました。散歩道から蓼科高原の向こうに見える車山は白く冠雪しています。蓼科山や北八ヶ岳も、一部は雲で隠れていましたが、上の方は雪で真っ白になっていました。

2015年11月24日火曜日

豚肉と菊芋の醤油炒め

5年前に私の畑に初めて菊芋(キクイモ)の種芋2つを植えましたが、最近数年は私の畑の中ではもう栽培はしていません。しかし、菊芋は生命力が強いため、生き延びて、私の畑の向こうのめぐみファームの敷地の隅の方で勝手に繁殖しています。菊芋は背丈が2メートルを超え、今年も9月下旬にはたくさんの黄色いきれいな花をつけていました(下の写真)。

<菊芋の花 2015年9月22日10:47>

秋も終わりになって、葉も茎も枯れると、その地中の生姜のような形をした根塊が食料になります。
キクイモ(菊芋)は、名前とは違って芋類ではなく、北米原産のキク科の多年草です。この地中の塊根は栄養分が豊富で、イヌリン、ポリフェノール、ミネラルとビタミンの各種栄養素がたっぷり入っています。特にたくさん含まれるイヌリンは血糖値を下げる効果があり、また、腸内ではビヒズス菌を増やし、消化吸収を良くする効果があると言われます。菊芋そのものには独特のクセがありますが、健康食品として私はこれまで時たま食べています。

<掘り出した菊芋の根塊 2015年11月7日10:29>

今月初めに、自生していた菊芋の根塊を掘り出したら、籠二つ分も収穫してしまいました(下の写真)。これでも全体の半分も掘り出してはいません。

<水洗いした菊芋の根塊 2015年11月7日15:02>

これまでは菊芋はひたすら味噌漬などの漬物にしていましたが、漬物だけではこの量は到底食べきれません。我が家では収穫した野菜類は、料理が上手な家内がもっぱら調理してくれています。しかし、菊芋については、どういう訳か家内は私に「自分でやりなさい!」と言います。しかたがないので、自分で料理することにして、ネットでレシピを調べたら、「カリカリ豚と菊芋の醤油炒め」がおいしそうだったので、これを作ることにしました。

このレシピに従い、菊芋(609g)をよく水洗いし、簡単皮むきグローブ「ムッキー」を使って皮を軽くこすり落し、700Wの電子レンジで2分半チンしました(下の写真)。

<電子レンジでチンした菊芋 2015年11月22日18:20>

豚バラ肉をごま油で焼いて、焦げ目が付いたところで塩コショウ、菊芋、ネギを入れて焼きました。3分くらいしたら醤油を回しいれ、軽く炒めて、出来上がりです。


<豚バラ肉、白ネギと菊芋を炒める 2015年11月22日18:26>

この日(一昨日)の夕飯のおかずとして食べました。家内も、この料理法だと菊芋のクセがなくなって、美味しいと言ってくれました。私でもやればできました。

<出来上がった「豚肉と菊芋の醤油炒め」 2015年11月22日18:44>

今日は、私が塩水に浸けてアク抜きしておいた菊芋を使って、家内が「菊芋のきんぴら」を作ってくれました。これもなかなか美味しかったです。

2015年11月22日日曜日

第26回クラシックギター弾き回し練習会の開催/レポート


11月14日(土)に上田市のカフェ&スペインバル「アランフェス」にて第26回「クラシックギター弾き回し練習会」を開催しましたが、そのレポート記事を「クラシックギター弾き回し練習会のブログ」に掲載しました。

こちらをご覧ください。→http://hikimawashi.blogspot.jp/2015/11/blog-post_22.html

2015年11月20日金曜日

畑仕事の終了

ここ数日間、畑の片付け作業を進めてきましたが、今日は午前と午後2回畑に行き、マルチシートをはがし、資材を全て撤去しました。これで今年の私の畑仕事は全て終了です。
この後は、この会員制農場、「メグミファーム」全体の管理作業をしてくれているポニーハウスにて畑全体にトラクターをかけてくれる予定です。

<片付けが終わった畑 2015年11月20日11月20日15:36>

今年私が栽培した野菜は次の通り、全部で27種類です。今年初めて植えた野菜はエゴマ、パセリの2種類のみです。私の野菜作りは9年目になりましたので、この高原の畑の気候、地質にどういう野菜が合うのか合わないのか、だいたい分かってきました。また、我が家の好みもありますので、作る野菜がだいぶ固定されてきています。例えば、カボチャは味が良く、大きいものが沢山採れる、「ながちゃん」1種類をここ数年栽培しています。

<今年栽培して収穫した野菜>
[果菜類]キュウリ、ナス、ズッキーニ、枝豆、食用ほうずき(ほのかの夏)、ピーマン、パプリカ、シシトウ、オクラ、トマト、カボチャ(ながちゃん)、落花生、(12種類)
[根菜類]ジャガイモ(アンデス)、大根、ニンジン、ラディッシュ、キクイモ、(5種類)
[葉菜類]レタス、サニーレタス、リーフレタス、コスレタス、ベビーリーフ、サンチュ、シソ、パセリ、イタリアンパセリ、エゴマ(10種類)

野菜作りは大変ですが、自分が手をかけた野菜の成長を見守る楽しみがあり、これがなくなると、ちょっと寂しくなります。しかし、その分、冬は時間ができますので、また色々なことをしようと思います

2015年11月10日火曜日

初めての干し柿作り

近所の私の友人、知人にはこの時期になると軒先に柿をいっぱい吊るして、干し柿を作っている人が多いです。私はまだ作ったことがありませんでしたが、先日近くの農協スーパーに行ったら、干し柿用の渋柿が大量に積まれて、売っていました。見たら、私も試してみたくなって、買ってきました。

作り方が分からないので、Googleで「干し柿 作り方」として検索すると、干し柿のレシピがたくさん出てきます。その中から私は主に次の二つを参考にして作ることにしました。
①「干し柿の作り方
②「cookpad干し柿作り方のレシピ

これらレシピの中には動画を掲載しているものもありますので、分かりやすいです。インターネットがあるので、今は何をするのにも便利です。

<渋柿の皮を剝く 2015年11月2日10:54>

買った渋柿は全部で33個。包丁で皮を剝き、軸の枝にビニール紐を結んで、1本に3個ずつ結び付けました。

<柿を煮沸消毒中 2015年11月2日13:35>

沸騰した鍋に柿を6~7秒入れて、引き揚げます。カビが生えにくくなります。更に消毒するために、柿を焼酎にもくぐらせました。多くのレシピでは消毒は煮沸だけですが、念のため私は焼酎も使いました。
色んなレシピを見ると、柿の干し方には、1本の紐に沢山の柿を縦に結び付けるやり方や、物干し竿に横に吊るすやり方など、様々な流儀があります。私は移動するときの利便性を考えて、洗濯角ハンガーに柿を三つずつ吊るしました(下の写真)。

<洗濯ハンガーに柿を吊るす 2015年11月2日11月2日15:30>

洗濯角ハンガーですと、雨が降る時にはこのまま物置小屋に入れて、吊るしておけるので、簡単です。

<柿を一つずつ揉む 2015年11月9日13:57>

昨日は1週間経って、外皮が少し硬くなってきたので、一つずつ、指で押すようにして、軽くもみました。こうすることで、中までシッカリ渋味が抜けて、仕上がりにむらがなくなるそうです。4、5日に一度このモミ作業をする予定です。

レシピによれば、あと3週間もすれば食べ頃になるようです。これからどんな味のものになるのか、楽しみです。

(続きは次の記事に→「食べごろになった干し柿」 2015年12月3日付)

2015年11月7日土曜日

里の紅葉

蓼科高原では、上の方の紅葉は終わりつつあり、我が家の庭のカラマツも殆ど落葉し、寂しい感じになってきました。
紅葉は山を下って、今、標高1,000m~1,100m辺りの里が見頃です。

<里のカラマツの森の紅葉 2015年11月7日09:44>

午前中、畑に行きましたが、畑の手前のカラマツの森は黄金色です(上の写真)。

<掘り出したキクイモの塊根 2015年11月7日10:29>

今日は、畑では残っていた人参2本を収穫し、又、秋大根3本を収穫しました。そして、キクイモ(菊芋)の塊根を大量に掘り出しました(上の写真)。地中にある、生姜のような形をしたこの塊根が食べられ、血糖値を低下させ、腸内環境を改善させる効果がある、など健康食品なのです。今まで私はキクイモは味噌漬にしていましたが、今回は食べきれないくらい採れてしまったので、他の調理法も考えようと思います。

<殆ど収穫の終わった畑から見る蓼科高原 2015年11月7日11:04>

私の畑には、あと秋大根3本を残すだけで、もう収穫はほぼ終わりです。次は片付け作業に移ることになります。

<渋川大橋から見る横谷峡 2015年11月7日11:27>

畑の帰りに、近くの渋川大橋に寄ってみると、橋から見上げる横谷峡は紅葉の最後の輝きという感じです。

<渋川沿いの紅葉@渋川大橋 2015年11月7日11:29>

渋川周辺の残された紅葉が目を楽しませてくれます。

2015年11月6日金曜日

金庸太&松澤結子ギタージョイントリサイタル

11月3日(火・祝)はあずみ野コンサートホールで行われた「金庸太(キム・ヨンテ)&松澤結子ギタージョイントリサイタル」を聴きに行きました。

あずみ野コンサートホールは安曇野ICから車で10分弱の田園地帯の中にあり、定員100名のこじんまりとしたホールです。クラシックギターの響きのためには手頃なサイズと言えます。この日はほぼ満席に近かったです。

<あずみ野コンサートホール外観 2015年11月3日13:41>

キム・ヨンテさんの生演奏は私は今まで何回か聴いていますが、高い演奏技術を持つ、日本を代表するギタリストの一人です。松澤結子さんは今期待の若手ギタリストで、2013年3月の第10回「クラシックギター弾き回し練習会」では第10回記念コンサートにてゲストギタリストとしてお招きし、演奏していただきました。詳しいプロフィールは下の通りです。

<松澤結子、キム・ヨンテ ~ プロフィール>

この日のお二人のプログラムは次の通りでした。

   <アンコール>
  ☆松澤結子    J.ダウランド作曲  ファンタジア
  ☆キム・ヨンテ  R.ディアンス作曲  タンゴアンスカイ
     〃       F.ソル作曲      練習曲 Op.6-6
     〃       F.タレガ作曲     アルハンブラの思い出   

キム・ヨンテさんは超絶技巧と今や円熟の境地にある表現力で、今回も堪能させていただきました。松澤結子さんの演奏は私は今まで何度も聴いていますが、きれいな音色に乗って、心の温かさが伝わってくるよう思えます。

お二人による二重奏2曲は私は初めて聴く曲でしたが、年齢もキャリアも、多分タイプも違うお二人ですが、とてもよく息が合っていました。二人の音の世界がうまく溶け合っている感じでした。

<演奏後のキム・ヨンテさんと松澤結子さん 2015年11月3日16:21>

キムさんは演奏を離れれば、ざっくばらんな気さくなお人柄、結子さんも爽やかなお嬢さんで、お二人のトークも含めて、その人柄がコンサートホールの空気の中に伝わってくる感じもしました。とても良い雰囲気の、楽しいコンサートでした。

2015年11月5日木曜日

新日本フィルハーモニー&パク・キュヒ(ギター)コンサート

11月1日(日)はカノラホール(岡谷市文化会館)に第8回緑と湖のまち音楽祭「新日本フィルハーモニー交響楽団&ギタリスト朴葵姫(パク・キュヒ)コンサート」を聴きに行ってきました。

<カノラホール(岡谷市文化会館)外観 2015年11月1日15:32>

私はカノラホールに行ったのは初めてでしたが、全1,446席の、3階席まである、立派な良いホールでした。

<カノラホール・大ホールの開演前 2015年11月1日15:40>

私がこのコンサートを聴きに行った第一の目的は、ギタリスト、パク・キュヒさんによるホアキン・ロドリーゴ作曲「アランフェス協奏曲」を聴くことでした。
パク・キュヒさんの演奏は去年2月に銀座ヤマハホールで行われた「パク・キュヒ(朴葵姫)ギターリサイタル」を一度聴いていますので、その実力、魅力はよく分かっています。

<新日本フィルハーモニー&パク・キュヒ/プログラム他 2015年11月1日>

彼女のアランフェス協奏曲を聴くのはこれが初めてでしたが、期待通りの正確な技術と歌わせ方で、十二分に楽しめました。
協奏曲の後、ソリスト・アンコールとして、フランシスコ・タレガ作曲「アルハンブラの思い出」を演奏しましたが、粒のそろった、美しいトレモロは彼女ならではのものです。これも素晴らしかったです。

<本日のアンコール>

新日本フィルハーモニーの演奏では、ファリャ作曲「三角帽子」やラベル作曲「ボレロ」はオーケストラの面白味が良く伝わってくる選曲で、楽しめました。久し振りにフルオーケストラの生演奏を聴きましたが、やはり音の厚み、ボリューム、広がりはオーケストラならではの醍醐味です。
考えてみれば、オーケストラは何十人もの大勢の演奏者を抱えているわけですから、料金が高くなるのはやむを得ません。(このコンサートは競輪の補助を受けているため、全席指定4,000円と格安でした。)
振り返って、クラシックギターは1本で、一人の演奏者によって、ミニ・オーケストラの味わいが出せるわけですから、良い楽器だなと改めて思います。クラシックギターの弱点は音量が小さいことですが、これも最近は品質の良いPA(音響拡声装置)が出ていますので、オーケストラや他の楽器と合わせる時はPAを使えば問題はないようです。この日のパク・キュヒさんもPAを使っていましたが、違和感はありませんでした。
ただ、クラシックギター1本でミニ・オーケストラの味が出せると言っても、それは一流のギタリストが弾いて、初めてできることです。しかし、私のような素人であってもミニ・オーケストラの味を少しでも出したいな、それに近づけたいなと思って練習はしているところです(その実現は簡単ではありませんが)。

<パク・キュヒさん演奏の「アルハンブラの思い出」>

ところで、パク・キュヒさんは来年の2月28日(日)にこのカノラホールでパク・キュヒ・ギター・リサイタルを行います(詳しくは→「カノラ・ウィークエンド・コンサート・朴葵姫」)。この日のコンサート会場でチケットを売っていましたので、早速私は購入しました。予定プログラムを見ますと、「アルハンブラの思い出」の他に、アグスティン・バリオスの名曲「森に夢見る」も演奏しますので、再び彼女の美しいトレモロも聴けて、楽しみです。