2015年6月29日月曜日

収穫期に入った畑

私の畑は標高1,100mの寒冷地にあるため、耕作できる期間は5月初めから10月末位までと、6か月位しかありません。野菜の収穫が始まる時期は低地の畑より遅いのですが、今ようやく収穫期に入ってきました。

<初収穫したキュウリ  2015年6月29日11:35>

今日はキュウリ4本を初収穫しました。立派に育ちました。

<収穫したラディッシュ  2015年6月29日>

ラディッシュ(紅白二十日大根)は先週から収穫が始まりました。ズッキーニもあと二、三日で初収穫できそうです。

<ベビーリーフとレタス類  2015年6月29日>

ベビーリーフやレタス類は今食べ盛りです。毎日採れ立ての生野菜サラダをいただいています。


<開き始めたジャガイモ(アンデス)の花  2015年6月29日>

ジャガイモ(アンデス)の花が開き始めました。ジャガイモの花が完全に開くと、とてもきれいになります。

<カボチャ(ながちゃん)の花と蜜蜂  2015年6月29日>

カボチャ(ながちゃん)の花の中を覗くと、蜜蜂がさかんに受粉活動をしてくれていました。


<畑から見た八ヶ岳連峰  2015年6月29日11:43>

今日は梅雨の晴れ間で、畑から見る八ヶ岳連峰がきりりとした姿を見せていました。

2015年6月23日火曜日

味噌の天地返し

3月22日に原村の農家民宿&カフェ「ココットビレッジ」(Cocotto Village)での味噌作りワークショップ家内と二人で参加して、手作りで味噌約8kgを仕込みました。
容器に入れたまま室内で保管してありましたが、約3か月が経ったので今日、味噌の天地返しをしました。
天地返しとは、味噌を空気に触れさせ、容器の中の上と下の味噌を入れ替えることによって発酵を進め、全体を均一に熟成させるというものです。ただ、この天地返しは全然やらない人もいるし、月に1回やる人もいて、これでなければいけないということはないようです。要は好みの問題ですが、「ココットビレッジ」のワークショップでは1回か2回天地返しをすると教わっていたので、今日やることにしました。

<開けた味噌容器  2015年6月23日11:10>

蓋を開けて、重石を取り除くと、みそからしみ出た液体「たまり」がたっぷりあがっています。
表面にカビが生えることが多いそうですが、ここは気温が低いせいか、幸いカビは全く生えていません。


<お玉で味噌をかき混ぜる>

私は液体「たまり」を味噌に混ぜて、お玉で味噌をかき回しました。味噌は意外と重くて、お玉の柄が曲がってしまいました。

<しゃもじで味噌をかき混ぜる>

そこで、家内がしゃもじでかき混ぜてくれました。しゃもじでやったら、底のほうまでかき混ぜることができました。やはりこういうことは家内のほうが手慣れています。

<混ぜた後ラップする>

かき混ぜた後は、表面にラップを被せて、その上に内蓋と重石を乗せ、外蓋をして、天地返し作業は完了です。

<内蓋をして重石を乗せる  2015年6月23日11:22>

途中で味噌をちょっと舐めてみたら、味噌らしい味になりかけていました。
秋の出来上がりが楽しみです。

2015年6月22日月曜日

レストラン「レ・スリズィエ」で夕食

6月12日(金)は次男がようやく休暇が取れたとのことで、12日(金)から14日(日)まで二泊三日で蓼科の我が家に家族で遊びに来ました。
そこで、12日(金)晩は、メルヘン街道(国道299号)沿い、蓼科ビレッジ別荘地入口の所にある蕎麦粉のガレットと信州ジビエの店「レ・スリズィエ」(Les Cerisiers)に次男家族と一緒に食べに行きました。

<夜のレストラン「レ・スリズィエ」正面  2015年6月12日>

現在、「レ・スリズィエ」は水曜日と土曜日のみ営業となっていますが、1週間ほど前に電話したら、金曜日でも開けてくれることになりました。従って、この日のお客は我々のみです。ちなみに、2日以上前に連絡すれば、水曜・土曜以外も営業が可能とのことです。

<レストラン「レ・スリズィエ」室内  2015年6月12日19:16>

次男夫婦、我々夫婦の大人4人全員がガレットコース(ミニサラダ・ガレット小2枚・シードル1杯(他の飲み物に変更可)、2,800円)を注文しました。全員合計でガレット8枚になりますが、流暢な日本語を話すフランス人オーナー・シェフに聞いたところ、全部種類が違っても面倒ではないとのお話でしたので、食事用のガレット6種類とデザート用のガレット2種類を1枚ずつたのみ、シェアすることにしました。

<アミューズ>

まず、ヤギのチーズなどを使ったお洒落なアミューズが出ました。

<シードル>

私はシードル(りんご酒)を飲みました。他の3人はアルコールを飲まないので、りんごジュースや白葡萄ジュースなどを飲みました。

<季節の野菜サラダ>

サラダは二人分を一皿にまとめて、季節の野菜を使ったサラダです。花(食用)が2輪盛られて、きれいです。

器はすべて陶芸をたしなむオーナー・シェフの手作りだそうです。

<卵とチーズのガレット>

まず、食事用のガレット6種類が出て、みんなでシェアしました。

<コンプレット/ガレット>

<コンプレット・ドゥ・タテシナ/ガレット>

<ローストチキンのガレット>

<4種のチーズのガレット>

<スモークサーモンのガレット>

そのあとは、デザートのガレット2種類です。

<旬のフルーツ(ルバーブ)のコンポート/ガレット>

<塩バターキャラメルと木の実/ガレット>

ガレットは薄く焼かれているので、最初は軽い食べ物のような気がしましたが、意外としっかりとおなかに足りてきました。

8種類のガレットが食べられて、楽しめました。それぞれ美味しかったです。息子夫婦も満足の様子でした。

フレンチの本格的ガレットの店は蓼科界隈はもとより、東京都内でもあまり無いので、ちょっとおもしろく、家族や仲間が蓼科に遊びに来た時にも一緒に楽しめそうです。

(9月15日追記: レ・スリズィエは9月15日現在、月曜・木曜を定休日とし、それ以外の5日間は昼食、夕食共に営業しています。)

2015年6月20日土曜日

安曇野ステージ練習会2015

6月12日(金)は安曇野「ステージ練習会2015」が行われましたので、私も参加しました。
この「ステージ練習会2015」は、毎年12月に安曇野ギターコンサートを主催されているK.M.さんが、年に一度くらいは練習会をしたいね、ということでセッティングしてくれました。

<穂高交流学習センター「みらい」外観  2015年6月12日12:54>

会場は安曇野ギターコンサートと同じ、安曇野市穂高交流学習センター「みらい」です。
午後1時過ぎに会場に集合し、2時から「練習会」の演奏開始です。
第1部のあと、20分休憩をとって、みんなでお菓子を食べながらお茶を飲んで、雑談し、そのあと第2部がありました。ほとんどの参加者が1部と2部の両方で演奏しました。

下に出演順に、演奏者の写真と、1部と2部の演奏曲目をまとめて掲載します。

(1)私のソロ
<第1部>  F.タレガ作曲         …ラグリマ 
                  F.タレガ作曲          …マリエッタ(マズルカ) 
                  F.タレガ作曲          …マリア(ガボット)
<第2部>  A.バリオス作曲      …前奏曲ハ短調
                  A.バリオス作曲       …ワルツ第3番
                  菅野よう子作曲(佐藤弘和編曲)…花は咲く

(2)K.M.さんのソロ
<第1部>  J.S.バッハ作曲…リュート組曲第1番より
                                     サラバンドとブーレ
                   M.モノー作曲  …愛の讃歌

(3)T.O.さんのソロ
<第1部> D.スカルラッティー作曲    …ソナタ(Longo23)
                  F.ショパン 作曲              …ノクターン 
<第2部>  ヴィラ=ロボス作曲        …前奏曲第1番
                   S.E.N.S.作曲(田島道生編曲)…風のように

(4)M.U.さんのソロ
<第1部>  海川 政人作曲         …臥竜の祈り
                  M.ポンセ作曲           …ガボット
                  C.コンバース作曲(武満編)…星の世界
<第2部>  F.ソル作曲                …エチュードOp.35-17
                  ジャック・マーシャル編…禁じられた遊び
                  中田章作曲(武満編 )…早春賦 
                  F.ジルヒャー作曲       …ローレライ

(5)K.S.さんのソロ
<第1部>  F.タレガ作曲         …アラビア風奇想曲
                  ヴィラ=ロボス作曲…ショーロス第1番
<第2部>  スペイン民謡        …ミ・ファボリータ
                   I.アルベニス作曲  …アストゥリアス

(6)K.M.さんのソロ
<第1部>  M.カルカッシ作曲         …練習曲 Op.60-7
                  F.ソル作曲                 …ワルツ Op.32-2
                  F.メンデルスゾーン作曲…無言歌Op.19-6
                  J.S.バッハ作曲            …無伴奏チェロ組曲第3番より
                                                 プレリュードとジーグ

(7)K.M.さんとK.M.さんの二重奏
<第2部>  滝 廉太郎 作曲       …花
                   A.ヴィヴァルディ 作曲…アンダンテ

(8)T.K.さんのソロ
<第2部>  A.ジョビン作曲    …フェリシダージ
                  S.マイヤーズ 作曲…カヴァティーナ
                  H.マンシーニ 作曲…ひまわり

練習会は予定通り5時頃に終了し、ほとんどの方々は近くのレストラン「アベ」での打ち上げ会に向かいました。私は、次男がちょうどこの日にようやく休暇が取れたと言って、家族で蓼科の我が家に遊びに来ることになっていました。そのため、残念ながら打ち上げ会には参加せずに、失礼しました。

このステージ練習会は本番と同じ、立派なステージに上がって演奏しますので、そういう点で勉強になりました。また、今回は参加人数がやや少なかったので、一人の持ち時間が25分まででした。そこで、私は合計6曲を弾きましたが、私の場合、6曲も一日で弾くのは久し振りで、そういう点でもいつもと違う勉強になりました。

また、神奈川県三浦市からいらっしゃったK.S.さんとお知り合いになれ、また、大町市のM.K.さんと練習会で交流ができました。皆さんから新しい刺激をいただくことができました。

2015年6月19日金曜日

北海道ギターツアー3日目/音楽理論講座~帰路へ(6月8日)

北海道ギターツアーの三日目、6月8日(月)。
朝7時前に起きて、ホテルラビスタ釧路川」内の最上階、13階にある天然温泉「幣舞の湯」(ぬさまいのゆ)に入りました。最上階にある露天風呂にも入りましたが、繁華街の中のホテルなので、眼下に釧路川とたくさんのビルが見えるだけです。しかし、街中のシティホテルでも天然温泉があるのは、さすが釧路という感じでした。

ホテル内で朝食をとった後、参加者11人はタクシー3台に分乗して、再び釧路市内の松本邸に。
そこで、午前中は作曲家、二橋潤一先生による音楽理論講座です。かなり幅広い楽曲分析の理論を約2時間で駆け足の講義。中学校までしか音楽教育を受けていない私には付いていくのが大変な部分が所々にありましたが、楽曲分析にいろんな理論があることが分かったことなど、興味深く、参考になりました。

<二橋潤一先生の音楽理論講座  2015年6月8日>

ところで、松本邸の玄関には花々がたくさん飾られ、花壇の真ん中にはピアノが形作られていました(下の写真)。お洒落で、奥様の愛着が感じられます。

<松本邸玄関の花々  2015年6月8日>

さて、音楽講座が終わって、お世話になった松本邸を後にし、車で送っていただき、市内の和商市場に向かいました。

<魚醤ラーメンの店「魚一」外観  2015年6月8日12:23>

まず、和商市場の向かいにある丹頂市場の中らーめん工房「魚一」(うおっち)で昼食です。人気の魚醤ラーメンの中でも、牡蠣魚醤ラーメンをいただきました。
魚醤は秋刀魚と鰊の正肉のみを使っているのだそうです。お店の壁には「聞かれても説明できない味」と書かれていて、確かに言葉ではうまく説明できませんが、おいしいスープでした。大きな牡蠣がたくさん入っていて、納得のラーメンです。

<魚醤ラーメン@魚一  2015年6月8日12:08>

ラーメンの後は向かいの和商市場に行って、買い物。和商市場は「函館の朝市」、「札幌の二条市場」と並んで北海道三大市場の一つと言われていて、約60の店舗が入っているそうです。
私はここでお土産に、この時期の旬の時鮭(ときしらず)や、粒うに一夜漬など、おかずや酒のおつまみになるものを色々買いました。

<和商市場内部  2015年6月8日12:49>

いよいよこれで釧路も最後。
釧路駅前からバスに乗って釧路空港に向かい、釧路空港15:10発のJALに乗り、16:55に羽田空港に着きました。
羽田空港でツアーは解散。三日間で親しくなった仲間ともお別れしました。
新宿駅から中央線特急あずさに乗り、蓼科の我が家に戻ったのは夜10時頃でした。

とても充実した、楽しいツアーでした。
ツアーに参加した女性は帰ってから、「竜宮城」に行ってきたようだと感想を述べていました。私も本当に二泊三日でギターの「竜宮城」に行ってきたような気分です。
釧路で受け入れ側となってくださった松本ご夫妻には感謝でいっぱいです。

2015年6月18日木曜日

北海道ギターツアー2日目/プライベート・コンサート(6月7日)

6月7日(日)夕方5時半にシティホテルラビスタ釧路川」を貸し切りバスで出発、釧路市内の松本邸に6時前に着きました。
そして、6時半から、いよいよこの日のメーンイベント、プライベート・コンサートが開演です。
奏者は今やトップの人気と実力のクラシック・ギタリストである大萩康司さんと、奥様のピアニスト、河野紘子さんです。河野紘子さんは2006年10月からテレビ放映されたドラマ「のだめカンタービレ」の主人公(上野樹里)の手・音の吹き替え、現場での指導を担当した他、テレビの音楽番組に出演するなど、実力と美貌を兼ね備えたピアニストです。

<ギター・大萩康司さん、ピアノ・河野紘子さん、コンサートの始まり  2015年6月7日>

プライベート・コンサートのプログラムは次の通りでした。

この日の大萩さんの使用ギターは松本さんとの二重奏を除いて、全て「イグナシオ・フレタ1968年製」です。二重奏ではお二人とも「アルカンヘル・フェルナンデス」を使用、大萩さんは1997年製、松本さんは2007年製でした。

<アンコール>  マルコム・アーノルド作曲   ギターと弦楽のためのセレナード
                                                                          (ギター&ピアノ二重奏用に編曲)

お二人の二重奏、大萩さんと松本さんのギター・デュオ、ギター・ソロ、ピアノ・ソロと続いて、プログラム最後のロドリーゴ「アランフェス・コンチェルト」になると、松本邸のホールには大萩さんのギターと河野さんのピアノの音が溢れ出て、お二人の情熱が振動して、私の聴いている体に染み入りました。素晴らしい2時間でした。


<演奏終了後の大萩康司さんと河野紘子さん  2015年6月7日>

感動の余韻も冷めやらぬまま、会場をセッティングし直して、打ち上げパーティーに入りました。
打ち上げでは、北海道でなければ食べられない、カニ、生ウニ、生カキなど新鮮な魚介類がたくさん出ました。おいしいワインもたっぷりいただきました。

<打ち上げパーティー   2015年6月7日>

大萩&河野ご夫妻も一緒に食べて、喋って、あちこちで話の輪が広がりました。
パーティーも後半になると、プロ・ピアニストの松本さん奥様のピアノ伴奏で、参加者有志からの歌も飛び出しました。長野県から参加の3人の中からは、ryokanさんが飛び入りで歌いました。長野の仲間も初めて聞く、ryokanさんの意外の(?)美声にビックリでした。

<打ち上げパーティー   2015年6月7日>

盛り上がったパーティーも11時過ぎにお開き。宿泊先のホテルに戻ったのは夜中12時近くになっていました。
素晴らしい一晩でした。

2015年6月17日水曜日

北海道ギターツアー2日目/道東観光(6月7日)

北海道ギターツアーの二日目、6月7日(日)。
朝起きて、宿泊していたホテル「あかん遊久の里・鶴雅」の1階の庭園露天風呂に入りました。この露天風呂は阿寒湖の湖面すれすれの所にあり、阿寒湖も雄阿寒岳も広々と眺められる、気持ちの良い温泉でした。

<ホテル「鶴雅」1階の庭園露天風呂 ~ ホテルのHPより>

朝は曇りで、ホテルの湖畔の庭から眺める雄阿寒岳は山頂に雲を冠っていました。

<阿寒湖と雄阿寒岳  2015年6月7日/ホテル鶴雅の庭より  2015年6月7日08:08>

さて、朝8時半に貸し切り観光バスに乗って、阿寒湖を出発。
バスの若いガイドさんは明るく、ユーモアを絶やさず、道中、我々を楽しませてくれました。

<貸し切りバスのガイドさん  2015年6月7日08:37>

バスは阿寒湖から北に30分ほど走り、オンネトーに到着しました。オンネトーオコタンペ湖東雲湖とともに北海道三大秘湖の一つとされていて、アイヌ語で「年老いた沼」あるいは「大きな沼」という意味だそうです。湖面は時間、季節により刻々と色を変えることから五色沼の別名があるとの事。この日はきれいなブルーでした(下の写真)。

<オンネトーと雌阿寒岳  2015年6月7日09:01>

次に、バスは屈斜路湖に向かいました。

<道東の畑と丹頂鶴(左隅の白い点)/バスの窓から  2015年6月7日10:49>

昨日の道中もそうでしたが、周辺の景色は、広大な畑、牧場や林が延々と続きます。 昔、アメリカの郊外や地方を車で走った時に見た光景と似たところがあります。違いは、アメリカは乾燥していますが、ここは湿地帯が多いという程度です。

<屈斜路湖  2015年6月7日11:16>

途中に休憩を入れて2時間ほど走って、屈斜路湖に着きました。
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖で、世界でも第2位の大きさです。湖中央部には、日本最大の湖中島である中島火砕丘周囲12km)が浮かんでいます。

<男組でソフトクリーム@屈斜路湖  2015年6月7日11:23>

バスガイドさんから、屈斜路湖畔のソフトクリームは日本一おいしいと言われ、その気になって、男性陣全員がソフトクリームを食べました(上の写真) 。日本一かどうか分かりませんが、牛乳たっぷりの感じで、おいしかったです。

<硫黄山にて全員写真  2015年6月7日11:53>

次に、硫黄山(いおうざん)に行きました。硫黄山はアトサヌプリとも呼ばれ、アイヌ語で「裸の山」の意味だそうです。標高512m。活動度の低い「ランクC」の活火山と認定されていますが、噴気活動は活発で、山体のあちこちから火山ガスが噴出しています。

<硫黄山  2015年6月7日11:58>

ガスが噴出する、すぐそばまで近付くことができ、迫力がありました。

<摩周湖  2015年6月7日12:44>

そして、次は摩周湖です。摩周湖約7000年前の巨大噴火によって生成されたカルデラ湖で、湖水は日本で最も透明度が高く、世界でもバイカル湖に次いで2番目の透明度だそうです。摩周湖は、流入・流出河川がない閉鎖湖であり、周辺の降雨が土壌に浸透した後十分に濾過されて流入するため透明度が高いとの事。
布施明の歌う『霧の摩周湖』が有名ですが、この日は霧はありませんでした。バスガイドさんの話ですと、8月になると霧が出やすくなるそうです。

<雄阿寒岳と屈斜路湖/バスの窓から  2015年6月7日12:54>

この後は、バスは釧路市に向かいます。途中、山を降りたところの弟子屈町の蕎麦店に寄って、北海道産の蕎麦を食べました。
バスは再び釧路湿原の中を走り、釧路市丹頂鶴自然公園に寄りました。

<釧路市丹頂鶴自然公園のタンチョウ親子  2015年6月7日15:59>

絶滅の危機にあるタンチョウを保護増殖するために昭和33年に開園された、この丹頂鶴自然公園には現在20羽程のタンチョウが放飼いされているそうです。

そして、夕方5時頃に今晩の宿、シティホテル、「ラビスタ釧路川」に到着しました。
ホテルで一服した後、この日のメーンイベントである、松本邸でのプライベート・コンサートを聴きに出掛けます。