2009年5月30日土曜日

秋元順子コンサート@松本


5月27日(水)晩、まつもと市民芸術館で行われた秋元順子コンサートを家内と聴きに行ってきました。
私は歌謡コンサートなるものを生で聴いたのはこれが初めてでした。


image from www.flickr.com                                               まつもと市民芸術館・正面入口 2009.5.27

秋元順子は去年暮れの紅白歌合戦に出た前後から、テレビによく登場するようになりましたが、私は秋元順子の歌を聴くと体に染み入るような感じがします。また、家内も秋元順子の歌が気に入っています。
そこで、松本で秋元順子のコンサートがあると聞いて、3月頃に早々とチケット2枚の予約手配をしました。


当日は蓼科の山荘を車で出て、諏訪インターから松本インターまでを中央高速に乗り、1時間20分でまつもと市民芸術館に着きました。
会場に入って、そのホールの立派さに驚きました。 最大客席数は1,800で、2階~5階のバルコニー席があります。伝統や格式は到底かないませんが、規模と設備だけで言ったら、ヨーロッパのオペラ座にもひけを取らないのではないでしょうか。


image from www.flickr.com                                              まつもと市民芸術館主ホール

バックバンドはキーボード(リーダー)、ピアノ、ヴァイオリン、ギター、ベース、ドラムの6人。秋元順子はファースト・アルバム「 マディソン郡の恋」、セカンド・アルバム 「Second Story」の中の曲を中心に歌いました。途中、アルバムの曲を書いている作曲家、花岡優平が参加し1曲歌いましたが、アンコール2曲を含めて2時間秋元順子が殆ど一人で歌い切りました。秋元順子は歌唱力が抜群で、生で聴く歌は聴く人を引き込ませ、たっぷり楽しませてくれました。ライブを聴きに行った価値がありました。


ホールは満席で、聴衆はほとんどが我々のような熟年夫婦と熟年女性でした。
秋元順子は私と同い年の62歳ですが、2時間をほとんど一人で歌い切るというのはプロでも体力がいると思いました。その上、今は数ヶ月にわたって全国を転々として数日おきにコンサートを行っています。これは体力、気力が充実していないとなかなかできないことではないでしょうか。
私も、歳だなどとは言っていられないなあ、と思いました。


image from www.flickr.com                                          歌手・秋元順子

2009年5月25日月曜日

庭で遊ぶランディ

 ランディは昨日、5月24日(土)で生後満8ヶ月になりました。体重は約14キロです。人間で言えば12歳位だそうです。もう直ぐ中学生と言ったところでしょうか。

新緑の庭のランディ Randy in our garden by Poran111

山荘に戻って来た翌日、23日(土)朝、庭に出したら、あっと言う間に穴を掘ってしまいました(下の写真)。これでランディが庭に掘った穴はもう五つ目です。 庭に落とし穴ができたようなものです。山に来たら穴を掘るところはいくらでもありますから、掘るなと言っても犬の本能でしょうから、やむを得ません。


新緑の山荘周辺


5月22日(金)夜、 2週間振りに蓼科に戻って来ましたが、山荘周辺は目に鮮やかな新緑になっていました。

image from www.flickr.com                              庭の新緑の唐松林 2009.5.25

今年も採ろうと思っていたタラの芽は、2週間の留守の間に芽を通り越して、もう立派な葉に育っていました。今年はタラの芽を食べそこないました。 
image from www.flickr.com                                           庭のタラの木(もう食べられない) 2009.5.25

新緑と共に庭に訪れる鳥が増えてきました。

image from www.flickr.com                              新緑の山荘前道路 2009.5.25

別荘地内から眺める蓼科高原とその向こうの蓼科山は初々しい緑に変わっていました。

image from www.flickr.com                             新緑の蓼科高原と蓼科山 2009.5.25

2009年5月20日水曜日

スペイン大使館講演会「音楽史の中のアルベニス」


今年はスペインの作曲家イサーク・アルベニス(Isaac Albeniz;1860-1909)の没後100年にあたるため、在日スペイン大使館では5月18日(月)~23日(土)に「アルベニス週間」を開催しています。

5月19日(火)に行われる音楽評論家、濱田滋郎氏の講演会の中で、私が何回か個人レッスンを受けていたプロギタリスト坪川真理子さんがアルベニスの曲を何曲か演奏するということをそのブログから知ったので、家内と聴きに行くことにしました。
image from www.flickr.comSemana de Albéniz. Conferencia Jiro Hamada (アルベニス週間/講演:濱田滋郎氏)

講演会の開始は夜7時なので、六本木のスペイン大使館の近くで軽く夕食をとってから行くことにしました。そこで、ask U レストランガイドであまり値段が高くなく、手頃そうな店を探したところ、「Yakitori 燃」 がヒットしました。
image from www.flickr.com                                                     やきとり燃@六本木 2009年5月19日

19日(火)は開店時間の6時丁度に「Yakitori 燃」に入りました。地下鉄六本木駅のすぐ近くで、店内は品のいい作りでした。 あまり時間がなかったので、我々は焼き鳥「燃6串打」1皿と、私は「魂心の親子丼」、家内は「名物鶏そぼろめし」を注文しました。
image from www.flickr.com                                                       魂心の親子丼@やきとり燃 2009.5.19

焼き鳥は柔らかく、ネタの良さがうかがえました。 
また、親子丼は鶏肉はもちろん、とじられた卵のだしも美味、これだけの親子丼はなかなかないと思いました。
image from www.flickr.com                                                         名物鶏そぼろめし@やきとり燃 2009.5.19

鶏そぼろめしもだしが良く滲みて、美味しかったです。
一緒に出された鶏スープはこれも鶏の良く煮込まれた、独特の味で良し。

今回は講演会の前で、時間があまりありませんでしたが、1時間半位かけてゆっくり飲んで、食べてみたい店でした。

そこから歩いて10分弱で、スペイン坂の上にあるスペイン大使館に着きました。
image from www.flickr.com                                         駐日スペイン大使館地下1階オーディトリアム 2009.5.19

「音楽史の中のイサーク・アルベニス ― その独創性と重要性」と題する講演は大使館地下1階のオーディトリアムで行われ、スペイン語に通訳されました。

image from www.flickr.com                                         濱田滋郎氏講演(左は通訳) 2009年5月19日

講師の濱田滋郎氏は1935年生れの音楽評論家、音楽学者。特にスペイン音楽に詳しく、私の持っているクラシックギターのCDの解説文はほとんど濱田氏が書いています。

濱田氏からアルベニスの生い立ち、経歴、主要な作品などが話された後、ギタリスト坪川真理子さんが登場し、次の4曲をクラシックギターで演奏しました。 
 1.入り江のざわめき
 2.アストゥリアス
 3.朱色の塔
 4.セビーリャ
これらはすべて原曲はピアノ曲ですが、ギターでしばしば演奏され、クラシックギター曲としては定番となっています。

スペイン民族主義楽派の確立者と言われるアルベニスは、ギターと密接に結びついたスペインの民族音楽を素材にしています。従って、濱田氏も講演の中で述べていましたが、ギターに編曲されて演奏されると、アルベニスの本来の意図が原曲のピアノよりもより鮮やかに表れるのだと私は思います。

スペイン音楽を得意とする坪川さんの演奏からは、スペインの雰囲気やアルベニスの味わいが感じられ、楽しめました。

このような内容の濃い講演会と演奏を無料で聴けるというのはありがたいことです。気をつけて調べていると、けっこうレベルの高いコンサートを無料で聴ける機会が時々あるというのは都会にいるメリットではあります。

2009年5月7日木曜日

雨上がりの満月


二日間降り続いていた山の雨は今日夕方ようやく上がりました。
日が暮れると、まだ葉をつけていない庭の唐松林の間からはきれいな満月が顔を現しました。  
唐松林の満月 2009年5月7日 by Poran111

2009年5月6日水曜日

山は一日雨

今日は一日中、山はずっと雨でした。

雨のベランダ 2009年5月6日 by Poran111

私は今週毎日していた畑仕事は今日はできません。その分ギターの練習に時間を振り向けることができました。久し振りに、自分の演奏をチェックするためにデジタル・レコーダーに録音しました。 録音して聴くと、自分の演奏の欠点やあらが良く分かります。前よりは少しはましになっているようですが、なかなか上達しません


ランディもこの雨では散歩にも行けません。一日中山荘の中ですので、時々サークルから出して、部屋の中で遊ばせてあげました。
しかし、ボーダーコリーは運動量が必要なので、部屋の中では体力を持て余し、欲求不満気味のようでした。 

 

2009年5月3日日曜日

畑仕事の開始

昨晩、1週間振りに蓼科に戻ってきて、今朝、さっそく畑に行きました。
今日から蓼科での畑仕事の開始です。畑は標高1,100mの所にあるため、4月は遅霜の恐れがあります。そのため、例年ゴールデン・ウィークの頃が畑仕事の開始になります。

今年の畑(手前) 2009年5月3日 by Poran111


私の借りている畑は去年と同じ120㎡(36坪)の広さです(上の写真の手前の区画)。


今日は近くの「JAファーム」に行って、松本一本ねぎの苗を買ってきて、畝1列に植え付けました。
明日からはジャガイモの作業をする予定です。
植え付けたネギ 2009年5月3日 by Poran111
植え付けたネギ 2009年5月3日, a photo by Poran111 
on Flickr.

因みに、去年私が作った野菜は次の19種類でした。
>> トウモロコシ、キュウリ、ナス、枝豆、ズッキーニ、ジャガイモ、ネギ、オクラ、サラダ春菊、ブロッコリー、ピーマン、小松菜、サラダほうれん草、大根、白菜、サニーレタス、キャベツ、人参、小蕪 >>

少量多品種生産ですが、それでも採れ始めると夫婦二人では食べきれないくらいでした。
今年はトマト、カボチャなども追加し、更に品種を増やそうと思います。