2015年12月30日水曜日

今年の聴き納め

今年もたくさんのクラシックギターに関わるコンサートを聴きました。
今年の聴き納めは3日前、27日(日)午後の上田市のカフェ&スペインバル「アランフェス」で行われた『大萩康司・河野紘子 今年もありがとうコンサート』でした。

<演奏する大萩康司さんと河野紘子さん 2015年12月27日>

大萩康司さん(クラシックギター)と奥様、河野紘子(ピアノ)さんのお二人による「アランフェス」でのコンサートは去年12月7日に次いで、2回目でした。
今回のプログラムは下の通りで、ギターとピアノの二重奏のウェートが半分以上を占めていました(ソロの記載がない曲目は全て二重奏)。



            〔アンコール〕  *二橋潤一:哀歌(Elegy) ・・・二重奏


大萩さんのこの日の使用ギターはイグナシオ・フレタで最近入手したものだそうです。相変わらず、高度で、精密で、繊細で、自在に音を繰り出す大萩さんのギター、河野紘子さんとの息はますます合って、”大萩&河野ワールド”を満喫しました。

<大萩康司さんと河野紘子さん 2015年12月27日13:42>

お二人のデュオを聴くのは今年6月の釧路市松本邸でのコンサート以来でしたが、お二人にお会いし、演奏を堪能し、最高の「聴き納め」となりました。

2015年12月24日木曜日

ちょっとだけホワイト・クリスマス


Wishing you a Merry Christmas!

今日はクリスマス・イブです。しかし、こんな山の中で暮らしていると、都会のように、通りにクリスマス・ソングが流れてくるわけではなく、商店のイルミネーションが見えるわけではなく、クリスマスの雰囲気は伝わってきません。


<雪の少ない庭とランディ 2015年12月24日13:26>

今年は11月から季節外れの暖かい日が多く、いまだに暖冬。それでも、標高1,600mの我が家の庭や道路には少し雪があり、ちょっとだけのホワイト・クリスマスです。ただ、蓼科高原でも標高1,400m位まで下ると、もう雪はありません。


                <家の前の道路 2015年12月24日13:30>

次男の家から送ってきてくれた写真(下)では、8月に生まれた二人目の子もサンタの帽子を被って、クリスマスをお祝いしているかのようです(我が家の4人目の孫です)。


             <サンタの帽子の孫娘/生後4ヵ月 2015年12月23日>

さて、今夜は近くの修道院でのクリスマス・イブのミサに出て、家に帰って、家内と二人で蓼科の自宅でささやかなクリスマス・ディナーです。シャンパンは息子がしばらく前にプレゼントしてくれて、イブのためにとってあったもの。シャンパンとしてはちょっと辛口で、なかなかいけます。

<クリスマス・イブのシャンパン/自宅にて 2015年12月24日21:21>

2015年12月16日水曜日

第6回安曇野ギターコンサートに参加

12月13日(日)に第6回安曇野ギターコンサートが開催され、私は第3回目から4年連続で今年も参加させていただきました。
この安曇野ギターコンサートは地元の女性、Mさんが主催され、アマチュア・クラシックギター愛好者の有志が集まって、毎年12月に安曇野市の穂高交流学習センター内の多目的交流ホール「みらい」を会場として開催しています。

<安曇野市穂高交流学習センター外観 2015年2月13日14:39>

ホール「みらい」は席数200で、音の響きが良く、クラシックギターの演奏にはほど良いサイズです。この日の演奏者は私を含めて全部で13人で、ソロと重奏、計15組の演奏がありました。聴きにいらした方は100人近くになったようです。長野県内のアマチュアによるクラシックギターのコンサートとしてはまずまずのお客様の数だと思います。

<コンサート演奏風景/H.M.氏@ホール「みらい」 2015年12月13日>

さて、私は今回は不覚にもその5日ほど前から風邪をひき始め、3日前には鼻水などで夜も眠れないほどでした。コンサートの前日に急遽かかり付けの医者に行き、薬をもらい、当日朝には鼻水もほぼ収まり、なんとか参加したと言う有様です。

<私のソロ演奏@ホール「みらい」 2015年12月13日>

そんな状況でしたから、今回は私は最後まで無事弾ききることだけを考えて演奏しました。いつもの通りミスはたくさんありましたが、一応ステージの上でなんとか最後まで演奏できました(上の写真)。
コンサートの翌日、幹事のMさんから、私の演奏を録画した動画をWEB上のファイルで早速送ってくださいました。その動画をすぐにダウンロードして、自分でじっくり見てみました。毎度のことですが、演奏動画を見ると、自分の演奏の欠点、ミスがイヤと言うくらいよく分かります。繰り返し見ると、これらの弱点やミスは風邪のせいではない事を自覚しました。単に自分の演奏技術の足りないこと、不十分さから来るものなので、これらを踏まえ、反省材料にして、また改善に向けて練習をしようと思います。

<松本樹佳さん(ギター)&松本尚子さん(ピアノ)の演奏 2015年12月13日16:07>

自分の演奏が終わった後は、私は写真係として写真を撮りながら、他の皆様のそれぞれの個性が伝わってくる演奏を楽しむことができました。

ところで、今年も去年に続いて、釧路から松本樹佳さん(ギター)・松本尚子さん(ピアノ)ご夫妻が参加されました。奥様の尚子さんはプロのピアニストで、ご主人の樹佳さんは『Kiyoshi Matsumoto As a Guitarist ときどき、ギタリスト』と題するCDをリリースしている、「最高のアマチュア・ギタリスト」です。松本ご夫妻には私は今年6月に、カリス主催のツアーの一環で釧路のお宅にお邪魔して、大変お世話になりました。ここ安曇野で松本ご夫妻と再会できることを楽しみにしていました。

松本樹佳さんはソロではアグスティン・バリオス作曲の「情熱のマズルカ」と「ワルツ第4番」を見事に演奏され、また、プログラムの最後に奥様のピアノとの二重奏でホアキン・ロドリーゴ作曲「ある貴紳のための幻想曲」を熱演され、今年もお二人の演奏を私は堪能しました。

<親睦会会場・レストラン・アベ 2015年12月13日16:48>

そして、全員の演奏が終わると、参加者にて近くのレストラン「アベ」に移動して、親睦会です。

<親睦会にて@レストラン・アベ 2015年12月13日18:13>

お互いに演奏の緊張と疲れから解放されて、ビールなどを飲み(私の場合は運転があるのでノンアルコール・ビール)、料理を食べながら、ギター談義などをする親睦は最高のひと時です。

            <親睦会にて@レストラン・アベ 2015年12月13日18:25>

風邪で私は酷いコンディションでしたが、なんとか最後まで参加でき、貴重な、楽しい一日でした。
このコンサートは6回目になり、良い方向に発展し、定着してきたと思われます。

2015年12月10日木曜日

目下、暖冬

もう12月10日になったのに、全然雪がありません。今シーズンは11月26日と12月4日にうっすらと、せいぜい1センチ程度雪が降り積もっただけです。昼間は気温が上がるので、二回とも直ぐに溶けてしまいました。目下、暖冬です。

<物置小屋周辺/東側の窓から見る 2015年12月10日11:06>

上の写真は東側の窓から見た物置小屋辺りの今日の様子。いまだに晩秋のような景色です。下の写真は同じ場所の去年12月7日の様子。去年は12月にドカ雪が降り、この時は30センチくらい積もっていました。つららもたくさん付いています。

<物置小屋周辺/東側の窓から見る  2014年12月7日08:55>

雪が好きなランディも、これでは物足りなさそうな顔つきをしています(下)。

<雪のない庭とランディ 2015年12月10日11:09>

3年前の今日は27センチの積雪がありました。下の写真は上の写真と同じ場所です。


庭の積雪27cm 2012年12月10日9:12 by Poran111
      <庭の積雪27cm 2012年12月10日09:12>

暖かいのはここで暮らしている人間には楽です。しかし、この周辺のスキー場にはまだ天然雪はなく、人工雪でゲレンデ作りの作業をしているはずですが、このままではスノー・スポーツの施設は大変だろうと思います。

2015年12月5日土曜日

クラシックギターの音色と爪との関係

昨日のブログ記事で、クラシックギターを弾く右手の薬指につけ爪を付けたことを書きました。つけ爪を付ける前の私の一番の不安はつけ爪によってギターの音色が変わってしまうのではないか、という事でした。しかし、これは杞憂でした。

つけ爪を付けて弾いても、付ける前(つまり、生爪にアロンアルファ「釣名人」を塗って補強していた)と比べて、基本的に自分の音色は変わりませんでした。むしろ、つけ爪を付けた方が音色が一定になり、安定しました。
これはクラシックギターの音色を出すのに爪の質(硬い、柔らかい、強い、弱い)は基本的に影響しないという事を意味します。

<アンドレス・セゴビア>

かつて、20世紀を代表する不世出の天才ギタリスト、アンドレス・セゴビア(Andres Segovia)は「ギターを弾く指の爪は柔らかくて、丈夫なのが良い」、そして、「爪の悪い人はギターを弾くな」とまで言っていました。しかし、弱い爪を補強するためにはアロンアルファ「釣名人」というギタリストにぴったりの補強接着剤があり、更には、便利なつけ爪セットも売られている現代では、セゴビアのこの言葉は今や当てはまりません。

それでは、クラシックギターの音色を決めるものはギター(楽器)そのものなのか? それぞれのギターにはその楽器が出せる音の限界というものはあるでしょうし、良いギターは良い音を出せる可能性を持っていることは確かです。しかし、同じギターを使っても、弾く人によってちょっとずつ音色が違うことは自明の理です。現代のヨーロッパの巨匠、ディビッド・ラッセル(David Russell)はギターを弾く指全部につけ爪を付けており、以前facebook上で、指の写真をアップして自分のつけ爪のことを説明していたことがあります。ディビッド・ラッセルと同じつけ爪を付けて、彼のギターを借りて弾いたとしても、ディビッド・ラッセルと同じ音色を出せるギタリストはおそらく一人もいないでしょう。

<David Russell の演奏する A. Barrios作曲「森に夢見る」>

ギターの音色を決めるものが爪でもなく、ギター(楽器)でもないとなると、あと考えられるものはタッチしかありません。弦をはじく右手のタッチと、左手の弦の押さえ方、これがギターの音色に基本的に重要な影響を与えると言うのが、現在の私の思い至った考えです。この私の考え(仮説)が正しければ、右手のタッチと左手の弦の押さえ方を工夫し、更に研究し、練習すれば、まだまだ自分の音は改善し、良くなるという事になります。自分としてはこの仮説を信じて、練習に励もうと思っています。

              <私の愛用のギター ~ 中出阪蔵1976年製作>

2015年12月4日金曜日

ギターを弾く指のつけ爪


クラシックギターはピックは使わず、生指で、指先の肉から爪にかけて弦に触れて、はじいて、音を出します。従って、右手の指の爪の形状は非常に重要です。そして、ギターを弾いていると爪は消耗します。私は以前から右手の人差し指、中指、薬指の爪にはアロンアルファ「釣名人(低粘度・多用途)」を塗って、補強していました。


アロンアルファ「釣名人」 2012年12月9日 by Poran111

これらの指の中では薬指の爪が一番弱いのですが、最近は歳のせいか更に弱くなって、アロンアルファを塗っても長持ちしません。そこで、とうとう2か月半前に薬指につけ爪を付けました。つけ爪を付けたのはこれが初めてではありません。3年前の12月に、コンサートの前日に薬指の爪が割れ、緊急事態のために買って備えてあったつけ爪セットを使って、急遽薬指につけ爪を付けて演奏したことがあります。それ以来ですから、3年振りのつけ爪です。

使っているつけ爪セットは荒井貿易のAria(AN-40SET & AN-70)です(下の写真)。このつけ爪セット(AN-40SET)には7種類のサイズのつけ爪チップが入っています。

ARIAつけ爪セット 2012年12月9日 by Poran111

当初は自分の爪の幅に合ったチップを選んで貼っていましたが、今はチップのカーブの角度が自分の爪に一番近いものを選んでいます。カーブの角度が合ったチップを選ぶと、チップサイズが爪よりも大きくなりますので、はみ出る部分はハサミで切った上で張り付けます。チップを爪に張り付けるのにはAria両面接着テープ(AN-70SET)を使います。試しにアロンアルファで張り付けてみたことがありますが、これだと1週間くらいで剥がれてしまいました。やはり、Ariaの接着テープの方が長持ちします。

<薬指に付けたつけ爪 2015年9月21日>

貼付けた後は、私はガラスやすりで削り、磨いて、弾きやすい形状に調整しています。

<ガラスやすりでつけ爪を整える 2015年9月21日>

しかしながら、カーブの角度の合ったつけ爪チップを選んで張り付けても、つけ爪と生爪の先の部分にはわずかながら隙間ができます。隙間があるときれいな音にならないため、つけ爪と生爪の間にアロンアルファを流し込み、固めます。これで音色は大丈夫です。

<つけ爪(薬指)でギターを弾く 2015年9月21日>

つけ爪を付ける大きなメリットは音色が安定することです。生爪にアロンアルファ「釣名人」を塗って補強していた時には、アロンアルファの状態によって微妙に音色が変わってしまいました。つけ爪だとこういうことがありません。つけ爪のデメリットとして考えられるのは、生爪が覆われることによって爪が弱くなる心配があることです。しかし、科学的に証明されていることではないようで、本当に弱くなるのかは分かりません。

2015年12月3日木曜日

食べ頃になった干し柿

11月2日に渋柿の皮を剝き、消毒し、紐で縛って、角ハンガーに吊るしました(記事はこちら→「初めての干し柿作り」)。
それからちょうど1ヶ月経ち、見た目も干し柿らしくなり、食べ頃になったようです。

<食べ頃になった干し柿 2015年12月2日08:52>

いくつか取って、中を開いて見ると、とろりと柔らかくなっています。食べてみると、しっかり甘くて、もう十分食べ頃です。初めての干し柿作りでしたが、カビが生えることもなく、無事出来上がりました。

<出来上がった干し柿と中身 2015年12月2日15:15>

これ以上吊るしておくと段々縮んで小さくなって、硬くなりそうなので、残りの大部分を保存することにしました。一つずつラップして(下の写真)、ジップロックに入れて封をして、冷蔵庫に入れました。これで1か月位は保存できるようです。

<ラップした干し柿 2015年12月3日10:52>

今回の30個くらいでは直ぐに食べ終わりそうなので、来年はこの倍くらいの数の干し柿を作ろうと思います。

2015年12月2日水曜日

孫娘、ランディと長門牧場へ

一昨日から3歳の孫娘を蓼科の我が家で1週間の予定で預かっています。
そこで、今日は孫娘とランディを車に乗せて、長門牧場に遊びに行きました。

<穂高連峰(左)、美ヶ原(中央)、白馬岳など(右)@夕陽の丘 2015年12月2日12:26>

今日は霞んではいましたが、天気が良かったので、女神湖に行く手前のビーナスライン沿いにある夕陽の丘からは、遠く左に穂高連峰、中央に美ヶ原、右に白馬岳、杓子岳などがパノラマのように眺められました。

<ソフトクリームを食べる孫娘@レストラン・コリーヌ 2015年12月2日13:20>

昼頃、長門牧場に着き、そこのレストハウス内にあるレストラン・コリーヌで山賊カレーやソーセージ盛合せなど、昼食を食べ、そのあとは、ここの牛乳たっぷりのソフトクリームを孫娘と一緒に食べました。

<長門牧場で遊ぶ 2015年12月2日13:37>

孫は牧場で羊や馬などを見ることを楽しみにしていたのですが、もう雪が降ってもおかしくない時期なので、羊は里に下りてしまい、馬は小屋に入ったままでした。残念ながら、動物は一匹も見ることができませんでした。

<ランディと遊ぶ@長門牧場 2015年12月2日13:38>

その代わり、広々とした草原には人も犬も我々しかおらず、ランディはリードをはずしてあげて、一緒に歩きました。ランディは広い草原をうれしそうに、いきいきとして歩いたり、走ったりしていました。

<フリスビーで遊ぶランディ 2015年12月2日13:43>

フリスビー遊びもリードがないので、思い切り遠くまでフリスビーを飛ばしました(上の写真)。

<長門牧場と蓼科山 2015年12月2日13:48>

ランディにとっては牧場は巨大なドックランのような状態で、山頂付近が雪で白くなった蓼科山を眺めながら、風もない好天で、我々にとっても気持ちの良いひと時でした。

2015年11月27日金曜日

ブロワで屋根の枯葉落し

昨日はここでは初雪が降りましたが、その二日前、最近購入した新兵器で屋根の上の枯葉落しの作業をしました。
我が家は周りにカラマツや栗の木など沢山の木々が生えているので、秋も終わりになるとどうしても沢山の枯葉が屋根の上に降って、溜まってきます。溜まった枯葉を放っておくと屋根を痛めることになります。

ハンドブロワ SHB-370B 2015年11月23日>

先日、家の修理に来てくれた大工さんから、「屋根の上の枯葉を落とすのにはブロワを使うと便利だ」と教えてもらいました。そこで、Amazonの通販サイトで調べて、最も小型で軽量そうな新興製作所製「ハンドブロワ SHB-370B」を3,238円で購入しました(上の写真)。このブロワは重さが1.5kgと軽いのが最大のメリットです。

<物置小屋の枯葉落し 2015年11月23日14:07>

まずは、一番簡単な物置小屋の屋根の枯葉落しからやってみました。ブロワを使うと簡単に吹き飛ばせました(上の動画)。

<枯葉の積もった屋根 2015年11月23日14:13>

次は母屋の屋根です。この屋根はガルバリューム鋼板を張ってあるので、滑りやすく、上に乗るのは素人では危険です。そこで、ハンドブロワを物干し竿の先に縛り付けました。

<物干し竿に縛り付けたハンドブロワ 2015年11月23日>

屋根の軒に梯子を掛けて、そこから物干し竿に付けたブロワを伸ばして、屋根の上の枯葉を吹き飛ばしました(下の写真)。

<ブロワで屋根の枯葉を吹き飛ばす 2015年11月23日14:51>

それでも届かない天辺の部分には枯葉が残ってしまいましたが、この程度であれば支障はありません。

<枯葉をおおよそ吹き飛ばした屋根 2015年11月23日15:01>

最後は離れの屋根です。ここは傾斜があまりなく、カラーベストコロニアル葺きで、滑りにくいので、上に乗って作業をしました。上に乗ってブロワを使うと、あっと言う間にきれいに枯葉を吹き飛ばすことができました。

<離れの屋根の枯葉を吹き飛ばす 2015年11月23日15:40>

ブロワはベランダに落ちた枯葉や車の上の枯葉を落としてきれいにするのにも使えます。耐久性がどの程度あるかはまだ分かりませんが、3千円ちょっとの値段でこれだけ使えれば、コストパフォーマンスは良さそうです。

2015年11月26日木曜日

今シーズン初の積雪

今朝起きると、弱い雨が降っていましたが、庭にもアプローチにもうっすらと雪が積もっていました。朝方の雨でだいぶ溶け始めていましたが、夜中にはもうちょっとしっかり雪が積もっていたようです。
一応、今シーズンの初雪で、初の積雪です。

<アプローチの積雪 2015年11月26日07:07>

私は自分のブログ記事に毎年の最初の積雪を記録していますが、それを調べてみると、次のようになります。過去9年間では今年は二番目に遅い積雪です。

  <各年の初の積雪の日>
   2014年--11月13日
   2013年--11月15日
   2012年--11月15日
   2011年--12月 7日
   2010年--11月15日
   2009年--11月 2日
   2008年--11月18日
   2007年--11月18日

<ベランダ前の積雪 2015年11月26日07:09>

今年は11月に入ってから平年より気温の高い日が続いていましたが、ようやく雪が降ったという感じ。しかし、この雪も午前10時頃にはすっかり溶けてしまいました。

<冠雪した車山/手前は蓼科高原 2015年11月26日15:11>

午後はランディと散歩に行くと、曇りがちで冷たい風が吹いていました。散歩道から蓼科高原の向こうに見える車山は白く冠雪しています。蓼科山や北八ヶ岳も、一部は雲で隠れていましたが、上の方は雪で真っ白になっていました。

2015年11月24日火曜日

豚肉と菊芋の醤油炒め

5年前に私の畑に初めて菊芋(キクイモ)の種芋2つを植えましたが、最近数年は私の畑の中ではもう栽培はしていません。しかし、菊芋は生命力が強いため、生き延びて、私の畑の向こうのめぐみファームの敷地の隅の方で勝手に繁殖しています。菊芋は背丈が2メートルを超え、今年も9月下旬にはたくさんの黄色いきれいな花をつけていました(下の写真)。

<菊芋の花 2015年9月22日10:47>

秋も終わりになって、葉も茎も枯れると、その地中の生姜のような形をした根塊が食料になります。
キクイモ(菊芋)は、名前とは違って芋類ではなく、北米原産のキク科の多年草です。この地中の塊根は栄養分が豊富で、イヌリン、ポリフェノール、ミネラルとビタミンの各種栄養素がたっぷり入っています。特にたくさん含まれるイヌリンは血糖値を下げる効果があり、また、腸内ではビヒズス菌を増やし、消化吸収を良くする効果があると言われます。菊芋そのものには独特のクセがありますが、健康食品として私はこれまで時たま食べています。

<掘り出した菊芋の根塊 2015年11月7日10:29>

今月初めに、自生していた菊芋の根塊を掘り出したら、籠二つ分も収穫してしまいました(下の写真)。これでも全体の半分も掘り出してはいません。

<水洗いした菊芋の根塊 2015年11月7日15:02>

これまでは菊芋はひたすら味噌漬などの漬物にしていましたが、漬物だけではこの量は到底食べきれません。我が家では収穫した野菜類は、料理が上手な家内がもっぱら調理してくれています。しかし、菊芋については、どういう訳か家内は私に「自分でやりなさい!」と言います。しかたがないので、自分で料理することにして、ネットでレシピを調べたら、「カリカリ豚と菊芋の醤油炒め」がおいしそうだったので、これを作ることにしました。

このレシピに従い、菊芋(609g)をよく水洗いし、簡単皮むきグローブ「ムッキー」を使って皮を軽くこすり落し、700Wの電子レンジで2分半チンしました(下の写真)。

<電子レンジでチンした菊芋 2015年11月22日18:20>

豚バラ肉をごま油で焼いて、焦げ目が付いたところで塩コショウ、菊芋、ネギを入れて焼きました。3分くらいしたら醤油を回しいれ、軽く炒めて、出来上がりです。


<豚バラ肉、白ネギと菊芋を炒める 2015年11月22日18:26>

この日(一昨日)の夕飯のおかずとして食べました。家内も、この料理法だと菊芋のクセがなくなって、美味しいと言ってくれました。私でもやればできました。

<出来上がった「豚肉と菊芋の醤油炒め」 2015年11月22日18:44>

今日は、私が塩水に浸けてアク抜きしておいた菊芋を使って、家内が「菊芋のきんぴら」を作ってくれました。これもなかなか美味しかったです。

2015年11月22日日曜日

第26回クラシックギター弾き回し練習会の開催/レポート


11月14日(土)に上田市のカフェ&スペインバル「アランフェス」にて第26回「クラシックギター弾き回し練習会」を開催しましたが、そのレポート記事を「クラシックギター弾き回し練習会のブログ」に掲載しました。

こちらをご覧ください。→http://hikimawashi.blogspot.jp/2015/11/blog-post_22.html

2015年11月20日金曜日

畑仕事の終了

ここ数日間、畑の片付け作業を進めてきましたが、今日は午前と午後2回畑に行き、マルチシートをはがし、資材を全て撤去しました。これで今年の私の畑仕事は全て終了です。
この後は、この会員制農場、「メグミファーム」全体の管理作業をしてくれているポニーハウスにて畑全体にトラクターをかけてくれる予定です。

<片付けが終わった畑 2015年11月20日11月20日15:36>

今年私が栽培した野菜は次の通り、全部で27種類です。今年初めて植えた野菜はエゴマ、パセリの2種類のみです。私の野菜作りは9年目になりましたので、この高原の畑の気候、地質にどういう野菜が合うのか合わないのか、だいたい分かってきました。また、我が家の好みもありますので、作る野菜がだいぶ固定されてきています。例えば、カボチャは味が良く、大きいものが沢山採れる、「ながちゃん」1種類をここ数年栽培しています。

<今年栽培して収穫した野菜>
[果菜類]キュウリ、ナス、ズッキーニ、枝豆、食用ほうずき(ほのかの夏)、ピーマン、パプリカ、シシトウ、オクラ、トマト、カボチャ(ながちゃん)、落花生、(12種類)
[根菜類]ジャガイモ(アンデス)、大根、ニンジン、ラディッシュ、キクイモ、(5種類)
[葉菜類]レタス、サニーレタス、リーフレタス、コスレタス、ベビーリーフ、サンチュ、シソ、パセリ、イタリアンパセリ、エゴマ(10種類)

野菜作りは大変ですが、自分が手をかけた野菜の成長を見守る楽しみがあり、これがなくなると、ちょっと寂しくなります。しかし、その分、冬は時間ができますので、また色々なことをしようと思います

2015年11月10日火曜日

初めての干し柿作り

近所の私の友人、知人にはこの時期になると軒先に柿をいっぱい吊るして、干し柿を作っている人が多いです。私はまだ作ったことがありませんでしたが、先日近くの農協スーパーに行ったら、干し柿用の渋柿が大量に積まれて、売っていました。見たら、私も試してみたくなって、買ってきました。

作り方が分からないので、Googleで「干し柿 作り方」として検索すると、干し柿のレシピがたくさん出てきます。その中から私は主に次の二つを参考にして作ることにしました。
①「干し柿の作り方
②「cookpad干し柿作り方のレシピ

これらレシピの中には動画を掲載しているものもありますので、分かりやすいです。インターネットがあるので、今は何をするのにも便利です。

<渋柿の皮を剝く 2015年11月2日10:54>

買った渋柿は全部で33個。包丁で皮を剝き、軸の枝にビニール紐を結んで、1本に3個ずつ結び付けました。

<柿を煮沸消毒中 2015年11月2日13:35>

沸騰した鍋に柿を6~7秒入れて、引き揚げます。カビが生えにくくなります。更に消毒するために、柿を焼酎にもくぐらせました。多くのレシピでは消毒は煮沸だけですが、念のため私は焼酎も使いました。
色んなレシピを見ると、柿の干し方には、1本の紐に沢山の柿を縦に結び付けるやり方や、物干し竿に横に吊るすやり方など、様々な流儀があります。私は移動するときの利便性を考えて、洗濯角ハンガーに柿を三つずつ吊るしました(下の写真)。

<洗濯ハンガーに柿を吊るす 2015年11月2日11月2日15:30>

洗濯角ハンガーですと、雨が降る時にはこのまま物置小屋に入れて、吊るしておけるので、簡単です。

<柿を一つずつ揉む 2015年11月9日13:57>

昨日は1週間経って、外皮が少し硬くなってきたので、一つずつ、指で押すようにして、軽くもみました。こうすることで、中までシッカリ渋味が抜けて、仕上がりにむらがなくなるそうです。4、5日に一度このモミ作業をする予定です。

レシピによれば、あと3週間もすれば食べ頃になるようです。これからどんな味のものになるのか、楽しみです。

(続きは次の記事に→「食べごろになった干し柿」 2015年12月3日付)