2013年12月31日火曜日

静岡おでん

今年は大晦日を東京の家で過ごしています。
自分のブログの記録を見ると、大晦日を東京の家で過ごすのは2008年以来です。2009年からはずっと大晦日、元旦は蓼科にいて、元旦か二日に車で東京の家に戻って来ていました。

静岡おでん 2013年12月31日 by Poran111

今日は午前中から静岡おでんを煮込みました。我が家では最近は正月のおせち料理は作らず、代わりに静岡おでんを作るのが恒例になっています。静岡おでんの方が色んな具を入れられるので飽きずに、お酒のつまみになり、おかずにもなるので便利です。静岡おでんを作るのは主に私の仕事です。料理をあまりしない私が作る数少ない料理のひとつです。

このお正月には長男家族、次男家族が集まってくるので、具材は大目に用意しました。元旦の夕方からは賑やかになりそうです。

2013年12月24日火曜日

Merry Christmas!


May the miracle of Christmas fill your heart with warmth and love.

クリスマスおめでとうございます。
我が家の5ヶ月になった孫娘もクリスマスをお祝いしています。
(男の子のように見えるけど、女の子です(笑)。)

My granddaughter (5 months old) is also wishing you a very Merry Christmas!

孫娘(5ヶ月)のクリスマス 2013年12月22日 by Poran111


クリスマス・ソングの定番ではありませんが、エルビス・プレスリーの歌う、「On A Snowy Christmas Night」はさすがエルビスと思わせる、しっとりとした良い雰囲気を出しています(下の動画)。背景の画像も私のお気に入りです。

Elvis Presley - On A Snowy Christmas Night>

2013年12月20日金曜日

12月の雪化粧

一昨日、水曜日の午前中から降り始めた雪は、強くはありませんでしたが、今日の午後遅くまで三日間降り続きました。
我が家の庭では30cmほどの積雪になりました。
午後は雪が小降りになりましたので、また雪掻きをしました。二日続いての雪掻きは十分過ぎる足腰の運動量です。

積雪後の夕方の散歩 2013年12月20日16:25 by Poran111

夕方、雪がようやく止んだので、近所をランディと散歩しました。
早々と立派な雪化粧です。

蓼科高原と八子ヶ峰の雪化粧 2013年12月20日16:33 by Poran111

蓼科高原の唐松林も真っ白に。

中央アルプス方向に沈む夕日 2013年12月20日16:36 by Poran111

日が短くなっているので、5時前ですが、夕日が燃えるように中央アルプス方向に沈んで行きました。

2013年12月19日木曜日

今シーズン初の雪掻き

昨日の午前中から降り続いている雪は今朝には20cm位の積雪になっていました。

積雪の中のランディ 2013年12月19日9:12 by Poran111

ランディは足がズボズボ庭の雪に埋まっています。

庭の積雪 2013年12月19日9:14 by Poran111

9時頃には一時雪が止んだので、今シーズン初めての雪掻きをしました。
アプローチを中心に雪掻きをしたら、それだけで十分な全身運動となりました。

初の雪掻き 2013年12月19日9:22 by Poran111

一旦やんでいた雪は昼前にまた降り始め、暗くなっても弱い雪が降り続いています

2013年12月17日火曜日

第4回安曇野ギターコンサートに参加

14日(土)は安曇野市穂高交流学習センター「みらい」の多目的交流ホールで行われた第4回安曇野ギターコンサートに参加して、演奏しました。

安曇野市から見る北アルプス 2013年12月14日9:19 by Poran111

上の写真は会場の穂高交流学習センター「みらい」の少し手前の道路から撮った写真です。
安曇野は広々とした畑の広がる扇状地で、西側には雄大な北アルプスがそびえ、そして、北アルプスから湧き出た豊富な清流があちこちに流れています。信州でも私の好きなエリアの一つです。

穂高交流学習センター「みらい」正面 2013年12月14日 by Poran111

会場の「みらい」は安曇野インターを下りて、車で10分ほどの所にあります。
参加演奏者は午前中に集まり、控室で練習をし(下の写真)、順番にステージに上がってリハーサルをしました。

控室 2013年12月14日10:49 by Poran111

昼過ぎ、午後1時15分に開演となり、一番最初にスズムシさんと私の二重奏でレディ・ジョン・スコット作曲「アニーローリー」を演奏しました。二人で弾くとプレッシャーが少し軽くなることもあり、まずまず合わせられたという感じがします。

スズムシさんとPoranの二重奏 2013年12月14日 by Poran111

そして、私のソロ演奏の出番がやってきました。

Poranのソロ 2013年12月14日 by Poran111

弾き始めると、私の右手の指が意外にも硬直していて、微妙な動きができません。ミスを連発し、きちんと音の出ていないところが何か所も出てきました。どういう訳か、最近にはないくらいあがっていました。
家に帰ってから、酒を飲みながら反省しましたが、自分の心のどこかにスキがあったのだろうと思いました。人前演奏ではまだまだ修行が足りません。

演奏遠景 2013年12月14日 by Poran111

ところで、この多目的交流ホールは200席で、音の響きは良く、クラシックギターの演奏にはぴったりのホールだと思います。

演奏終了後全員の挨拶 2013年12月14日15:48 by Poran111

この日の演奏者は全部で10人で、予定通り3時40分頃に演奏を終え、最後に全演奏者がステージに上がって、挨拶をしました(上の写真)。

指の怪我のため、急遽演奏者から司会進行役に回ってくださったOさんを含め参加者11人は、その後、近くの「デニーズあずみの店」に行って、反省親睦会を行いました。
皆さん、演奏の緊張から解放されて、和気あいあいと、反省、感想、ギター談義に花を咲かせました。5時過ぎに解散となりました。

反省親睦会 2013年12月14日 by Poran111

私の演奏は反省点がたくさんありましたが、それでも全体としては楽しく、私にとっては初めてお会いした人も二人いて、皆さんから刺激をもらい、有意義な一日を過ごすことができました。

第1回目からこのコンサートを主催し、今回も準備、運営を事務局として仕切ってくださったK.M.さんには感謝いたします。

2013年12月13日金曜日

雪の季節の始まり

8日間東京の家に帰っていて、一昨日、11日(水)夕方に蓼科の山荘に戻ってきました。戻ってくると、我が家の周辺の道路も庭も雪で一面、白くなっていました。
昨日の最高気温は氷点下4度、今日の最高気温は氷点下3度と、二日続けて「真冬日」です。今朝の最低気温は氷点下10度で、今シーズン一番の冷え込み。そして、昨日から曇りがちで、時々雪が降る天気です。今ある雪は春まで解けずに、このまま根雪になるでしょう。

蓼科高原別荘地と八ヶ岳連峰 2013年12月13日9: 44 by Poran111

今朝のランディとの散歩の時は雪はやんでいましたが、曇っていて、向こうに見える八ヶ岳連峰は寒そうな雲に覆われていました(上の写真)。

雪降る家の前の道路 2013年12月13日15:05 by Poran111

昼前からは粉雪がパラパラと降り始め、夜までずっと降り続いていました。

雪降る散歩道 2013年12月13日15:12 by Poran111

午後だけで2cm位積もりましたが、明日の朝はもうちょっと降り積もっているかもしれません。

2013年12月7日土曜日

国立国会図書館、他

家内が東京で用事があると言うので、付き合って4日(水)からランディも連れて東京の家に帰ってきています。せっかく東京に来たので、昨日、6日(金)は初めて国立国会図書館に行ってきました。

国立国会図書館に行ったのは、南米の偉大なるギタリストであり作曲家のアグスティン・バリオス・マンゴレの資料を入手したかったからです。
国立国会図書館は国会議事堂のすぐ隣にあります。

国立国会図書館と国会議事堂 2013年12月6日 by Poran111

私は初めての利用なので、まず国立国会図書館の新館に行って、登録利用者カード(ICカード)を作りました。この登録利用者カードを使って、図書館の入退館から、コンピューター端末を使っての図書検索、書籍や資料の貸し出し、コピー入手など全てが行われます。コピー作成の申請書作りまでほとんどの手続きがコンピューター化されていました。

雑誌「現代ギター」は昔のものまでしっかり所蔵されていて、私が欲しかった「現代ギター1981年12月号<特集:幻の巨匠バリオス>」も見つかり、コピーをとってもらうことができました。
更に、端末を使って検索したところ、名古屋大学の大学院生が2010年に書いた「アグスティン・バリオスの音楽作品とその再評価 -20世紀前半南米南部の社会文化状況を背景として‐ 」と題する論文が見つかり、そのコピーを入手できたのも収穫でした。しかし、私が探していたバリオス評伝の英文書籍はありませんでした。さすがにマニアックな洋書までは国会図書館でも置いてないようです。ただ、ここに来れば色々な書籍、資料がそろっており、これからも使えそうです。

「現代ギター」81年12月号<幻の巨匠バリオス> by Poran111

国立国会図書館を出てから、隣の国会議事堂の方に歩くと、周りの銀杏並木はまだ黄色いきれいな紅葉を残していました。

国会議事堂前の銀杏並木 2013年12月6日 by Poran111
国会議事堂前/桜田門に向かう通り 2013年12月6日

そのあとは銀座に行き、山野楽器をのぞきました。クラシックギターの楽譜を見たところ特にこれと言ってほしいものはなかったので買いませんでしたが、ギターを演奏する時の滑り止めシートを買って帰ってきました。

山野楽器とミキモトのクリスマスツリー 2013年12月6日 by Poran111

銀座通りではあちこちにクリスマスツリーが飾られ、イルミネーションが輝き、もう師走の雰囲気でした。

2013年12月2日月曜日

キクイモの醤油みりん漬け

私の畑では毎年、キクイモを育てています。
キクイモ(菊芋)は、名前とは違って芋類ではなく、北米原産のキク科の多年草で、地下部に生姜に似たイモ状の塊根をつけます。この塊根が食べられ、栄養分が豊富です

キクイモの花 2012年9月14日 by Poran111

背丈は2m以上になり、9月にはたくさんの黄色い綺麗な花を咲かせます。

キクイモはイヌリンという多糖成分を世界の植物の中で一番多く含み、イヌリンはインスリンの分泌を抑える効果が大きく、血糖値を上昇させないとの事。その他にも、ビタミン類、ポリフェノールを多く含み、健康食品です。(栄養価について詳しくはこちらをご参照。→http://www6.ocn.ne.jp/~kikuimo/ekisu.html

収穫したキクイモ 2013年11月20日10:56 by Poran111

11月末に私の畑の最後の収穫物としてたくさん掘り出しました。

皮むきグローブを使う 2013年11月30日 by Poran111

キクイモの皮を剝ぐ時には今までは包丁を使っていましたが、上の写真のように凸凹しているため、私の技術では皮をむくのが大変でした。
しかし、今年からは簡単皮むきグローブ「ムッキー」を使っています。
まず、歯ブラシを使って、キクイモの凹んだところに詰まった土を落とし、皮むきグローブをはめた手でキクイモを揉むようにこすると、皮がむけます。包丁を使うよりも断然簡単になりました。

洗って、切ったキクイモ 2013年11月25日 by Poran111

今回は醤油みりん漬けを初めて作ってみました。
2cm角程度に切って、水洗いしたキクイモを漬け物容器「浅漬け名人」に入れ、醤油7、みりん3の割合のたれに浸しました。

キクイモを醤油とみりんで漬ける 2013年11月25日 by Poran111

私が参考にした、ネット上に掲載されていたレシピでは「一夜漬け」となっていましたが、私の好みでは、一日漬けただけではキクイモのクセが残って、あまり良いとは思いません。今日、1週間漬けたものを食べてみましたが、クセが抜けて、美味しく食べられました。

1週間醤油とみりんで漬けたキクイモ 2013年12月2日 by Poran111

キクイモそのものが美味しい味を持っているわけでななく、健康食として私はこれを食べています。ですから、調理の仕方によって、いかに美味しく食べられるようにするかがポイントだと考えます。
味噌漬けを作った経験でも、一夜漬けよりも1か月位ねかせた方が概して美味しくなると思います。

キクイモをニンニク味噌に漬ける 2013年11月30日 by Poran111

一昨日は家内が作ってくれてあったニンニク味噌にキクイモを漬けてみました。初めての試みですが、これも1か月位は漬けておくつもりです。どんな味になるか楽しみです。

2013年11月30日土曜日

昨日から今朝は冬の気温に

昨日は昼間の最高気温が氷点下0.5度と今シーズン初めての「真冬日」となり、そして、今朝の最低気温は氷点下10度で、今シーズンの最低気温となりました。11月なのに早々と冬の気温です。しかし、午後は少し寒さがゆるんできました。

ランディのフリスビー遊び 2013年11月30日09:36 by Poran111

3日前、27日(水)の夜に少し雪が降り、その後も気温があまり上がらなかったために、我が家の庭にはまだ雪が残っています。散歩に出掛ける前に、ランディはアプローチでフリスビー遊びをするのが楽しみですが、このところ白いアプローチ上でのフリスビーです。

落葉した蓼科高原と蓼科山 2013年11月30日09:51 by Poran111

ランディとの散歩道からは、落葉してしまった蓼科高原の向こうに白い雪を冠った蓼科山がきれいです。

乗鞍岳、穂高岳、槍ヶ岳 2013年11月30日09:52 by Poran111

気温が低いと空気が引き締まって、澄んでいるため、東急蓼科高原別荘地とその向こうの車山高原、更にその向こうの乗鞍岳(左から)、穂高岳、槍ヶ岳などの北アルプスがよく見えました。

木曾御嶽山と乗鞍岳 2013年11月30日09:53 by Poran111

西には木曾御嶽山がくっきりと立派な姿を見せていました。

2013年11月27日水曜日

水道凍結防止ヒーター用節電器 NEWセーブ90

高原の山荘では、水道管は、冬に水抜き・水通しがしやすいように、壁の外側に設置されていて、また、凍結し、破裂しないように水道管には凍結防止ヒーターが巻かれています。冬の間、この凍結防止ヒーターを動かす電気代はばかになりません。そして、最近は凍結防止ヒーターを節電するための器具もいろいろ売られているようです。

NEWセーブ90 3足 2013年1月 by Poran111

去年、近所に住む、下水道配管関係の仕事をしている人から、「水道凍結防止ヒーター用節電器にはあまり効果のないものが多いが、『NEWセーブ90』は節電効果が大きく、冬、ワン・シーズンで元が取れる」という話を聞きました。そこで、ちょうど1年前の11月末にJマート諏訪店このNEWセーブ90』を買ってきて、我が家の水道凍結防止ヒーター全てに取り付けました。

NEWセーブ90 1足 2013年1月 by Poran111

今、『NEWセーブ90』を取り付けて1年経ったところなので、これを付けたことによってどれだけ電気代が少なくなったか、集計して、検証してみました。電気代の計算は家内にしてもらいました。

2012年12月~2013年4月の間の電気代   83,088円 ・・・ 『NEWセーブ90』設置後
2011年12月~2012年4月   〃        104,122 ・・・     〃        設置前
                       節約分       21,034円
                       月平均       4,207円

去年11月末に設置したために11月分は算入されていません。11月も凍結防止ヒーターは稼働しますので、11月も加えれば、我が家のワン・シーズンの電気代の節約は約25,000円になります。

これに対して、『NEWセーブ90』の購入費用は次の通りです。
   NEWセーブ90・3本用(4,980円) × 1個 =  4,980円
        〃    ・2本用(3,980円) × 2個 =  7,960円
        〃    ・1本用(2,250円) × 2個 =  4,500円
                         合計     = 17,440円

従って、ワン・シーズンで十分元が取れていました。商品の説明書によると、「この節電器は約10年を目安に交換してください」と書いてありますから、10年位はもつようです。仮に5年使ったとしても、我が家の電気代節約は合計約100,000円になりますから、効果は大きいです。また、ヒーター・コンセントの抜き差しが不要で、一年中差したままでOKなのも、楽で良いです。

どうしてこれだけ節電できるのかについては、パンフレットには次のように書かれています。
「セーブ90は当社新開発のFTC回路(PAT.P)の働きにより外気温度だけではなく風速太陽光をも検知し1日の気温の変動が大きい秋口や春先はもちろんのこと気温の変動の少ない真冬でも、最適な電源のオン/オフ動作を自動的に繰り返し、水道管内の水温を必要以上に上げず常時7℃~18℃の間で確実にコントロールすることにより、シーズンを通して90%以上という驚異的な節電を可能にしました。」
詳しくはこの会社のホームページをご参照ください。→http://temco-eco.jp/shoene/save90.htm

2013年11月21日木曜日

畑仕事の終了

昨日、20日(水)、畑に行き、畑にただ1種類残っていたキクイモを収穫し、マルチシートをはがし、残っていた資材を全て持ち帰りました。これで今シーズンの畑作業は全て終了です。
キクイモ(下の写真)はあとで味噌漬けなどにして食べます。

収穫したキクイモ 2013年11月20日10:56 by Poran111

さて、今シーズン栽培して収穫した野菜をまとめると、下記の通り17種類です。これまで私は毎年30種類位の野菜を栽培していましたから、今年は栽培面積は同じですが、種類数はほぼ半減しました。

<今年栽培して収穫した野菜>
[果菜類]キュウリ、ナス、ズッキーニ、枝豆、ピーマン、シシトウ、トマト、カボチャ、落花生、食用ほうずき(10種類)
[根菜類]ジャガイモ、ニンジン、ラディッシュ、キクイモ、(4種類)
[葉菜類]レタス、サニーレタス、コスレタス、(3種類)

全て撤去した畑 2013年11月20日10:58 by Poran111

その理由は、今年は家内が7月下旬からしばらくの期間、次男のお嫁さんの出産後の手伝いに行くことが予定されていて、その間、私は蓼科で一人暮らしです。ちょうどこの時期は収穫がピークになる野菜が多く、そういう野菜で保存しにくいものは栽培をやめたためです。その分面積に余裕ができましたので、保存食にできる食用ほおずきを去年の2.5倍、落花生を2倍を栽培しました。

食用ほおずきは瓶詰めのジャムが何十個もでき、相当の期間にわたって食べられそうです。落花生は採れたてを塩茹でし、しばらくの間、お酒のつまみにしてたっぷり食べました。生で食べきれなかった分は今乾燥させているので、いずれ煎り落花生としてゆっくり食べます。

里山の唐松林 2013年11月20日11:14 by Poran111

ところで、私の畑のちょっと下の所では、この日、散り始めた唐松林がオレンジ色を残して、最後の紅葉を見せていました。

2013年11月20日水曜日

第14回クラシックギター弾き回し練習会の開催/レポート

11月16日(土)に上田市のカフェ&スペインバル「アランフェス」にて第14回クラシックギター弾き回し練習会を開催しましたが、そのレポートを「クラシックギター弾き回し練習会のブログ」に掲載しました。


こちらをごご覧ください。→http://hikimawashi.blogspot.jp/2013/11/blog-post_20.html

2013年11月15日金曜日

今シーズン初の積雪

今日は朝、雨が降っていましたが、9時頃から雪に変わりました。気温は1度位と、あまり下がらなかったので湿っぽい雪でしたが、午後2時半頃まで降り続きました。

庭に降る雪とランディ 2013年11月15日9:38 by Poran111

3時頃には時折晴れ間も出てきました。結局、1cmくらい積もり、周囲は白くなりました。私が東京に帰った11日(月)午後に蓼科高原では初雪がパラパラとあったそうですが、今日は一応一面に積もったので、ここでの今シーズンの初の積雪です。

家の前の初の積雪 2013年11月15日14:47 by Poran111

雪があがった3時頃にいつものランディとの散歩道を通ると、蓼科高原のオレンジ色の残る唐松林の向こうに見える蓼科山は真っ白になっていました。

積雪した蓼科山 2013年11月15日15:03 by Poran111

蓼科高原の北西に見える車山高原も上の方は白くなっています。

蓼科高原と積雪した車山 2013年11月15日15:50 by Poran111

用事があって、午後3時過ぎに車でビーナスラインを下ると、標高1,400mから下の方は雪が全然ありませんでした。我が家のある標高1,600mあたりが今日の雪と雨の境目だったようです。

2013年11月14日木曜日

秋から冬の気温に

用事があって、11日(月)から2泊3日で東京に帰り、昨日、13日(水)夕方に蓼科の山荘に戻ってきました。
蓼科を出るときは秋だったのですが、昨日、戻ってきたら冬のような気温です。

私がフォローしている蓼科に住んでいる人のツィッターによると、11日(月)午後に蓼科高原では初雪があり、うっすら積雪したそうです。

晩秋の蓼科と蓼科山 2013年11月14日9:32 by Poran111

今朝、山荘のベランダに置いてある温度計は最低気温、マイナス7度を記録していました。
しかし、今日は寒いけれど、きれいな青空です。

落葉した散歩道のランディ 2013年11月14日9:35 by Poran111

高原の木々は大方落葉し、これから積雪してウインター・シーズンになるまでは特に見るべきものもないため、観光客は少なく、別荘地の長期滞在者も紅葉の終わりとともに都会の家に帰る人が多いです。
しかし、高原の空気はよく澄んでいて、静かで、とても気持ちの良い季節だと私は思います。

蓼科高原から見た木曾御嶽山と乗鞍岳 2013年11月14日9:35 by Poran111

今朝のランディとの散歩道からは、蓼科高原の落葉しつつある唐松林の向こうに木曾御嶽山と乗鞍岳が白い雪を冠って、きりりとした姿を見せていました。

2013年11月9日土曜日

ジュリアン・ブリーム「70歳の時よりも今の方が優れた音楽家になっている」


クラシックギターの巨匠、ジュリアン・ブリーム(Julian Bream)は9月にグラモフォン社(Gramophone)から2013年Lifetime Achievement Award(生涯功績賞)を受賞しました。
この賞の過去の受賞者はClaudio AbbadやAndré Previnなど著名な音楽家達です。

受賞に際して、英Guardian誌に掲載されたジュリアン・ブリームのインタビュー記事(2013年9月13日付)は大変興味深く、私にとっては示唆に富んだものです。


ジュリアン・ブリームは1933年7月15日にロンドンで生まれ、ジャズギタリストを父に持つ音楽的環境の中で育ちました。幼少の時から小型のガット弦のスペイン・ギターをかき鳴らし、11歳の誕生日に父からギターをもらい、13歳でプロデビューのギターリサイタルを行い、神童と言われました。クラシックギターを弾く人で知らない人はいない、20世紀の最も傑出したクラシック・ギタリストの一人です。

華々しい成功をおさめたジュリアン・ブリームですが、55年間のプロとしての演奏活動の後、2002年に引退しました。しかし、公式な引退後も実は自分の家の近所の教会やホールでは時折好んでリサイタルをしていたそうです。ただ、ここ何年間かは関節炎の痛みに悩まされての演奏だったとのこと。



この7月に80歳になったブリームのこのインタビュー記事の中から自分にとって特に興味のある部分を下に抜粋します。

>>>
 ・・・・  「自分が70歳の時よりも今の方がより優れた音楽家になっていると感じているのだが( I know I'm a better musician than I was at 70)、それを証明する方法がないことが悩ましい。」  ・・・  「自分の身体は弱くなっているかもしれないが、音楽の鑑識眼(critical faculties)はかつてよりもずっと鋭くなっている(more discriminating)。音楽のフレージング、テンポ、また、音楽一般の解釈において、過去10年間で自分の鑑識眼はおおいに豊かになっている(much more critical)。」
・・・  ジュリアン・ブリームは今はギター演奏を全くしていないというのは正しくない。数十年にわたって続けてきた一日4時間以上の演奏練習に代えて、最近は彼は日々の練習をアルペジオ(arpeggios)とスケール(scales)に制限している。
・・・  「私は自分の人生を音楽にささげた。それは、成功したいとか、お金を稼ぎたいからではなく、自分を表現し、人々を喜ばせたかったからだ。それが自分の信条だった。しかし、70歳から80歳までの過去10年間の生活が一番楽しかった(the most interesting)、なぜなら自分がしたいことだけをしたからだ。今や自分にとって自分を解き放ち、やり残していることを楽しむ時になっている。」
>>>

上述のように、ジュリアン・ブリームは70歳を過ぎて更に音楽鑑識眼が鋭くなった、つまり、音楽性が高まったと述べています。もともと天才と言ってもよい巨匠が、これだけの高齢になっても更に音楽的に発展しているとは驚きです。私はまだ60代ですから、これは自分にとって励みになる言葉です。ただ、これが巨匠のレベルの人だからこそのものではなく、私のような一般人にも当てはまるものだと信じたいとは思います。

また、彼は(肉体的故障と衰えから)今は曲の練習はしないが、日々、アルペジオ(和音の各音を早く連続して演奏)とスケール(音階)の練習だけはしているとの事。これは私が小原聖子先生から学んだことを裏付けます。2年ちょっと前から小原聖子先生のギターレッスンを受けるようになって、私は初めて基礎練習のやり方とその重要性を教わりました。そして、今は家で練習する時に、最初にスケールと和音を弾く基礎練習をしています。ブリームほどの巨匠でも、今でもスケールとアルペジオだけは弾いているという事は、その重要性を証拠づけるものだと私には思えます。

<このインタビュー記事の原語全文を参考までに下に転載します。>

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·     
Julian Bream: 'I'm a better musician now than when I was 70'
Next week classical guitarist Julian Bream will receive the Gramophone lifetime achievement award. He talks to Stuart Jeffries about success and learning to let go
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o    The Guardian, Friday 13 September 2013 12.15 BST

Julian Bream  Music's self-master 2013 by Poran111
Music’s self-master … Julian Bream. Photograph: Eamonn Mccabe for the Guardian

Two years ago Julian Bream was walking with his retriever, Django, in the fields around his Dorset home, when a neighbour's dog knocked him to the ground, breaking both hips and injuring his left hand. For several years, Britain's greatest virtuoso of guitar and lute had played through the pain of arthritis, but these new injuries compelled him to renounce making music seriously. He had retired in 2002 after 55 years of professional performing, but still liked to give the occasional recital at churches or halls near his home.
Thus ended his longest affair, one that started when nine-year-old Julian put on one of his dad's Quintette du Hot Club de France LPs and was seduced by what he calls the "burning anguish" of Django Reinhardt's playing.
How much are you playing these days? "Not at all. There's nothing sad about not playing any more," says Bream, who turned 80 in July. But in the next breath he adds: "The thing I feel a little annoyed about is that I know I'm a better musician than I was at 70, but I can't prove it."
Next week, Bream will receive the prestigious lifetime achievement award at theGramophone awards (previous winners include Claudio Abbado, Janet Baker, Alfred Brendel, André Previn). And while he says the body may be weaker, he also suggests that his critical faculties are more discriminating than ever. "I became much more critical in the last decade, of phrasing and tempo and general musical interpretation."
It's not quite true that Bream has stopped playing, but these days, instead of the practice sessions lasting more than four hours he maintained for decades, he restricts himself to a few daily arpeggios or scales. "The whole idea is that I believe it's very good for one's brain and muscular system to work in harmony. If you keep up your playing it just keeps things ticking over."
We're sitting in Bream's living room, and during our two hours together Bream only produces a guitar once – and then only at the photographer's request. He painfully picks out a few notes.
"I devoted my life to music for a reason," he says, "and the reason wasn't because I wanted to get on or make money, but to try to fulfil myself and also to give people pleasure. That's been my credo."
That shouldn't suggest that Bream is discontented with his lot. "The last 10 years of my life, from 70 to 80, have been the most interesting because I have only done what I wanted to do. I have cut away what I call the excess stuff in my life. I'm quite reflective – I listen to music, I read, I walk with Django."
In 2008, he sold Broad Oak House, the sprawling Wiltshire farmhouse he had lived in since 1966, with its 30 acres, stables, rose and vegetables gardens, his collection of classic cars, and the acoustically refined stone summer house where he would practise.
To show me what that lavish, gregarious time of his life was like, Bream takes a DVD from his new 43‑disc box set, The Julian Bream Collection, which Sony is releasing this month to coincide with his 80th and the lifetime achievement award. This DVD is of his 1976 BBC film, A Life in the Country, made at Broad Oak House. There is footage of him playing badminton in the garden with composer Hans Werner Henze, trouncing his friend and fellow guitar virtuoso John Williams at table tennis, and stringing up cricket nets so his team of arty friends could prepare to be thrashed by the local village team.
Now that lavish lifestyle has been pruned back. He lives in a little bungalow in Donhead St Andrew, a few miles from his former home. The classic cars and most of the guitars have gone. He no longer smokes, and he drinks so little alcohol that he insists we leave with a bottle of German whisky a recent interviewer brought as a gift; and lives alone but for his 11-and-half-year-old black retriever.
From beneath the broad-brimmed boater he wears even indoors Bream beams. "I've had a lovely life. I've had a great life." He switches to third person. "You're preparing yourself." By renouncing the world as Buddhists recommend? "Letting go, yes, but in a controlled way."
Not quite a musical autodidact, Bream picked up his first guitar chops playing along to dance bands on the radio. His father, a commercial illustrator and jazz band guitarist, bought him his first classical guitar when he was 11, and the pair set about working through tutorial books.
Was he a child prodigy? "Not really." Some might think otherwise. At 12, he played at the London Philharmonic Society of Guitarists; the principal was so impressed that he agreed to teach Bream and later arranged for him to meet and play with Andrés Segovia, the great Spanish virtuoso. At 13, he made his professional debut in Cheltenham. At 15, he was already a seasoned recitalist and won a full scholarship at London's Royal College of Music where he studied, not guitar (the instrument, he maintains, was frowned upon), but piano and cello.
"I was mostly self-taught on guitar and that had its benefits. It's a great thing to work through problems on your own."
One day in 1947, his dad was walking down Charing Cross Road and met a sailor carrying a lute. It would become a key moment for British postwar music. "He asked: 'What is that?' The sailor told him. 'How much?' 'Couple of quid it's yours.' " He gave the instrument to Julian, who repaired and mastered it. Long before Sting fingered his first lute and crooned his first Dowland, Bream was the instrument's postwar pioneer.
The lute chimed with the young Bream's intellectual interest in the history of Tudor England. He shared his passion for Elizabethan music with the great tenor Peter Pears, whom he met with the latter's lover and musical partner, Benjamin Britten, in Aldeburgh in 1952. Bream replaced Britten as accompanist in Pears's recitals of Elizabethan songs, and during the 50s they toured the world and recorded together, often while Britten remained in Suffolk composing.
By the late 50s, and only in his early 20s, Bream had established himself as a professional lutenist and guitarist, readily able to commission new pieces from composers. In 1960, he established the Julian Bream Consort, a period-instrument ensemble with Bream as lutenist helping to intensify the revival of interest in music from the Elizabethan era.
But it was Britten's Nocturnal after John Dowland (1963) for solo guitar that made Bream's name and compelled sceptics to take the instrument seriously in Britain. "The Nocturnal was very nearly beyond me. I went to Robert Graves's house in Majorca and there, in the middle of an olive grove, he had a shepherd's hut where I retreated for 10 days to practise the Nocturnal. It was such a responsibility – to Ben, to myself, and to the guitar."
Britten's Nocturnal encouraged many other eminent composers to write for Bream, helping effect a renaissance in the guitar repertoire. In 1964, he was awarded the OBE for his services to music. By then, he had won the first of four Grammy awards in the US. In the 70s, 80s and 90s, he became one ofclassical music's bestselling and most prolific recording artists.

Julian Bream  Sept. 2013 by Poran111
Julian Bream, photographed at his home in Dorset, September 2013. Photograph: Eamonn Mccabe

Bream drives us back to the railway station. We pass the railway bridge where he crashed in his open-top MG in 1984, smashing bones in his right elbow and making him fear he would never play again. Instead, he relearned how to play the guitar and three months later did a US tour with "various nuts and bolts" in his arm. "In those days, I had the discipline to come back from the brink of – well, annihilation is putting it too strongly – but of the end of my career. I refused to let go."
And now? "Now it's time to let go, to enjoy what's left." He waves us off and drives back home to his beloved Django.
• The 43-disc Julian Bream Collection is released this month by Sony. He will be awarded the Gramophone lifetime achievement award on 17 September. Details: gramophone.co.uk.





2013年11月1日金曜日

横谷渓谷の紅葉

今朝、畑に落花生の収穫に行く途中に、メルヘン街道(国道299号)沿いの標高1,530mの所にある横谷観音展望台に寄ってみました。

横谷渓谷と王滝 2013年11月1日9:31 by Poran111

横谷観音展望台からは眼下に横谷渓谷と王滝が眺められます。
いつもの年ならここの紅葉は終わっている頃なのですが、今年はちょうど見頃でした。

横谷峡遊歩道案内図 2013年11月1日 by Poran111

横谷渓谷の先、茅野市街の向こうには、ちょっと霞んではいましたが、中央アルプス、木曾御嶽山、乗鞍岳も眺められました。
ここは午後になると逆光になるので、午前中の方が紅葉は見やすいです。

横谷渓谷の紅葉 2013年11月1日9:35 by Poran111

明日からの三連休はここの紅葉狩りに良い時期になりそうです。