2011年7月28日木曜日

コスレタスとシーザーサラダ

今年私の畑に初めて植えた野菜にコスレタスがあります。
コスレタスはエーゲ海のコス島でよく栽培されていたので、コスレタスと言い、別名はロメインとも呼ばれます。ロメインはローマという意味で、ローマ時代から栽培されていたので、ロメインレタス(ローメインレタス)とも呼ばれるのだそうです。

コスレタスは、5月末に近くの「JAファーム」に行った時にたまたま苗を売っていて、面白そうだと思って、食べ方などよく調べないまま買って、植えたものです。
最初は葉っぱを摘んで、生野菜サラダとしてそのまま食べていましたが、普通のレタスと比べて葉っぱが硬いので、家内からの評判はイマイチでした。

コスレタス 2011年7月27日 by Poran111

先日、畑仲間のTさんから、コスレタスはシーザーサラダにして食べると美味しく、自分が作っているベーコンを使うと更に美味しい(笑)と勧められました。Tさんは「Tommy's Style」のブランドでベーコン、ハム、燻製製品を自家製造、販売しているのです。


早速、Tommy's Style(E-mail:the.tommys@jeans.ocn.ne.jp)のベーコンを使い、私の畑からの採りたてのコスレタス、リーフレタス、普通のレタスを素材に家内にシーザーサラダを作ってもらうことにしました。


Tさん本人から直接Tommy's Styleのベーコンを購入しましたが(303gで税込1,399円)、群馬・栃木産の優良豚と三重県熊野産の黒毛和牛を使って手作りした、とても良質のベーコンです。


出来上がったシーザーサラダは、全て無農薬の採りたて野菜に、蓼科高原の手作りベーコンが絡まって、普通のレストランのシーザーサラダとは一味違う、私としては納得のものでした。

家内から聞いた、大まかなレシピを下に記載します。---
シーザーサラダのドレッシングは、ベーコンをカリカリに炒めて出た油、オリーブオイル、レモン汁、卵黄、塩、コショウをニンニクの切り口をこすりつけたボウルでよく混ぜて作る。それにカリカリベーコン、アンチョビーフィレ、パルメザンチーズ、自家製クルトン(フランスパンをオリーブオイル、ニンニク、バターでカラッと炒める)を加えて混ぜ、レタス類とあえる。

2011年7月27日水曜日

今日の畑の花々

今朝、畑に収穫に行き、今日はつるありスナックエンドウと仏国大莢豌豆を初めて収穫しました。

今日も私の畑にはいろいろな花が咲いていましたので、写真に撮っておきました。

バターナッツの花 2011年7月27日 by Poran111

バターナッツの花の中に蜂が入って、蜜を吸っていました。


今日初めて収穫した「つるありスナックエンドウ」は白い花です。


同じサヤエンドウでも「仏国大莢豌豆」は赤い花です。


ズッキーニはカボチャの仲間だけあって、カボチャの花と似ています。


このオクラはまだ咲きかけですが、オクラは上品な花です。


ピーマンは小さな可愛らしい花です。

2011年7月23日土曜日

野菜の植え付けの完了

今日、白菜の苗4本と赤トウガラシの苗4本を私の畑に植え付けしました。これで今シーズンの私の畑での植え付け、種蒔きはすべて完了です。

植え付けの完了した畑 2011年7月23日 by Poran111

今シーズン、私の畑に植え付け、又は種蒔きした野菜は下記の通りで、全部でちょうど30種類です。オレンジ色で書いた野菜は今年初めて栽培しているもの。
この他に、今年は私の山荘の庭でキクイモと、ハーブ類としてローズマリー、スペアミント、アップルミント、タイム、オレガノを植えています。これらは標高1,600mの低い気温でも育ちそうなものです。

<今年畑に植付け、又は種蒔きした野菜>
[果菜類]キュウリ、ナス、ズッキーニ、トウモロコシ、枝豆、ピーマン、シシトウ、オクラ、トマト、カボチャ、バターナッツ、エンドウ落花生食用ほうずき、赤トウガラシ(15種類)
[根菜類]ジャガイモ、大根、ニンジン、ラディッシュ、(4種類)
[葉菜類]レタス、サニーレタス、キャベツ、ブロッコリー、シソ白菜、コスレタス、茎ブロッコリー、わけぎ、サンチュ(10種類)
 <ハーブ類>バジル(1種類)

ところで、今日も畑では野菜たちが可憐な花をつけていましたので、写真に撮っておきました。



サヤエンドウの花は赤いお洒落な花です。


カボチャとバターナッツは黄色い花で、たくさん咲いています。

ナスの花 2011年7月23日 by Poran111
ナスの花 2011年7月23日, a photo by Poran111 on Flickr.

ナスは薄紫の清楚な花です。

2011年7月22日金曜日

霧ヶ峰のニッコウキスゲ



霧ヶ峰と車山高原のニッコウキスゲは去年は全くの不作でしたが、今年は復活して、きれいに咲いて、今見頃だと聞きましたので、今日午前、車にランディを乗せて、霧ヶ峰に散歩がてら見に行きました。


ニッコウキスゲ(正式名はゼンテイカ;禅庭花)は朝方に開花すると夕方にはしぼんでしまう一日花のため、午前中の方がきれいだとのことです。そこで、朝9時半頃家を出て、10時頃霧ヶ峰の駐車場に着きました。しかし、もう大勢の人がいて、駐車場は殆ど満杯。かろうじて1台分のスペースを見つけて、停めることができました。

霧ヶ峰の鹿除けフェンス 2011年7月22日 by Poran111

去年ニッコウキスゲの花があまり咲かなかった原因の一つは鹿の食害だと言われていて、今年はぐるり電気を通した鹿除けフェンスで囲まれていました。


鹿除けフェンスで囲まれた内側はきれいに咲き揃っていましたが、フェンスの外側はまばらにしか咲いていません(上の写真)。フェンスのない所は明らかに鹿に食べられています。


ランディも霧ヶ峰を一緒に散歩しました。


フェンスの内側だけ見ると今年もきれいに咲いています(上の写真)。しかし、我々が一昨年の7月にここに見に来た時には(→一昨年の記事)、フェンスがなくても一面山吹色の絨毯のように咲き揃っていました。それと比べると、ちょっとさびしい気はします。蓼科も霧ヶ峰も鹿が増え過ぎて、困ったものです。


帰りに、ビーナスライン沿いの見晴らしの良い場所から、夏の白樺湖が箱庭のように眺められました。

2011年7月15日金曜日

アメリカ女子サッカーが強い理由

日本女子サッカー「なでしこジャパン」は女子ワールドカップの準決勝でスウェーデンを破り、快進撃です。いよいよ次は18日(月)未明に世界ランキング1位の強豪、アメリカとの決勝です。

アメリカの女子サッカーと言うと私は家族でアメリカに滞在していた時のことを思い出します。
下の写真は17年前のものです。この時私は転勤でニューヨーク駐在となり、ニュージャージー州北部のDemarestと言う小さな町に家族で暮らしていました。
この時、長男は中学2年(現地middle schoolの8th grade)、次男は小学校4年生でした。

小学3,4年生のtownのサッカー試合@NJ州 1994.10.2 by Poran111

ここでは町(town)のサッカー・チームが小学生と中学生にあり、2人の息子は引っ越すと直ぐにサッカー・チームに入りました。監督や審判など運営は全て子供達の父兄などがボランティアでやっていました。ここでのサッカーは中学生までは男女一緒の混合チームです。

この年、1994年は、6月~7月にワールドカップ・アメリカ大会が行われましたが、当時アメリカではプロ・サッカー・リーグはまだ無く、サッカーはメジャーなスポーツではありませんでした。アメリカで人気のあるメジャーなスポーツは野球、アメリカン・フットボール、バスケットボール、アイスホッケーの四つでした。
しかし、子供たちの間ではサッカーは盛んで、特に女の子はサッカーに参加する子は多く、中学までは男の子と一緒に、対等にプレーしていました。

小学3,4年townのサッカー試合終了@NJ州 1994.10.2 by Poran111
小学3,4年townのサッカー試合終了@NJ州 1994.10.2, (左から4人目が私の次男)


次男がメンバーだったチームはこのシーズン、townで優勝し、上の写真はこれから全員で表彰式を行うところです。女の子が何人も参加しています。


上の写真は長男が参加していた中学生の練習試合です。写真真ん中の女子は気合の入った顔をして、猛然とボールを目がけて走っています(その右の白いユニフォームが私の長男)。このように町の女の子たちが普通に男の子たちと一緒になってサッカーをしていました。

この頃からアメリカではサッカーの好きなヒスパニック系の人口はどんどん増えていました。また、1996年にはプロのメジャーリーグ・サッカーがスタートしました。ですから、その後アメリカの男子サッカーが強くなるのは当然の成り行きでした。

アメリカでは女の子が普通にサッカーをし、サッカー人口が多い上に、中学生くらいまでは男の子と一緒に、もまれてプレーしているのですから、女子サッカーが強くなるのは必然のことです。

しかし、18日未明の決勝戦では、アメリカは勝って当然という立場でしょうから、なでしこジャパンには是非アメリカに一泡吹かせ、金星を勝ち取って欲しいと思います。

2011年7月11日月曜日

キクイモの鹿対策

私の借りている畑は標高約1,100mの所にありますが、この程度の高度が野菜を育てるのには限界だろうと思われます。私の山荘は標高1,600mの所にありますので、野菜は育ちません。花でも我が家で育つのは、高山植物以外には水仙など一部のものに限られています。

去年、キクイモを初めて畑で栽培し、その塊根を収穫しましたが、味噌漬けなどにして残ったものは冬になる前に保存を兼ねて、山荘庭の日当たりの良い所に埋めておきました。春になって雪が解けて、埋めてあったキクイモ塊根の一部を掘り出して、また味噌漬けにしましたが、大部分は埋めたままにしておきました。

山荘庭のキクイモ 2011年7月11日 by Poran111

6月になって暖かくなってきたら、埋めてあったキクイモの塊根は芽を出し、すくすく育ってきました。キクイモは生命力が強いと聞いていましたが、それにしても、ここは厳寒気にはマイナス20度まで気温が下がりますが、その寒さを乗り越えて生き続け、梅雨期になって一斉に成長してきました。


今年は山荘の庭でキクイモの根塊をたくさん収穫できそうだと楽しみにしていたのですが、3、4日前に伸びてきた先の方の若葉がきれいに食べられていました。茎のスパッと切ったような跡から見て、これは明らかに鹿の仕業です(上の写真)。
このまま放っておくと、また鹿は食べに来て、キクイモはダメになってしまいそうです。


そこで、今日、キクイモの周りに鹿除けのネットを張りました。鹿以外の小動物が食べにくる可能性がないとは言えないので、目の小さなネットを張りました。恐らくこれで大丈夫だろうと思います。

2011年7月10日日曜日

柴田杏里コンサート in しなの家

昨晩は、女神湖近くのペンション「しなの家」で行われた「柴田杏里ギター・コンサート」を聴きに行きました。

曲の説明をする柴田杏里氏 2011.7.9 by Poran111
「しなの家」では年に4回ほどプロギタリストを招いての泊まり込みのコンサートを開いています。柴田杏里氏はそこでの常連ギタリストの一人です。
柴田氏は1951年生れで、高校を卒業すると同時にスペインに留学し、第12回F.ターレガ国際ギターコンクールに日本人として初めての第1位入賞を果たすなど、実力派のギタリストですが、私は彼の演奏を聴くのは初めてでした。


しなの家でのコンサートは1泊2食付きの泊まり込みで聴くのが本来なのですが、今回私は都合で泊まりができなかったので、特別にコンサートだけ聴かせていただきました。


この日の演奏曲目は下記の通りでした。1.~3.はスペインに因む曲、4.と6.は古典、5.~7.は中南米の曲で、その内、6.と7.はショーロ。最後はビートルズと、幅広いジャンルでした。

柴田氏は流石と思わせる高度で安定したテクニックを見せ、バリバリのクラシックの大曲で、難曲でもある「シャコンヌ」を弾く一方、最後にはビートルズのナンバーで締めくくりました。


ビートルズ・ナンバーは曲名は忘れましたが、ギター1本で、まるで4人のバンドが弾いていると思わせるような表現力でした。柴田氏は14才の頃ビートルズに憧れ、エレキギターを独学で始めたのがクラシックギターの道に入るきっかけだったそうで、今年還暦になった彼にとっては相応しい締めくくりだったのかもしれません。


これだけの幅広いジャンルを弾きこなすには、独特の優れた音楽センスがなければできないことだろうと私には思われました。


<演奏曲目>
1. A.バリオス作曲      「グラナダの花」
2. E.サインス・デ・ラ・マーサ作曲  「ロートレックス賛歌」
3. E.ハルフテル作曲     「ハバネラ」
4. アントン・ディアべり作曲 「ソナタイ長調より 第1楽章アレグロ及び第4楽章ロンド」
5. M.ロドリゲス作曲     「ラ・クンパルシータ」
6.   ?  作曲        「ガロート」
7. ガロート作曲        「デスヴァイラーダ」
8. J.S.バッハ作曲      「シャコンヌ」 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より
9・ ビートルズのナンバー (曲名は忘れました。)

(プログラムが用意されていなかったため、作曲者名など聴き落とした部分があります。)

2011年7月7日木曜日

洋風旬彩「エモンデ・マッセ」

今日、お昼に家内とJAピアみどり・スーパー近くにある洋風旬彩「エモンデ・マッセ」に食べに行きました。
この店は5年ほど前にオープンしたそうです。我々はいつも国道152号を通っていましたが、この店は152号のすぐ裏の細い道沿いにあったため、気が付きませんでした。今回「里山のひびき」さんに教えていただいて、行ってみました。

エモンデ・マッセ外観 2011年7月7日 by Poran111

12時半頃店に入ると、我々でもう店は満席になりました。ここは常連客が多いように見えました。

ここは国道152号の北側のちょっと高台にあるため、部屋からは周りの景色がよく見えます。


ランチはA、B、Cの三つのコースがありますが、我々はCコース(1,890円)を注文しました。

まず最初に肉を使ったパテ、なかなか美味しかったです。
オードブル/パテ 2011年7月7日 by Poran111
             オードブル/パテ 2011年7月7日, a photo by Poran111 on Flickr.
次がサラダ。
サラダ@エモンデ・マッセ 2011年7月7日 by Poran111
              サラダ@エモンデ・マッセ 2011年7月7日, a photo by Poran111 on Flickr.

そして、ニンジンのポタージュ・スープ。
スープ@エモンデ・マッセ 2011年7月7日 by Poran111
              スープ@エモンデ・マッセ 2011年7月7日, a photo by Poran111 on Flickr.

パンは2種類出ました。下のは二つ目の小麦胚芽のパン。
小麦胚芽のパン 2011年7月7日 by Poran111

メインは私は肉料理を、家内は魚料理をたのみました。
鶏肉のソテー 2011年7月7日 by Poran111
              鶏肉のソテー 2011年7月7日, a photo by Poran111 on Flickr.

サーモンと帆立のポアレ 2011年7月7日 by Poran111
             サーモンと帆立のポアレ 2011年7月7日, a photo by Poran111 on Flickr.

デザートは4種類と、盛り沢山です。
デザートの盛り合わせ 2011年7月7日 by Poran111
              デザートの盛り合わせ 2011年7月7日, a photo by Poran111 on Flickr.

最後にホットコーヒー。
コーヒー@エモンデ・マッセ 2011年7月7日 by Poran111
            コーヒー@エモンデ・マッセ 2011年7月7日, a photo by Poran111 on Flickr.

味はどれもまずまず美味しく、雰囲気、サービスを含めてトータルで見て、コスト・パーフォーマンスの良いお店で、常連客が多いことが頷けます。


国道152号の一本裏側の、村の中の細い道を通って行かなければならないのが、ちょっと難点ではあります。