2011年7月11日月曜日

キクイモの鹿対策

私の借りている畑は標高約1,100mの所にありますが、この程度の高度が野菜を育てるのには限界だろうと思われます。私の山荘は標高1,600mの所にありますので、野菜は育ちません。花でも我が家で育つのは、高山植物以外には水仙など一部のものに限られています。

去年、キクイモを初めて畑で栽培し、その塊根を収穫しましたが、味噌漬けなどにして残ったものは冬になる前に保存を兼ねて、山荘庭の日当たりの良い所に埋めておきました。春になって雪が解けて、埋めてあったキクイモ塊根の一部を掘り出して、また味噌漬けにしましたが、大部分は埋めたままにしておきました。

山荘庭のキクイモ 2011年7月11日 by Poran111

6月になって暖かくなってきたら、埋めてあったキクイモの塊根は芽を出し、すくすく育ってきました。キクイモは生命力が強いと聞いていましたが、それにしても、ここは厳寒気にはマイナス20度まで気温が下がりますが、その寒さを乗り越えて生き続け、梅雨期になって一斉に成長してきました。


今年は山荘の庭でキクイモの根塊をたくさん収穫できそうだと楽しみにしていたのですが、3、4日前に伸びてきた先の方の若葉がきれいに食べられていました。茎のスパッと切ったような跡から見て、これは明らかに鹿の仕業です(上の写真)。
このまま放っておくと、また鹿は食べに来て、キクイモはダメになってしまいそうです。


そこで、今日、キクイモの周りに鹿除けのネットを張りました。鹿以外の小動物が食べにくる可能性がないとは言えないので、目の小さなネットを張りました。恐らくこれで大丈夫だろうと思います。

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