2017年9月2日土曜日

ばね指(腱鞘炎)の手術無事成功

7月28日(金)に左手中指のばね指(腱鞘炎)の手術をし、無事快復中です。
以下はその自分自身の記録です。

<左手中指のロッキング状態(ばね指) 2017年7月27日>

私の左手中指にばね指(ロッキング)の症状が出たのは4月に1ヶ月近くの間オーストラリアを旅行していた時のことです。夜寝ている間に上の写真のように左手中指が折れ曲がって固まってしまう症状(ロッキング)が頻繁に出るようになりました。

4月末に帰国後、ギターの練習を再開しましたが、ロッキング症状は昼間も時々出るようになり、更に左手中指の付け根の辺りに痛みが出てくるようになりました。
ロッキング症状と共に、左手中指のみを伸ばそうとしても、少し曲がったままで真っすぐにならなくなっています(下の写真)。

<まっすぐ伸びない左手中指 2017年7月27日・手術前日>

私の長野県のギター仲間のМさんに相談したところ、須坂市の湯本整形外科の事を教えてくれました。Mさんは両手の指10本の内、8本をばね指で既に手術しているという強者(?)です。最初の2本は近所の整形外科医で普通の手術法で手術してもらい、3本目以降は湯本整形外科で手術してもらったそうです。通常の方法で手術した最初の2本は2cmほど切開したため、切開痕が今でもはっきり残っています。3本目以降の湯本整形外科で手術してもらった指は独自の手術法のため、見ても切開痕が分かりません。

<湯本整形外科医院 2017年6月23日撮影>

その後、ギターの練習時間を減らしながら様子を見ていましたが、ばね指の症状は悪化する一方です。
他のギター仲間でばね指を手術した人に聞いても、「ばね指は手術すれば治るよ。悩んでいても治らないよ。」と言われます。

そこで意を決して、6月23日(金)に須坂市の湯本整形外科を訪ね、診察してもらいました。我が家から湯本整形外科までは車で高速道路を使わずに、山を二つ越えて約2時間20分です。その結果、手術してもらうことになりました。
一番近い手術予定の空いている日ということで、手術日は7月28日(金)に決まりました。湯本先生は「2mm切開ばね指手術」という、自身の開発した独自の優れた技術を持っており、全国、遠方からも手術を受けに訪ねてくるようです。

<手術直前の左手 ~切開場所に丸印 2017年7月28日14:41>

7月28日は午後に手術が行われました。まず、手のひらの切開するする場所にマジックで小さな丸を書いて、X線撮影を行い、その箇所にテープを貼りました(上の写真)。
手術は手のひらに局所麻酔薬を注射した後、2mmの大きさで皮膚切開して、エコー装置で場所を確認し、これも独自に湯本先生が開発した特殊な細い用具で1回で腱鞘が切開されました。手術作業は全部で30分もかかりませんでした。

手術について詳しく知りたい方は湯本整形外科のホームページの中の次の動画をご参照ください。私の手術もこの動画と全く同じです。
→ 「症例4.女性54才、左中指ばね指 #1447」 

<手術後に軟膏付きガーゼを当てて包帯固定した左手 2017年7月28日>

手術翌日から早速、運動療法を始めました。手術後も指の第2関節(PIP関節)が曲がって平らに伸びないままになっているためです。これは指には屈筋腱が2本あり、この2本の癒着が術前・術後にわたって続くためだそうです。

<運動療法~まず温湯に約10分間手を浸けます 7月29日>

ガーゼと包帯を取った後、お湯に手を約10分間浸けてから、指の関節を伸ばしたり、曲げたりします。運動療法により術後の機能の回復が早まるとのことです。

<運動療法~第2関節と第3関節を伸ばしたり、曲げたりします 7月29日>

手術翌日の手を見ると、マジックで書いた小さな丸印は残っていますが、その中の切開痕はよく見ると分かる程度です。

<手術翌日の包帯を取った左手 2017年7月29日15:53>

翌日から楽器の演奏を再開しても差し支えないとの事でしたので、早速ギターを弾いてみました。F.タレガ作曲「ラグリマ」を弾いてみましたが、一応支障なく弾くことができました。
手を切開手術して、翌日にはギターを弾けてしまうのですから、すごい手術の技術だと私には思えました。

<手術翌日にギターを弾く 2017年7月29日16:37>

左手中指の関節を伸ばしたり曲げたりする運動療法はその後もほぼ毎日続けました。

手術1ヶ月後に病院に電話してくださいと言われていたので、8月30日に病院に電話し、湯本先生に1ヶ月経過後の状況を説明しました。ギター演奏にも日常生活にももう支障はありませんが、左手中指第2関節のこわ張りはまだ若干残っていて、完全に真っすぐには伸びません。湯本先生によると、この関節のこわ張りの解消期間としては3週間で消える人もいるし、6か月かかる人もいて、個人差が大きいとの事です。私の快復経過状況は特に問題はなく、OKとのお話でした。

<手術1か月経過後の左手 2017年8月28日>

上の写真は手術1ヶ月経過後の私の左手の写真ですが、手術の切開痕は注意してみてももう殆ど分かりません。
今は安心してギターの練習ができるようになりました。私にとってはとても有り難い手術でした。

(追記: 遠方からの人がばね指の手術を受けたい場合には、まず湯本整形外科に電話し、湯本先生に症状などを説明し、相談して、手術が必要だということになれば、手術日の予約を取ります。予約の日時に病院を訪問し、手術自体は30分もあれば済みます。後は、自宅で翌日から運動療法(指のリハビリ)をします。1ヶ月経過後に病院に電話し、湯本先生に経過状況を説明し、特に問題ないとなれば、それで全て終了です。1回の病院訪問で治療は済みます。)

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