2025年9月29日月曜日

「八ヶ岳ガーデンプロジェクト」の花畑


私が東京から蓼科高原の山荘に車で帰る際には、冬の積雪のある時期を除いて、通常は、中央高速道路を諏訪南ICではなく、その一つ手前の小淵沢ICで下ります。小淵沢ICを出て、右折してちょっと上り、八ヶ岳の南西側を鉢巻のように周る「鉢巻道路」を走り、八ヶ岳美術館そばを左折して下り、「エコーライン」(八ヶ岳西麓広域農道)を走って、山荘に帰ります。
小淵沢ICで高速を下りても時間はあまり変わらず、「鉢巻道路」の高原のドライブが私は好きだからです。

一昨日、27日(土)午後に東京からの帰り道、鉢巻道路を走っていて、この近くに八ヶ岳農業大学校のガーデンプロジェクトの大きな花畑が今年オープンした話を思い出しました。まだ時間があったので、初めて寄ってみることにしました。

<「八ヶ岳ガーデンプロジェクト」案内板 2025年9月27日15:03>

八ヶ岳ガーデンプロジェクト」は標高約1,300メートルの八ヶ岳農業大学校の敷地内、約10ヘクタールにもおよぶ遊休農地を大きな花畑にしようとする企画です。約500名のガーデン・ボランティアの協力を得て、今年6月にオープンした壮大な花畑。


場所は、八ヶ岳農業大学校の直売所や校舎が集まっているエリアからは2kmほど離れているので、初めてだと意外と分かりにくかったです。

<サルビアの花畑と赤岳などの八ヶ岳連峰 2025年9月27日15:05>

車を駐車場に停めて、花畑の中に入ると(現在は入場無料)、いきなり目の前、左側(西側)には真っ赤な広大なサルビアの花畑が広がります。(上の写真)
その後ろには赤岳など南八ヶ岳が見事です。
赤岳は標高2,899mで、八ヶ岳連峰最高峰。

<カラーズの花畑 2025年9月27日15:06>

広大な花畑の中央は「COLORS」と名付けられています。色とりどりの種々の花々が植えられたカラフルなエリア。

「COLORS」エリアの中の花々 9月27日15:07>

赤いサルビアの左側には紫色のセンニチコウ(千日紅)の花がたくさん咲いています。

<「カラーズ」の花々/千日紅など 2025年9月27日15:07>


<「ガーデンプロジェクト」の花畑と八ヶ岳連峰 9月27日15:08>

カラーズの花畑、その向こうにサルビアの花畑、そして後ろには八ヶ岳連峰。

「COLORS」エリアの中の花々 2025年9月27日15:10>

紫色のアゲラタムと、その左側にピンクのセンニチコウ(千日紅)。


<サルビアの花畑と横岳、赤岳など 2025年9月27日15:16>

延々と広がる、サルビアの花は圧巻です。

<ソフトクリーム販売車 2025年9月27日15:30>

花畑の入り口の近くにはソフトクリーム販売車が停まって、ソフトクリームを売っています。
私もきれいな花々を眺めながら、八ヶ岳農業大学校産生乳100%使用というソフトクリームをおいしくいただきました。

<ソフトクリーム/八ヶ岳ガーデンプロジェクト花畑 9月27日15:22>

この八ヶ岳ガーデンプロジェクトは当初、9月28日(日)で終了の予定でしたが、花のの状況を鑑みて、10月18日(日)まで会期が延長されました。

今年は猛暑で、夏が長かった分、シーズン終わりに近づいた今でもこれだけたくさんの花が咲いていますから、まだしばらくは楽しめそうです。

2025年9月28日日曜日

「尾尻雅弘 present ギター発表会 with ゲストギタリスト鈴木大介」のご案内


2年に一度開催される尾尻雅弘教室のギター発表会が6日後に次のように開催されます。
なんと、今年はゲストギタリスト・コンサート付きです!!

入場無料ですので、ご興味のある方、ご都合の付く方はどうぞ聴きにいらしてください。

私はソロの部で2曲演奏予定です。
私のギター仲間では、ソロの部ではY.M.さん(茅野市)とM.U.さん(岡谷市)も演奏予定です。

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    軽井沢町軽井沢東28-4

軽井沢大賀ホール外観 2023年9月16日撮影

*日時:10月4日(土)
 開演:14:00~ 門下生・生徒によるギターアンサンブル 
              〃     ギターソロ
           ・・・・・プログラムは後報
    17:00頃~ 鈴木大介スペシャルコンサート
           ・・・・・プログラムは後報

<ギタリスト・鈴木大介氏 ~HPから転載>

 終演:17:30頃

*入場無料、予約不要

前回の発表会の演奏風景・四重奏@軽井沢大賀ホール 2023年9月16日

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2025年9月26日金曜日

第62回「クラシックギター弾き回し練習会」の開催/レポート


9月20日(土)飯山市文化交流館「なちゅら」小ホールにて第62回「クラシックギター弾き回し練習会」を開催しましたが、そのレポート記事を「クラシックギター弾き回し練習会のブログ」に掲載しました。

こちらをクリックしてご覧ください。→https://hikimawashi.blogspot.com/2025/09/blog-post_25.html?spref=tw


       <演奏風景@「なちゅら」小ホール 2025年9月20日>


 情報交換会で乾杯@キッチン・フジーネ 2025年9月20日17:19


2025年9月24日水曜日

刈入れ後の田んぼと八ヶ岳連峰


今日、24日(水)午後、マイカーで蓼科高原を下り、八ヶ岳エコーラインを走っていると、刈り入れの終わった田んぼの向こうに、秋空を背景にした八ヶ岳連がきれいでした。

<刈入れ後の田んぼと八ヶ岳連峰 2025年9月24日14:42>

左から、頂に雲を冠った蓼科山、北横岳、縞枯山、茶臼山など・・・。

茅野市玉川にて。

2025年9月18日木曜日

志野文音ジャズカルテット「ライブ第7弾!」を聴く


9月13日(土)夜は都内大塚のライブジャズバーDONFANでの志野文音ジャズカルテット「ライブ第7弾!」を聴きに行きました。私がこのジャズカルテット・ライブを聴くのは今年6月の第6弾!に続いて二度目です。

文音ジャズカルテットは2年近く前に始まり、春・夏・秋・冬の年4回、ライブをここDONFANで開催しています。

<ジャズライブバーDONFAN入口 2025年9月13日19:10>

この日の夕方、山手線が人身事故で長い時間止まってしまった影響で、ライブは予定時間から約30分遅れで始まりました。

<文音さんのギターソロ 2025年9月13日20:02>

一曲目は文音さんのフルアコ・エレキのギターソロでスタンリー·マイヤーズ作曲「カヴァティーナ」です。

<志野文音ジャズカルテットの演奏 2025年9月13日21:58>

2曲目からはカルテットでのライブ。最初は文音さんのオリジナル曲「赤い風」。

今回もFusion、Smooth Jazz、文音さんのオリジナル曲などが中心です。ライブでは文音さんはいつも弾いているクラシックギターをフルアコ・エレキギターに持ち替えて、即興、アドリブを交えて自由自在に弾きこなします。

第7弾!も最初から最後まで大いに盛り上がり、楽しめました。

<志野Mako &文音 親子共演 2025年9月13日22:25>

私にとってサプライズだったのは、アンコールの時に、後ろの方の席に座っていらっしゃった文音さんのお母様、Makoさんが登場し、ヴォーカルとして文音カルテットをバックに歌われたこと。
演奏曲目はチック・コリア作曲、志野文音編曲の「スペイン」です。

文音さんのお母様は元ジャズシンガーらしいということは私は人から聞いてはいたのですが、やっぱりそうでした。親子共演での「スペイン」は最高でした!!

東京都内での親子での共演はこれが初めてだったそうで(鹿児島など過去に暮らしていた場所ではあったようです)、都内での最初の親子共演に立ち会えたことも私としてはラッキーでした。(^^♪

2025年9月14日日曜日

第63回「クラシックギター弾き回し練習会」のご案内


第63回「クラシックギター弾き回し練習会」を11月22日(土)に松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)第3練習室にて開催しますので、ご案内します。

詳細は「クラシックギター弾き回し練習会のブログ」に記載してありますので、ご参照ください。→https://hikimawashi.blogspot.com/2025/09/blog-post.html

聴くだけの方は入場無料です(予約不要、途中の出入り自由)。


       <松本市音楽文化ホール外観 2025年3月22日撮影


    <演奏風景@松本市音楽文化ホール第3練習室 2025年3月22日撮影


2025年9月12日金曜日

『麦草峠野草園~秋の花観察会』に参加


9月8日(月)は蓼科高原のビーナスライン沿いにあるカフェ「茅野茶和たてしな日和」の企画による、『麦草峠野草園~秋の花観察会』に参加しました。

この日の『秋の花観察会』の参加者は山野草ガイドのHさんを含めて全8人です。

<麦草峠公共駐車場 2025年9月8日08:34>

麦草峠公共駐車場(無料)に車を停めて、朝8時半頃に8人のグループは歩き始めました。

<麦草ヒュッテに向かう 2025年9月8日08:35>

公共駐車場から150mほど林の中を歩くと(上の写真)、直ぐに麦草峠の大きな標識のある、麦草ヒュッテ前に出ます。

<麦草峠の標識 2025年9月8日08:37>

標高2,127mの麦草峠標識のすぐ横に麦草峠「野草園」の入口があります。

<麦草峠の野草園入口 2025年9月8日08:55>

「野草園」維持管理協力金、一人100円を入口の箱に入れて、入園します。

鹿の食害対策のためにフェンスで囲まれた園内には、こんなにたくさんの種類の植物があるんだと驚くくらい、たくさんの花々が自生していました。

<カライトソウの花 2025年9月8日 08:58>

山野草ガイドのHさんは早速、たくさんの高山植物とその色とりどりの花々について説明してくれます(上の写真)。

<リンドウの花 2025年9月8日09:12>

この記事で写真をアップした花々はそれら高山植物の中のほんの一部に過ぎません。

<山野草ガイドの説明 2025年9月8日09:13>

参加者の人達は(私を含め)、山野草ガイドHさん(写真の一番左)の説明に熱心に耳を傾けます。

<麦草峠と麦草ヒュッテ 2025年9月8日09:22>

麦草峠は、秋らしく黄金色になった沢山の麦草に覆われています。

<イワノガリヤス(別名、麦草) 2025年9月8日09:33>

麦草峠にたくさん自生しているイワノガリヤス岩野刈安)はイネ科の多年草ですが、長野県の地元では「麦草」と呼ばれています。このため、ここが麦草峠と呼ばれるそうです。

しかし、麦草峠の麦草は増え過ぎた鹿たちによって食べられて、昔に比べると減ってきているそうです。
この「野草園」は鹿除けのフェンスで囲まれているため、上の写真のように、ここだけはたくさん麦草がまだ残っています。

<アキノキリンソウの花 2025年9月8日09:37>

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)は高さは70〜80cm程度となり、名前の通り、秋に総状の黄色い花を多数つけます。

<アメリカシモツケソウ 2025年9月8日09:41>

アメリカシモツケソウ(アメリカ下野草)はピンクのお洒落な姿で、たくさん自生していました。

<マツムシソウの花と蝶 2025年9月8日10:46>

マツムシソウ(松虫草)は山地の草原に生育する、日本の固有種だとのこと。

<麦草峠の標識と四阿 2025年9月8日10:56>

麦草峠からは南東に歩けば30分ほどで白駒池に到達し、北に歩いて行けば、五辻、縞枯山、坪庭に達します。
左奥に見えるのは四阿(あずまや)。

<エゾリンドウの花 2025年9月8日11:24>

エゾリンドウ蝦夷竜胆)は日本原産で山地の湿地帯に生えるそう。

<麦草峠から見る茶臼山と縞枯山@四阿 2025年9月8日11:01>

一通り散策した後、麦草峠の少し上側にある四阿(あずまや)でみんなで一服しました。そして、麦草峠公共駐車場に戻り、解散となりました。

<八ヶ岳連峰と南アルプス@日向木庭展望台 2025年9月8日11:49>

私は帰りに、麦草峠からちょっと下った、標高1,950mの所にある日向木庭(ひなたこば)展望台に寄りました。この展望台からは八ヶ岳連峰、南アルプス、中央アルプス、北アルプスまでパノラマで眺められます。
ここで眺望を楽しんで、帰宅しました。

私は長年、蓼科高原で暮らしている割には木々や草花の名前には疎いです。あまり草花の名前には関心がなかったからでしょう。

しかし、今日の山野草ガイドのHさんは感心するくらい草花やその周辺知識に詳しいです。Hさんのお話を聞いていると飽きずに、興味が湧き、楽しい半日の『秋の花観察会』となりました。

これから我が家の周辺の高原を散歩する時でも、もうちょっと草花に関心を持って
歩けそうです。

2025年9月4日木曜日

トリカブトの季節


全国的な異常な猛暑は9月に入ってもいまだ収まらない様ですが、蓼科高原でも平年よりも高い夏のような気温はまだ続いています。

それでも標高約1,600mのこの高原では朝、夕には時折、秋らしい空気が流れるようになってきました。

<散歩道に咲くトリカブト 2025年9月3日10:36>

今、山荘の周辺を散歩すると、あちこちにトリカブトが紫色の美しい花を咲かせています。

<林の中に咲くトリカブト 2025年9月3日10:42>

トリカブトは特に根には致死性の高い猛毒を持ち、更に花や葉、花粉にまで毒があるので注意が必要な植物です。

<散歩道のトリカブト 2025年9月3日10:49>

蓼科高原の増え過ぎた鹿たちは高原に自生する大概の草木を食べてしまいますが、さすがに猛毒のあるトリカブトだけは食べません。

<散歩道のトリカブト 2025年9月3日10:51>

この辺りの高原にはレンゲツツジも自生しており、数年前までは6月頃には朱色のきれいな花をたくさん咲かせていました。レンゲツツジも有毒成分を持ち、従来は鹿たちはレンゲツツジを食べるのは避けていたのです。
しかし、ここ数年、鹿の数が増え過ぎて、高原で食べる植物が足りなくなり、鹿たちはレンゲツツジの若木まで食べるようになってしまいました。
そのため、我が家の庭に自生していたレンゲツツジもここ1~2年で大方が食べられて、消えてしまいました。

この辺りの高原で咲き誇るのは、猛毒で、怪しげな美しさを持つトリカブトばかりになってしまいました。

<近所の空地と、向こうの蓼科山 2025年9月3日10:54>

ところで、散歩道や周辺の空地の草木は、9月に入ると流石に黄色っぽくなり、秋色になってきました。