昨日、5日(金)は長野市芸術館リサイタルホールで開催された「アウシアス・パレホ ギターリサイタル」を聴きに行きました。
<女の神展望台から見る八ヶ岳連峰 2025年12月5日16:03>
蓼科高原から車で大門街道に向かう途中、ビーナスライン沿い、標高1700mにある女の神展望台に車をちょっと停めました。この時の気温は氷点下7度。
落葉した蓼科高原の向こうに雪化粧した八ヶ岳連峰の山々が広がります。
雪がない時なら2時間ちょっとで行く所ですが、蓼科高原から積雪の峠を越え、氷点下の、凍り付くような気候の中の運転で、長野市の会場までは2時間半ほどかかりました。
パレホは2023年の第41回スペインギター音楽コンクールで、また、2024年の第67回東京国際ギターコンクールで優勝しています。それらを含め、現在19歳にして世界各地の39のコンクールで一位を獲得しているとのこと。
<パレホ ギターリサイタル・チラシより 2025年12月5日>
彼の演奏は安定した、正確な技術。チラシのプロフィールに「・・・成熟した表現力を併せ持つ」と記載されていますが、正にその通りで、19歳とは思えない熟した表現力です。
彼のような才能豊かな若いギタリストたちの中から、20年後、30年後に「世界の巨匠」と言われるような人が出てくるのでしょう。
<パレホ ギターリサイタル・プログラム 2025年12月5日>
リサイタルを聴いた後、真っ暗な、凍り付いた積雪のヤマを越えて山荘に帰った時には夜中12時近くなっていました。
しかし、聴きに行って良かった、価値は十分にあったと思うコンサートでした。




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