2007年10月4日木曜日

コンサート「ギタリストたちの饗宴2007」


9月30日(日)にアミューたちかわ(立川市市民会館;http://www.m-net.ne.jp/~amyu/))で行われたコンサート「ギタリストたちの饗宴2007」を聴きに行きました。
このコンサートは荘村清志、福田進一、鈴木大介、大萩康司という日本を代表するクラシックギタリスト4人に加え、スペインの女流ギタリスト、マリア・エステル・グスマンが参加し、またゲストとして若手ジャズギタリスト、小沼ようすけが出演し、合計6人の豪華メンバーにより演奏が行われました。
ソロあり、二重奏、三重奏、全員合奏あり、とまるで学芸会のようなスタイルで、延々と4時間近くもコンサートが行われました。しかし、演奏者は全員実力者であり、聴きごたえがあり、飽きることはありませんでした。1回の料金で、2回のコンサートが聴けたようで、得した感じでした。
ソロについては一人一曲ずつ、次の曲を弾きました。皆さすがにうまく弾き、楽しめました。中でも、私には大萩康司の演奏が良かったです。近い内に大萩康司のCDを入手して、じっくり聴いてみたいと思います。荘村清志のみソロの時に楽譜を見ながら弾きました。荘村清志は「来月に還暦を迎える」と言っていましたから、私と同じ昭和22年生まれです。歳のせいで暗譜するのがしんどくなってきているのかな、などと考えてしまいました。この歳になると、自分が学生の頃と比べて、新しい曲を暗譜するためには3倍から5倍くらい練習しないと暗譜できないように思います。
  荘村清志・・・チマローザ作曲  「二つのソナタ」
  福田進一・・・ブローウェル作曲 「舞台礼讃」
  鈴木大介・・・マラツ作曲     「セレナータ・エスパニョーラ」
  大萩康司・・・トゥチーナ作曲   「セビリア幻想曲」
会場を見渡すと、隅から隅まで空がなく、超満員で、立川周辺にもギター愛好者がずいぶん大勢いるのだな、と思いました。

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